桜から新緑へと移り変わるこの季節。悩まされていた寒さも厄介な花粉症もキレイさっぱり終わって、調子が上がってきている人も多いはず! しかしながら、なんとも過ごしやすい快適な陽気なだけに、ついつい今度はウトウトと眠たくなっちゃいますよね。そう、気合を入れて仕事に勉強に取り組まなくちゃならない時にもアイツはやって来る。睡魔ってのは恐ろしいものです。ドライバーのみなさんも気を付けてくださいませ。ということで、今回は“春眠打破してくれる5曲”をお届けします。眠気が飛ぶような、テンポがいい、テンションが上がる、爆音で激しい、アドレナリンが出る、シャキっとする…そんなキーワードから浮かび上がったナンバー。睡魔に負けそうで負けたくない時にどうぞ。

1.「Sleepy Head」/the pillows('99

結成25周年のアニヴァーサリー企画として、初期のナンバーをライヴで披露するなど、レアな試みでファンを楽しませているピロウズ。この曲もどちらかと言えばマイナーなほうかもしれませんが、めちゃくちゃカッコ良いです! イントロから押し寄せる放電しているようなバチバチのベース、トリップ感の強い歌詞にハイなヴォーカル、爆音のギターソロが、あなたの気怠さや眠たい頭を鮮やかにフッ飛ばしてくれるはず。シングル「RUSH」の3曲目に収録。その後にリリースされたカップリング選『Another morning, Another pillows』、アニメ『フリクリ』のサントラ『FLCL Original Sound Track NO.3』でも聴けます。カップリング曲でもハイクオリティーなところに彼らの凄みを感じますね。

2.「BAD SPEED PLAY」/黒夢('97)

復活を果たして今なお精力的な活動を続ける黒夢ですが、90年代後半はさらに狂気の如くライヴに明け暮れていました。これは当時のそんな鬼気迫るテンションが味わえるライヴ音源のひとつ。“頭、飛ばせるか?”という清春の煽りMCが入るのもファンにはお馴染みのナンバーで、テンポの速い激しい曲調、ドラッギーで過激な歌詞がゆるんだ脳を覚醒させること間違いなしです。ライヴ盤『1997.10.31 LIVE AT 新宿LOFT』に収録(オリジナルヴァージョンは5thアルバム『Drug TReatment』)。6月には同公演の映像作品もBlu-ray化されるので、伝説の熱いパフォーマンスに改めて触れてみては?

3.「Wake Up」/Arcade Fire('04)

グラミー賞も受賞し、今や世界を熱狂させる存在となり、2014年のフジロックで待望の来日を果たすカナダのロックバンド、アーケイド・ファイア。そんな彼らの楽曲でもトップクラスの人気を誇るのが「ウェイク・アップ」。タイトルほどシンプルではない独創的な歌詞や世界観が広がる中、全てを超越するような凄まじいエネルギーが押し寄せる神々しいコーラスと壮大なアレンジは、眠気なんて軽く吹き飛ばしてくれることでしょう。イントロと同時に何かが始まる予感がするし、聴き手を突き動かすエモーションに満ちているのもすばらしいです。1stアルバム『フューネラル』に収録。映画『LIFE!』でもいい場面で使われていました。

4.「edge -extended mix-」/Perfume(
'08)

《だんだん 好きになる 気になる 好きになる》のリズムに一度ハマったら、もう抜け出せない! Perfumeのクールで尖った側面をフィーチャーした、その名の通りエッジの効いたナンバーとなっています。ライヴでのダンスパフォーマンスも絶品なこの曲は、バキバキのエレクトロビートで攻めつつ、言葉遊びも抜群に冴えていて、春眠ボケした脳を全方位から刺激するのに打って付け! 曲のバージョンは3種類あって、シングル「love the world」にはオリジナルとextended mix、アルバム『⊿』には⊿-mixが収録されています。個人的にはextended mixが好きですね。ドライブにも合いそう。エンドレスリピートにはご注意を。

5.「ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジ
ョーク」/髭('07)

髭と言えば、意味を求めない自由なロックンロールが魅力のバンドですが、その中でも底抜けにハイテンションで陽気な曲じゃないでしょうか。この曲を起きる時のアラーム音にしたら、間違いなくビックリして飛び起きますね(笑)。とにかく、冒頭から“フフッフー♪”の高音コーラスが元気良すぎ! 持ち前のシュールな歌詞、グランジ感あふれるサウンドとも噛み合って、寝ている場合じゃないと思わせてくれますよ。4thアルバム『Chaos in Apple』に収録。ちなみに、続編となる「ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク2」ものちにリリースされています。

著者:田山雄士

OKMusic編集部

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