KIRITO、
アコースティックシリーズ第6弾の
オフィシャルレポートが到着
KIRITOが2022年より継続的に実施しているアコースティックシリーズの第6弾公演『KIRITO Acoustic live 24’「Phantom VI - Prayer of the Deep -」』が3月24日、日本橋三井ホールにて開催された。
サポートを務めるJOHNとの二人編成で、アコースティックギターと歌のみというシンプルかつ最小限の音数によって、名義を問わずKIRITOの全キャリアの中から楽曲を披露していくのが「Phantom」と冠した公演のスタイル。今宵のステージは、KIRITO自身の人生や決意が綴られた「Storyteller」で幕を開け、ラストナンバー「Crave to you」(Angelo)に至るまで、全17曲が繰り広げられた。
「Storyteller」に〈決して消えない確かな言葉を綴ろう〉とある通り、温かくも力強い歌声で、胸を打つ数々のメッセージを楽曲に乗せて届けてくれたKIRITO。本編終盤、「BIRTHDAY」(PIERROT)において最後の一節〈そこにいるだけでいいから〉と歌いながらフロアを指した場面、「CHILD」(PIERROT)で赤のスポットライトがKIRITOを照らし出す中、〈強く響け僕の歌声よ行き場を無くした君のもと、届くように〉とアカペラで歌いながら、胸を叩き、フロアに手を伸ばした場面は忘れ難い。
また、当夜のサブタイトル「Prayer of the Deep」に沿うように、「Voice of the cradle」(Angelo)、「壊れていくこの世界で」(PIERROT)、「BUTTERFLY」(Angelo)といった、歌詞に〈祈る/祈り〉が含まれる楽曲が随所で供されたことも記しておきたいところ。
「生きてきて、何一つ後悔していません。今まで関わった全てのものを大切に思っているし、これからも大切にしていきます。この先、長い付き合いになると思いますので、色々ビックリすることもあるかもしれませんが、それもKIRITOの生き様なので、末長くよろしくお願いします」と、心の葛藤が表れた初期のソロ曲「EXIT」に続いて、眩い光の中〈予測できない明日を創ろう 帰る場所はいつでもここにある〉と歌う、温かな「I BLESS YOU」が本編を締め括るというドラマティックな展開は印象深いものだった。
さらに、当夜のラストナンバーとなった「Crave to you」を披露する直前、KIRITOはこう告げた。
「やりたいことはたくさんあるので、皆さんにとっても帰って来られる場所が何かしらあるということです。今までも音楽、歌詞で大切なことを伝えてきたし、これからもそう。自分の目で見て、耳で聴いて、自分の頭で考えてKIRITOの真意を解釈してください。きっとそれが正しいことだと思うので」
〈いつだって唄っているから この場所で〉とKIRITOの歌声が響き渡り、この夜は幸福感に満ちた終幕となったが、約1ヵ月となる4月29日には全10公演にわたる全国ツアー『KIRITO Tour 2024「ALTERNATIVE SPECIES」』が開幕する。さらに、アコースティックシリーズの第7弾公演『KIRITO Acoustic live 24’「Phantom VII - THE TIMELESS VISIONS -」』が7月20、21日KANDA SQUARE HALLにて行われることも新たに決定した。ぜひ様々なステージからKIRITOの真意を感じ取ってほしい。
text by 金多賀歩美
【セットリスト】
1.Storyteller
2.Beginning
3.螺旋
4.雫
5.hope
6.不条理な闇
7.ホログラム
8.Voice of the cradle
9.CRUELWORLD
10.壊れていくこの世界で
11.BIRTHDAY
12.CHILD
13.EXIT
14.I BLESS YOU
<ENCORE>
1.BUTTERFLY
2.Lotus bloom
3.Crave to you
サポートを務めるJOHNとの二人編成で、アコースティックギターと歌のみというシンプルかつ最小限の音数によって、名義を問わずKIRITOの全キャリアの中から楽曲を披露していくのが「Phantom」と冠した公演のスタイル。今宵のステージは、KIRITO自身の人生や決意が綴られた「Storyteller」で幕を開け、ラストナンバー「Crave to you」(Angelo)に至るまで、全17曲が繰り広げられた。
「Storyteller」に〈決して消えない確かな言葉を綴ろう〉とある通り、温かくも力強い歌声で、胸を打つ数々のメッセージを楽曲に乗せて届けてくれたKIRITO。本編終盤、「BIRTHDAY」(PIERROT)において最後の一節〈そこにいるだけでいいから〉と歌いながらフロアを指した場面、「CHILD」(PIERROT)で赤のスポットライトがKIRITOを照らし出す中、〈強く響け僕の歌声よ行き場を無くした君のもと、届くように〉とアカペラで歌いながら、胸を叩き、フロアに手を伸ばした場面は忘れ難い。
また、当夜のサブタイトル「Prayer of the Deep」に沿うように、「Voice of the cradle」(Angelo)、「壊れていくこの世界で」(PIERROT)、「BUTTERFLY」(Angelo)といった、歌詞に〈祈る/祈り〉が含まれる楽曲が随所で供されたことも記しておきたいところ。
「生きてきて、何一つ後悔していません。今まで関わった全てのものを大切に思っているし、これからも大切にしていきます。この先、長い付き合いになると思いますので、色々ビックリすることもあるかもしれませんが、それもKIRITOの生き様なので、末長くよろしくお願いします」と、心の葛藤が表れた初期のソロ曲「EXIT」に続いて、眩い光の中〈予測できない明日を創ろう 帰る場所はいつでもここにある〉と歌う、温かな「I BLESS YOU」が本編を締め括るというドラマティックな展開は印象深いものだった。
さらに、当夜のラストナンバーとなった「Crave to you」を披露する直前、KIRITOはこう告げた。
「やりたいことはたくさんあるので、皆さんにとっても帰って来られる場所が何かしらあるということです。今までも音楽、歌詞で大切なことを伝えてきたし、これからもそう。自分の目で見て、耳で聴いて、自分の頭で考えてKIRITOの真意を解釈してください。きっとそれが正しいことだと思うので」
〈いつだって唄っているから この場所で〉とKIRITOの歌声が響き渡り、この夜は幸福感に満ちた終幕となったが、約1ヵ月となる4月29日には全10公演にわたる全国ツアー『KIRITO Tour 2024「ALTERNATIVE SPECIES」』が開幕する。さらに、アコースティックシリーズの第7弾公演『KIRITO Acoustic live 24’「Phantom VII - THE TIMELESS VISIONS -」』が7月20、21日KANDA SQUARE HALLにて行われることも新たに決定した。ぜひ様々なステージからKIRITOの真意を感じ取ってほしい。
text by 金多賀歩美
【セットリスト】
1.Storyteller
2.Beginning
3.螺旋
4.雫
5.hope
6.不条理な闇
7.ホログラム
8.Voice of the cradle
9.CRUELWORLD
10.壊れていくこの世界で
11.BIRTHDAY
12.CHILD
13.EXIT
14.I BLESS YOU
<ENCORE>
1.BUTTERFLY
2.Lotus bloom
3.Crave to you
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