2015年、幸せをゲットしたミュージシ
ャンたちのラブソング
2015年の芸能界は結婚ラッシュみたいですが、その流れでミュージシャンにもハッピーなお知らせがなんだか多いなぁと感じています。というわけで、今回は最近めでたいご報告があったあの方この方が歌うラブソングをピックアップ。詞や曲調も幸せムードに寄ったものを選んでみたので、お裾分けしてもらうような気分で聴いてみてくださいませ~!
1.「Heart」('98)/福山雅治
まずはトップバッターを飾るに相応しい、話題性十分のこの方です。9月末に女優の吹石一恵との電撃婚を発表! 福山ロスに陥ってしまったファンは、そろそろ立ち直られましたか? ま、それはさておき。ここで紹介するのは「家族になろうよ」だとなんかモロすぎるので、軽やかなアコギの響きで始まる「Heart」にしてみました。自身が主演したドラマの主題歌で、そのタイトルは『めぐり逢い』だし、《ずっと探してた 君を探してた》っていう歌詞も彼の結婚にはしっくりきますよね。
2.「So Wonderful」('98)/BONNIE P
INK
続いては、デビュー20周年記念のスペシャルライヴで、今年4月に結婚していたことを発表した
BONNIE PINK。お相手は音楽関係の一般の方だそうで、思わぬサプライズ報告を会場のファンは温かく祝福しました。その公演で1曲目を飾ったのが「So Wonderful」。トーレ・ヨハンソンの門下生チーム、バーニング・チキンのプロデュースによる軽快なサウンドに乗せて、彼女が《あなたってとても素晴らしいわ》と清々しいヴォーカルを聴かせるナンバーとなっています。日々の暮らしにも活力をくれるはず!
3.「LOVE LOVE SHOW」('98)/THE YE
LLOW MONKEY
タレントの真鍋かをりが吉井和哉と結婚し、すでに妊娠しているという6月のニュースも驚きでした。そして、10月には無事出産されたそうで、なんだかもう時の流れが早すぎてめまいが。ソロのラブソングはディープなものが多いので、ここではイエモンの曲で現在もライヴで時々披露する「LOVE LOVE SHOW」をセレクト。やっぱり、この軽さとポップさとエロさが噛み合った吉井節が最高ですよね。今日も明日もお元気で、ますます頑張っちゃってください!
4.「jump」('98)/Every Little Thi
ng
Every Little Thingの持田香織は、9歳年下のスポーツトレーナーと結婚。こちらもデビュー20周年のタイミングで、8月のアニバーサリーイヤー初日に発表となりました。やっぱり節目の年というのは、プライベート面での気持ちもまとまりやすかったりするのでしょうか。さて、バラードに定評のあるELTですが、「jump」はバンドサウンド主体のアップナンバー。彼女が初めて作曲を手がけたシングル曲として転機になった意味でも、改めてスポットを当てたいと思いました。《新しい愛の歌を今 聴かせてよ》で始まる爽快なラブソング!
5.「嫁とロック」('06)/グループ魂
ニューアルバム『20名』の発売日である7月15日に入籍を発表したのは、
グループ魂のバイト君(大道具/村杉蝉之介)。お相手は7~8年にわたって交際してきた一般女性だそうで。あ、ここも結成20周年ですね~。バイト君が50歳ってのも何気にすごい。これでめでたくメンバー全員が妻帯者になったということで、この曲以外に選択肢はありえません。歌詞に当時の流行をくすぐったく感じる部分が多少あっても、時々無性に聴きたくなる愛妻家のロケンローナンバー!
著者:田山雄士