2016年から2017年へ! この冬を素敵
に彩ってくれる5曲

師走らしく日々をあれよあれよと過ごすうちに、今年もあと2週間!! 年末にTBS系列で放送予定の『爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2016』くらいはのんびりダラッと楽しめるといいなぁ、なんて思ったりしております。さて、気を取り直して、2016年から2017年にかけての冬を素敵に彩ってくれそうな5曲! 今年リリースの作品で選んでみました。聴いたら、寒さもほっこり和らぐかも。

1.「snow traveler」('16)/Qaijff

個人的に2017年の大躍進を期待している名古屋発ピアノポップバンド、Qaijff(クアイフ)。この曲は12月にリリースされたばかりの1st EP「snow traveler」のタイトルチューンで、バンドにとっての新境地を感じさせます。“失恋”がテーマにあるものの、切なくもどこかやさしい気持ちになれるので、つい何度も聴いてしまうという。そんなポップスの名曲みたいなムードが素敵です。グロッケンシュピールやチューブラーベルの音色もいい! 冬の街を歩きながら、浸ってみてください。

2.「Happy Xmas(War Is Over)」('1
6)/Hi-STANDARD

続いては、『AIR JAM 2016』を控えるHi-STANDARDのカバーシングル「Vintage & New, Gift Shits」から、言わずと知れたジョン・レノンの名曲を。ザ・シュープリームス「You Can't Hurry Love」の女装MVが話題沸騰中のハイスタですが、90年代にアナログで限定リリースされた「Happy Xmas(War Is Over)」もリマスター復活しています! 混沌とした世の中だけに、年末年始はハイスタのユーモア、ジョン&ヨーコの魂を感じながら、《全ての争いをやめようじゃないか》と歌うこの曲で想いを巡らせてみては?

3.「PERFECT SOUNDS FOREVER」('16)
/Homecomings

メリークリスマスにハッピーニューイヤーと、世界が華やぐ年末年始。楽しい時間の中には、切なさを感じる場面もあるはずです。そこでマッチするのが、Homecomingsの「PERFECT SOUNDS FOREVER」。《こんな瞬間が永遠に続くように思えた》と歌うこの曲の“イメージを喚起できる表現”、そしてピュアな歌声とメロディーは本当に素晴らしいので、刹那の季節にぜひ聴いてほしい! 12月23日(金)〜25日(日)に東京・京都・名古屋で開催される、ホムカミの自主企画クリスマスイベントも要チェック。

4.「Winter Wonderland」('16)/She
& Him

女優のズーイー・デシャネル(映画『(500)日のサマー』などに出演)とシンガーソングライターのM.ウォードによるデュオ、シー&ヒムが名曲をカバー。これまた説明不要のナンバーで、アメリカのポップスというか、クリスマスソングとして知られ、カーペンターズやシンディ・ローパー含め、多くのアーティストが歌ってきました。こんなやさしい曲を聴きながら、雪道を歩けたら最高ですね。ズーイーの笑い声に胸キュン! あと、犬が好きならMVもたまりません。2作目のクリスマスアルバム『Christmas Party』に収録。

5.「Last winter song」('16)/戸次
重幸

2015年にTEAM NACSメンバーとして最後の結婚を決め、2016年にはパパになった“シゲ”こと戸次重幸。そんなまさに絶好調の彼が作詞・作曲を手がけ、今年のオフィスキューのファンミーティングで披露した新曲です。NACSって、やっぱりお芝居だけじゃなくて歌も上手い。ピアノ〜ストリングスアレンジも鮮やかな極上のウィンターソングに、“さすが、北のSMAP!”と思わされました。ちなみに、テーマは“LOVE”(本人談)。ちゃんとiTunesなどで配信しているので、未聴の方は早速ポチりましょう。

著者:田山雄士

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着