L→R 矢沢もとはる(Ba)、須賀京介(Vo&Gu&Key)、宮城紘大(Dr)、JOHN(Gu)

L→R 矢沢もとはる(Ba)、須賀京介(Vo&Gu&Key)、宮城紘大(Dr)、JOHN(Gu)

【Am Amp インタビュー】
“いくつになっても夢を見れるんだ”
と思いながら必死にやっている

初ワンマンライヴの
1曲目にしようと思って作った曲

そんな4人が2nd EP『where (Am) we?』を発表されましたが、今の心境はいかがですか?

須賀
まずはかたちにできて安心しました。それと、僕はいい意味で人を驚かせるのが好きなんですね。ファンの方にもそうなんですけど、まずはメンバーを驚かせないといけないと思っていて。結果的にアレンジも含めて、まんまとメンバーが驚いてくれる曲ができました(笑)。だから、メンバーの反応で手応えを感じることができましたね。僕は人を驚かせ続ければ、その人の心に残り続けられると思うので、そこを大事にしているんです。「トロイメライ」は聴いてくださった方が自由に受け取ってもらえたらとは思いますけど、僕がメンバー3人へ向けたラブソングなんです。旅立ちや夢をテーマに書きました。
JOHN
「トロイメライ」を最初に聴いた時は、切ないけど前向きな曲だと思っていたら、京ちゃんから僕ら3人に対するメッセージなんだという話を聞いて、泣きそうになったんですよね。
須賀
JOHNはよく泣いているもんね(笑)。
JOHN
一番泣き虫なんですよ(笑)。
須賀
僕も無茶振りしちゃうんですよね。ギターのアレンジなどもよくついてきてくれましたよ。
JOHN
本当にやりがいがあるから、追い込まれても“やってやるぞ!”という気持ちが湧いてくるんですよね。
宮城
僕も制作からずっとワクワクしていましたね。京ちゃんの家で楽曲が作られている段階から見ていたから、“これからどんな曲が生まれていくんだろう?”というワクワク感と可能性を感じたし、どの曲もみなさんが喜んでくれる姿が想像できたし、何より僕自身が京ちゃんの楽曲のファンなんで。そういう意味でも、この3曲は自信を持って楽しんでいただけるものになったと思います。

冒頭からギターがかき鳴らされる「トロイメライ」はライヴ映えがしそうですよね。

須賀
初ワンマンライヴの1曲目にしようと思って作った曲なんです。だから、今回のEPも1曲目にさせていただきました。

個々の音が際立ち色香が漂う「罪綴り」が本作のリード曲になったのは?

須賀
このEPの中だと一番毒があると思ったのでリード曲にしました。アラサーがバンドで夢を追いかけることって綺麗事では済まないし、リスクもあるから、罪な部分もあると思うんです。一見、男女のドロドロとした歌にとらえられがちだと思うんですけど、僕らは夢を追いかけることを罪ととらえて、ファンのみなさんとのある種の罪深い関係にあるんだということが裏テーマにあります。だからこそ、“その罪を綴っていこう”という想いもあって、懺悔にも近いかたちで作りました。

曲の展開も多彩な「psycho」はメンバーのみなさんも驚かれたとうかがいました。

須賀
「psycho」は衝動で作りましたね。この曲は失恋ソングなんですよ。いろいろ想いを巡らせていたら、自分のプライベートがどうでもよくなって。かつての大失恋のこともどうでもよくなっちゃうんだろうなぁ…ということに対して切なくなったことをきっかけにこの曲を書きました(苦笑)。8年くらい引きずった失恋があったので、実体験に基づく等身大の失恋ソングになっています。

OKMusic編集部

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