L→R ユウタ(Vo&Gu)、ミツヒロ(Vo&Ba)、キム(Dr&Cho)

L→R ユウタ(Vo&Gu)、ミツヒロ(Vo&Ba)、キム(Dr&Cho)

【EVERLONG】一度好きになってもらえ
たら夢中にさせる自信がある!

ストレートなメッセージをより遠くまで轟かせるような力を持ったキャッチーなメロディー、そして心を高揚させる疾走感のあるサウンド。ジャンルにとらわれず、自らの道を切り開き続ける名古屋のEVERLONGが2ndミニアルバム『willco』をリリース!
取材:高良美咲

初登場のため、まずはバンドについて改めて教えてもらえますか?

ミツヒロ
“とにかくバンドやろう”みたいな感じで始まりました。結成してから少しずつ、EVERLONGっていう音楽を確立していきましたね。
ユウタ
もともとは大学の軽音部でMONGOL800のコピーバンドとして結成したんです。それから先輩の紹介で名古屋のライヴハウスに出演するようになり、現在所属するTRUST RECORDSから声をかけていただき、CDをリリースしました。そこから名古屋のメロディックパンクというシーンで先輩の背中を追いかけてここまでやってきました。

活動を続ける中でどういった変化がありましたか?

ミツヒロ
ジャンルに縛られないバンドを目指すようになりました。
ユウタ
先輩の見よう見まねで始めたバンドだったんですが、楽曲制作を重ねる間に自分たちの鳴らしたい音楽というものに向き合い始め、徐々にギターロックやJ-POP、青春パンクのようなエッセンスが、故意的にというよりは自然に楽曲に取り入れられるようになりました。
キム
一番の変化は日本詞にしてからですかね。最初はライヴハウスに誘ってくれたその先輩の影響でメロコアから始まったんですが、もともとメロコアをがっつり通ってなかったんで2ビートの練習から始めて。“英詞で勢いある感じ”ってイメージで曲を作ってました。でも、3人のアンダーグラウンドは日本語の曲だし、日本語のほうが伝わりやすいと思って日本詞で作り始めたんです。そこからは“好きなことを全部詰め込もうぜ”ってなりました!

EVERLONGの楽曲はメロディーのキャッチーさと疾走感が特徴ですよね。

ミツヒロ
メロディーはとにかく耳に残るものにしたくて、制作中も自分で忘れてしまうメロは全てボツにしました。
ユウタ
キャッチーにしよう!と思って作ることはあまりないですが、ギターのリフを考える時は、一度聴いたら口ずさめるリフを作りたいなと思ってます。
キム
メロディーや歌詞を大切にしてます。伝わりやすい、覚えやすい、とか。でも、ふたりがいい感じのリフや歌詞を考えてきてくれるので、僕はそれを邪魔しないようにしなきゃと思って作ってます!

1月にシングル「シグナルE.P」をリリースし、TSUTAYA O-Crestにてツアーファイナルであり、初のワンマンライヴを行ないましたが、どのような手応えを感じましたか?

ミツヒロ
自分たちらしい曲にEVERLONGの強みを再確認できて、EVERLONGとしてまたひとつ前進できる作品になりました。
ユウタ
「シグナルE.P」の4曲は、それまでの作品よりもさらにジャンルやそういう壁を飛び越えた3人の音楽を作ろうと思っていて。それがかなり自然にというか、瞬発的にマッチして出来上がったので、文句なしに3人とも自信作と言える作品だと思います。その分、今作に対するプレッシャーがすごくありましたけど。ワンマンライヴはソールドアウトできると思ってなかったので、これだけ自分たちの音楽を聴きたいと思っている人がいるという事実に驚きました。嬉しくて、なおかつお尻を叩かれた気分でしたね。
キム
東京は毎月来てましたが、取り置きが10人以下で毎回悔しい思いをしてました。アルバム『コインランドリーには』(2015年4月)をリリースしてからお客さんが増えてきて、今回も不安いっぱいでしたが、無事にソールドできてひと安心って感じです。

そんな前作を踏まえて今回のミニアルバム『willco』はどのような作品にしようと考えたのでしょうか?

ユウタ
まず、前作の「シグナルE.P」を超えたいというのは前提としてありました。あとは、今までEVERLONGになかった新しいことをやりたくて。それは少なからず今までの作品にも共通しているんですが、常に新しいことができるというのがEVERLONGの最大の武器で、“らしさ”だと僕は思っています。

今作に向けて書き下ろした楽曲はありますか?

ミツヒロ
「story」と「前進交響曲」です。前に進む不安をぶっ飛ばして自分らしく生きていきたい…そんな曲を書こうと思ってました。

1曲目を飾る「story」はキャッチーなメロディーとキラキラしたシンセに乗せて、《やめられない 逃げたくない 負けたくない》とひたむきなメッセージを歌っていますね。

ミツヒロ
迷っても、失敗しても、自分の未来に期待して人生を生きたいという思いを込めています。
ユウタ
もともとシンセを入れた曲を1曲作ろうということになっていたんですが、完全に挑戦だったので、どう作っていいかまったく分からなくて(笑)。それで、もう難しいことを考えるのはやめようと思って、ど直球ストレートなEVERLONGの楽曲にシンセをねじ込んで、そこからアレンジをし直していきました。

「前進交響曲」もストレートな言葉で前へ進む意志を示していますが、これは今のEVERLONGのモードや、抱いている想いを感じました。

ユウタ
まさにその通りで、“前に進むしかない”っていうバンドの意志が表れてると思います。3人とも考えるのが苦手なので(笑)。
ミツヒロ
本当にストレートに言葉を書いたので、何も隠さない真っ直ぐな曲になったと思います。

他にもライヴの光景が想像できる「SPICE」から哀愁漂う「日々」まで、多彩な全7曲が収録されていますが、出来上がってみてどのような一枚になったと思いますか?

キム
いろいろやりたいことを詰め込んで、面白くて飽きのこない一枚になりました。聴いてる人を置いていくくらいにいろんなことをやりたいと思っていて、3人で作っていくうちにそれがいいかたちにまとまったので良かったです。僕らの楽曲がみなさんの生活に溶け込んでくれたら嬉しいです!
ユウタ
今までになかった新しいEVERLONG、なおかつ今までで一番EVERLONGらしい作品になりましたね。とにかくまずは全曲頭から聴いて、どんどん色が変わってくのを楽しんでほしいです。正直、分かりやすいバンドではないと思います。メロコアでも、ギターロックでも、青春パンクでもない。ただ、CDとライヴでは楽曲の印象が全然違うと思うので、一度ライヴを観てほしいです。一度好きになったら、夢中にさせる自信があります!
ミツヒロ
本当にいいものになったと思っているので、今までEVERLONGを知らなかったたくさんの人に聴いてもらいたいです。歌詞カードと一緒に聴いてもらえると、また新しい良さを感じられると思います。

作り終えてみて、改めて感じたことは?

ミツヒロ
挑戦をしていくことの大切さです。
ユウタ
まだまだEVERLONGは進化できるってことですかね。これで完成形ではないので、もっともっと面白いことやりたいです。
キム
もっともっといろんな曲やニュアンスを取り入れていけるって実感しました。固執せずに自分たちのやりたいことをもっともっと表現しようと感じました。

リリース後は全国ツアー『EVERLONG “willco” Release Tour “キミ!キミ!キミ!史上最大の進撃作戦”』を開催しますが、どのようなライヴが期待できそうですか?

キム
過去最高のツアーになる予感しかしません!
ミツヒロ
来てくれるみんなと一緒に、とにかく楽しいライヴを作ります! ライヴの楽しみ方はライヴで伝えていくので、まずはライヴに遊びに来てみてください。絶対いい1日にします。
ユウタ
今回はシンセが入ったりして、ライヴのやり方もかなり変化していくと思うので、今までよりもっと広い世代、ジャンル…いろんな人たちに体感してほしいです。あとは、今回のツアーは同レーベルのENTH、All Found Bright Lightsと合同で回るので、世代の近い3バンドの凌ぎ合いも楽しみですね(笑)。この先いろんな変化をしながら、もっと面白い音楽を作っていきますので、どうか応援よろしくお願いします。好きでいてくれたら、絶対に応えてみせます。
『willco』
    • 『willco』
    • LDTR-1001
    • 2016.10.19
    • 1836円
EVERLONG プロフィール

エバーロング:名古屋の3人組バンド。2014年1月にリリースした1stフルアルバム『プラントワーム』が高評価を得てその名を全国に広げ、愛知県最大級の無料野外フェス『FREEDOM NAGOYA』にも出演。16年1月に自身初のワンマンライヴをTSUTAYA O-Crestで開催。見事ソールドアウトを果たす。EVERLONG オフィシャルHP

OKMusic編集部

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