DAIGO☆STARDUST
『The space toy』に
あふれるロック愛!
DAI語的に言えば
“DYH=DAIGO、やっぱり半端ない”

『The space toy』('03)/DAIGO☆STARDUST
マルチに活躍する稀代のアーティスト
続いては、そのルックスである。見た目のことを指摘すると、ルッキズムだなんだと言われる昨今ではあるが、178センチのスラッとした長身。そのフェイスはキリっと決めれば映えるし、そうじゃない時は柔和な印象で笑顔も爽やかだ。これは明らかにアドバンテージであろう。若手アイドルほどにはコケティッシュではないかもしれないけれど、現在、40代半ばの彼の齢を思えば、十分すぎるほどに好感の持てる見た目だと思う。“理想のパパ”ランキングで上位に選ばれるのもよく分かる。これも一物である。
本業の芸能、エンタメの分野でもDAIGOは幾らか物を持っている。弁が立つし、キャラクターも立っている。よって、テレビタレントとして重宝され続けている。とりわけMCで起用されることも多く、目立つところで言うと、『みんなのKEIBA』、『ZIP!』、『DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜』辺り。それぞれ“関東競馬中継の顔”、“木曜朝の顔”、“新しい料理番組の顔”といった具合にそれぞれに“顔”と なっているのは、その才能の成せる業であろう。レギュラー番組はこれだけに留まらないし、ドラマや映画、舞台への出演もある。『DAIGOも台所』以外の冠番組も少なくない。テレビCMへの出演も多いことも言うまでもなかろう。ここ15年間のテレビタレントとしての存在感は圧倒的と言っていい。これも一物。いや、二物、三物とカウントしていいかもしれない。
そして、音楽活動である。タレントとしてのDAIGOがあまりにも目立つため、知らない人がいるかもしれないので、念のために記すと、もともと彼は音楽畑から出てきた。タレントがのちに音楽活動を始めたのではなく、インディーズで活躍していたバンドのヴォーカリストが、そのバンド解散後、ソロに転向。そして、メジャーデビュー。その後、バンド、BREAKERZの結成に至っている。タレントとしての知名度を上げたのはその頃。そこから再度ソロ活動も展開という流れだ。BREAKERZは1stシングル「SUMMER PARTY/LAST EMOTION」(2008年)からチャートトップ10入り。アルバムでは5th『GO』(2011年)が4位にランクインした。DAIGO名義のソロ作品では、1stシングル「いつも抱きしめて/無限∞REBIRTH」(2013年)が8位、1stアルバム『DAIGOLD』(2014年)が6位を記録しており、申し分のない成功を収めていると言っていいだろう。その上で別ユニットにも参加している他、他者への楽曲提供も行っている。この音楽活動においても彼は一物も二物も授かっていると言える。最低でも全部で六物くらいとなろう。
しかも…だ。DAIGOは、[『女性が選ぶ「なりたい顔」ランキング』で、2010年、2013年、2014年、2015年、2019年、2020年と6度に渡り首位を獲得している]女優さんを伴侶に迎え、お子さんをもうけている。もはや、天に愛されている男と言っても過言ではなかろう。(マジなところ、婚姻は生まれつき決まっているものではないので、天が与えた一物でも何でもないけどね)。([]はWikipediaからの引用)