【Am Amp インタビュー】
“いくつになっても夢を見れるんだ”
と思いながら必死にやっている
みなさんを驚かせられるようなことに
挑戦していきたい
仲間へのラブソングであるとともに決意表明にも感じられる「トロイメライ」、バンドを始めて続けていくことの覚悟も秘めた「罪綴り」、そして自分に刻まれた忘れたくない気持ちをかたちにした「psycho」と、まさに新体制の2nd EPに相応しい濃密な3曲に仕上がりましたね。今後、曲作りに対しての展望は？
須賀
楽曲の幅を意識して編曲をしていても、結局は自分らしさであふれちゃうことが分かったんです。だからこそ、そういう部分を武器にして毎回真反対のことにチャレンジをしていきたいですね。聴いてくださる方に“マジか!? ”って思われるような曲を作り続けていければと思っています。
矢沢
彼の作る曲って毎回曲調も全部違うんですけど、一貫しているのはメロディーラインが良いこと。昔から作った曲を聴かせてもらうことが何度もあったんですけど、すごく聴きやすいんです。だから、ライヴ向けにもっと激しい曲が増えていくことになっても、僕は安心しているし、むしろどんどん冒険してほしいと思っています。
須賀さんが人間性を重視して選ばれた3人とともに始動したAm Ampですが、メンバーのみなさんも須賀さんが作る楽曲を楽しみにしている、その関係性が素敵ですね。改めてこの4人でのライヴも楽しみです。
宮城
ライヴ…どうなるんでしょうね？（笑） 僕は本当にこうした音楽活動が初めてなので、日々勉強中です。28歳にして新しい業界を知ることができているのはすごく新鮮で、今は楽しい気持ちが勝ってますね。ただ、しっかりと恐怖もあるので、そこは練習するしかない。ドラムの練習としてクリック音を子守唄にしていたんですけど、朝起きたら寝た気がしなくて、それはやめようと思います（笑）。
須賀
（笑）。宮城くんは本当にプロですよ。努力を怠らないし、伸び率も高いし、本番に強いから驚かされます。それと、彼のドラムに対する反応を見ていると、僕もバンドを始めた時の気持ちを思い出すというか。バンドマンとして若返らせてもらえている気がします。
JOHN
ライヴは楽曲がどんなアレンジになるのかというところをどれだけ楽しめるかが、エクスタシーポイントだと思うんですよ。楽器上でのコミュニケーションを楽しみながら、かつ破壊的なライヴができたら最高です。そういう危険を払って、ワクワクドキドキさせられるライヴがしたいですね。
宮城
楽しむためには土台と実践の経験値が絶対必要になってくるので、僕は土台作りを頑張っていきたいですね。
矢沢
僕は今までやってきたビジュアル系のライヴとはジャンルが違うところが楽しみ。それと、Am Ampの前にやっていたバンドでの最後のポジションがギターだったので、ベースでライヴをするのは約5年半振りなんです。だから、そこも楽しみたいですね。
須賀
僕はThe Beatlesが好きなんですけど、好きな理由のひとつがメンバー全員が主人公であるところで。ドラムが後ろにいようと、ベースが淡々としていようと、全員が主人公というかたちが好きなんですよ。だから、ライヴでもバンド活動でもこの個性豊かなメンバーで、みなさんを驚かせられるようなことに挑戦していきたいと思います！
取材：齊藤 恵
「罪綴り」MV
関連ニュース
