L→R 内田直孝(Vo&Gu)、須藤憲太郎(Ba)、磯村貴宏(Dr)、岸 明平(Gu)

L→R 内田直孝(Vo&Gu)、須藤憲太郎(Ba)、磯村貴宏(Dr)、岸 明平(Gu)

【Rhythmic Toy World】自分たちらし
さを2曲で表現

1年に渡って展開してきたミニアルバム三部作を今年5月の『XNADIZM』で完結させた、Rhythmic Toy Worldがリリースする初のシングルは両A面! 新章のスタート、自分たちらしさを表現したという「いろはにほへと/Me:Light」について、内田直孝(Vo&Gu)に訊いた。
取材:高良美咲

今年5月にリリースしたミニアルバム『XNADIZM』(クシナディズム)ですが、ツアーを行なってみて反響はいかがでしたか?

“自分たちらしさ”と“挑戦”を込めた一枚だったので、予想通り反響はさまざまでした。結果として、今までRhythmic Toy Worldを聴いたことのなかった人たちへのアプローチが成功して、ツアーファイナルは過去最高の動員、2ndミニアルバムのツアーの時に成し遂げられなかったソールドアウトにつながったのだと思います。

『XNADIZM』によって、1年に渡ったミニアルバム三部作がついに完結したわけですが、三部作を改めて振り返って、どのような作品になったと思いますか?

“三部作”という文字通り、3枚21曲で完成した作品だと感じています。誰かが欲するものを作り、1曲たりとも同じキャラクターは存在しない。21通りのストーリーにリスナーを掛け合わせて、無限の可能性をメイキングできた三部作だと自負しています。

そして、1月7日にリリースとなる「いろはにほへと/Me:Light」はバンドにとって初めてのシングル、さらに両A面ということで、どのような一枚にしようと思っていましたか?

“新章のスタート”という気持ちがものすごく強かったです。だけど、新しさよりも“自分たちらしさを2曲で表現しよう”というコンセプトのもとに曲を書いていきました。手に入れてきた武器をさらに研ぎ澄ませた状態で世の中に放ちたかったんです。いつだってスタートラインですから。

「いろはにほへと」は、誰もが知っているタイトルのフレーズがリズミカルに歌われるのが斬新で面白かったです。

誰もが親しみやすく口ずさみやすいフレーズをずっと考えていて、スタジオに向かう電車に揺られていたらメロディーと歌詞が降ってきました。歌詞の一部にもあるように阿波踊り的な、みんなが笑って踊れる曲を目指しました。

「Me:Light」はRhythmic Toy Worldらしく寄り添って背中を押してくれる楽曲ですね。

過去にも何曲か背中を押すことをイメージして作った曲があったので、それに書き切れなかった想いはもちろん、今までとはひと味違う視点から書くということを意識しました。

収録された2曲とも、ライヴで一緒に歌っている光景が想像できますね。

本当にその通りだと思います。予想していたよりもいいものができました。自由に聴いてもらいたいですね。曲順通りに聴く必要もないですし、どんな時にどちらを聴いてもRhythmic Toy Worldを感じてもらえるはずですから。

12月6日には今作の先行試聴会を行ないましたが、どのような手応えがありましたか?

過去最高の盛り上がりで、Rhythmic Toy Worldの音楽への信頼が強くなっているんだなと感じました。

そんな今作のリリース後は『ビビで、バビで、ブーなワンマンツアー』を行ないますが、どのようなライヴにしたいですか?

個人的には、全カ所ソールドアウトを狙いたいです。
「いろはにほへと / Me:Light」
    • 「いろはにほへと / Me:Light」
    • STR-1035
    • 2015.01.07
    • 1728円
Rhythmic Toy World プロフィール

リズミックトイワールド:2009年に結成。10年に現在のメンバーが揃い本格的に活動を開始。13年4月に1stミニアルバム『軌道上に不備は無し』を発表すると、そこから怒涛のリリースを続ける。16年にはインディーズながらも森永製菓『DARS』の CM 楽曲に抜擢され大きな反響を巻き起こし、18年にはTV 東京系アニメ『弱虫ペダルGLORY LINE』のオープニングテーマを担当するなど、インディーズバンドとしては類を見ない活動を展開。そして、4月に4thアルバム『SHOT』でメジャーデビューを果たす。Rhythmic Toy World オフィシャルHP

OKMusic編集部

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