ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲

食欲の秋! 肉食男子&女子に贈る、
肉が食べたくなる5曲

海だ、フェスだ、BBQだ!と遊び倒した夏も過ぎて。遊びすぎたツケが回ってきて体はボロボロ、テンションはガタ落ちの秋。秋の訪れにしんみりしたり、夏に燃え尽きて元気の出ない人、肉でも喰いに行きますか!? 焼肉、ステーキ、しゃぶしゃぶ…と、想像するだけで元気が出る魔法の食べ物、それが肉。元気が一番、元気があれば何でもできる! 肉食男子&女子はもちろん、体重を気にして普段は節制してる人も肉喰って、スタミナ付けて元気になろう!! 今回は聴くだけで肉が食べたくなる5曲をセレクトしました。
「ニクタベイコウ!」収録シングル「秋盤」/打首獄門同好会
「肉のうた」収録アルバム『グレイテスト・ヒッツ Vol.2』/Theピーズ
「ミノレバ☆ロック」収録シングル「ロック番狂わせ/ミノレバ☆ロック」/マキシマム ザ ホルモン
「焼肉デート」収録アルバム『洗脳』/大森靖子
「牛ちゃんマンボ」/山崎バニラ

1. 「ニクタベイコウ!」(’17)/打
首獄門同好会

「ニクタベイコウ!」収録シングル「秋盤」/打首獄門同好会

「ニクタベイコウ!」収録シングル「秋盤」/打首獄門同好会

今年は夏フェスにイベントにと引っ張りだこ! 来年3月には初の日本武道館ワンマンも決定と勢いに乗りまくってる、打首獄門同好会の最新シングル「秋盤」収録曲。“飯テロバンド”の異名を持ち、これまでも様々な食材を題材にしてきた彼ら。夏秋冬春連続シングルリリース第二弾となる今作で、満を持して歌う肉の歌は《肉食べ行こう そうしよう》と一緒に口ずさみたくなる抜群のキャッチーさと演奏のヘヴィさを兼ね備え、ライヴで盛り上がること間違いナシの鉄板曲。《牛丼 豚丼 親子丼 焼鳥 焼肉 ジンギスカン》と、こんだけ肉メニューを羅列されたら肉を食べずにはいられませんっ! ちなみに僕はこの曲を聴いた直後、『肉のハナマサ』(業務用精肉店)に直行して、ぶ厚いロースステーキ肉を購入しました(笑)。

2. 「肉のうた」(’89)/Theピーズ

「肉のうた」収録アルバム『グレイテスト・ヒッツ Vol.2』/Theピーズ

「肉のうた」収録アルバム『グレイテスト・ヒッツ Vol.2』/Theピーズ

“肉”をテーマにした曲といって思い付いたのが、ザ・スターリン「肉」とこの曲だったけど。《あいつには肉をくれてやれ!》と歌うザ・スターリンの「肉」のほうは、“肉が食べたくなる”というテーマとズレてしまうので却下(笑)。若き日のハルさんが《ピーマンなんか くいたくねえよ!》と叫ぶこの曲を改めて聴いて、20歳くらいの頃、バイトの給料日に《くう! くう! くう! くう! 肉くう!》と歌いながら、『安楽亭』(下北の安い焼肉屋)に行ってたことを思い出した。肉くうぞ、貧乏なんか知りたくねえよ! 最近は激安で肉をお腹いっぱい食べれるお店も増えたけど、焼肉とか本当に高級品だったなぁと昔を懐かしみ、肉の有り難みを思い出しました。

3. 「ミノレバ☆ロック」(’04)/マ
キシマム ザ ホルモン

「ミノレバ☆ロック」収録シングル「ロック番狂わせ/ミノレバ☆ロック」/マキシマム ザ ホルモン

「ミノレバ☆ロック」収録シングル「ロック番狂わせ/ミノレバ☆ロック」/マキシマム ザ ホルモン

マキシマム ザ ホルモンの両A面シングル「ロック番狂わせ/ミノレバ☆ロック」収録曲ながら、アルバムには未収録。バンド名に“ホルモン”と付く肉食バンドの意外と知られていない名焼肉ソング。《好きさ ミノ レバー チャンジャ ロックンロール》と、一緒に口ずさみたくなるキャッチーで痛快な歌詞とメロディー、軽快なサウンドで始まり、ヘドバン必死の激ヘヴィな曲調へと展開するこの曲。亮君らしい意味なさそうでありそうな歌詞の中で、《どうせ生きるなら ハッピーにオナラ》の一見どうでも良い一節に、真理がある気がした。ミノレバをさんざん喰った後のオナラなんて、絶対に臭いと思うけど。

4. 「焼肉デート」(’14)/大森靖子

「焼肉デート」収録アルバム『洗脳』/大森靖子

「焼肉デート」収録アルバム『洗脳』/大森靖子

メジャー1stアルバム『洗脳』収録。「二人きりで焼肉に行けるカップルは深い仲」なんてことを言うけど。確かに目の前で大口開けて肉を食らうという開けっぴろげな行為は、確かにお互いにカッコ付けてる状態ではできないし、牛タンなんかをベロッと食べてる姿はエロい。大森靖子の「焼肉デート」はそんなこと歌ってないけど、焼肉を食ってる時みたいに開けっぴろげに自分を表現する彼女と“や・き・に・く!”なんてコールを合わせると、彼女との距離がグッと近づいた気がするし、「僕たちは深い仲なんじゃないか?」なんて勘違いさえしてしまう。いいな、焼肉デート。焼肉デートこそ、男の夢! 可愛い女の子と焼肉デートした~~い!!

5.「牛ちゃんマンボ」(‘02)/山崎バ
ニラ

「牛ちゃんマンボ」/山崎バニラ

「牛ちゃんマンボ」/山崎バニラ

10年ほど前だろうか? スーパーの精肉売り場でこの曲が流れてて、家に帰ってからも頭から離れなくて。「何て曲だろう?」と調べても分からないので、スーパーの問い合わせセンターに聞いて探し出したのがこの曲だった(笑)。“活動弁士”という聞いたことのないジャンルで活躍する、とにかく声が特徴的な山崎バニラにも興味が沸くが。《スキヤキうまいよ 焼肉もマンボ》と言っておきながら、《モーモーモーいちど おともだちになってよね》と歌う歌詞は意味不明。牛ちゃんとお友達になる前に、美味しくいただいちゃってるじゃん!(笑) 余談だが、最近よく行くスーパーの精肉コーナーでかかってる《お肉好き好き お腹空き空き!》と歌う歌も頭から離れず調べたら、03年に『Jビーフ・Jポーク・Jチキン』のCMとして発表された「お肉スキスキ」(正式名称は「Oh!niku」の説もアリ)という曲で、ヴォーカルはなんと石川梨華(ex.モーニング娘。)でした! 異常にキャッチーで、中毒性のあるこの曲。YouTubeでも見れる動画では、若き日のBerryz工房のメンバーが一緒に歌い踊ってる姿も確認できます。肉ファン&ハロプロファン必見!

TEXT:フジジュン

OKMusic編集部

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