ぽらぽら。

ぽらぽら。

【ぽらぽら。 インタビュー】
心地良い音を追求した
自然体のエレポップ

“ふわふわ+ピコピコ”サウンドをコンセプトとしたセルフプロデュースプロジェクト、ぽらぽら。が約4年4カ月振りのオリジナルアルバム『ONE-O-ONE』をリリースした。ジャケットの装丁まで手がける彼女の音楽制作における美学に迫る!

歌詞も曲も
思いつくままに作っている

現在の音楽性であるエレクトロやテクノポップに行き着いたのは、ぽらぽら。としての活動が始まってからだそうですね。

思い返してみるとピコピコした音が入ったポップスを好きになることが多かったんです。あまりジャンルのことを分からないままポップスを作っていて、その過程でたまたまエレクトロ系のイベントに参加し、そこからエレクトロに詳しい仲間が増えていったので、エレクトロやテクノポップというジャンルを知ったのはその出会いがあったからなんです。周りの仲間からの影響を受けながら今のスタイルになりました。

楽曲はどのようにできるんですか?

歌詞も曲も思いつくままに作っています。普段から頭の中が映画に出てくるような異世界のことでいっぱいだったり…あとは、“人間とは?”や“生きるとは?”について考えることが多くて。自分のそういうところが自然と楽曲に出ているんだと思います。

2021年10月には、かわさき宙と緑の科学館のプラネタリウムでライヴされていましたが、何かきっかけがあったのでしょうか?

知り合いのアーティストさんが今年の3月にプラネタリウムで開催したライヴを観に行って、“私もプラネタリウムでライヴがしたい!”と思って即行動しました(笑)。ライヴハウスでライヴをやるのとは全然勝手が違うので、新鮮な気持ちで準備に取りかかりましたね。真っ暗な空間に映像と星空を映し出し、音と映像と星空の融合という演出だったので、私も歌に集中することができました。お客さんの反応も今までで一番というくらい良くて(笑)。楽しかったです。

プラネタリウムでのライヴも、11月頭に開催された月見ル君想フでのワンマンライヴも、以前からSNSなどでやりたいと表明なさっていたので、理想を実現させる行動力をお持ちなのだなと。

最初のうちはのんびり活動をしていたので、自分でイベントを企画するようになったのはここ数年なんです。でも、それまでと違う界隈で仲良くなったアーティストさんの主催ライヴに呼んでいただいて、そのライヴの時に衝撃を受けたんですよね。“私もこういうイベントをやってみたい!”“自分から動かないと何も進まないな”と一念発起したんです。それがプラネタリウムや月見ル君想フでのワンマンライヴの開催につながっていると思います。

音楽活動を開始して、そこで仲良くなった方から受けた影響に突き動かされた結果、今のぽらぽら。さんがあるんですね。

確かに。身の回りの人からヒントをもらうことは多い気がします。
ぽらぽら。
アルバム『ONE-O-ONE』

OKMusic編集部

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