悶々としてる中高生男子に聴かせたい
、男気溢れる名曲5選

男とはかくあるべし! などと偉そうに語る気はないけど、“草食系男子”だ“ロールキャベツ男子”だと“日本男子”の勇ましさやたくましさはどこへやら。男子の威厳がすっかり薄れてしまっている昨今。“端午の節句”を祝う5月に男の子の健やかな成長を祈りつつ、すっかり軟弱になってしまった男子諸君に喝を入れるべく、ここでは“中高生男子に聴かせたい、男気溢れる名曲5選”をセレクト! 「趣味はアニメとネトゲー。彼女とか、別にそういうの興味ないし」とか言って、部屋の中で悶々としながらパソコン眺めてる男子諸君よ、今こそ立ち上がれ! 男気ソングで気合い入れて、街にガールハントへ繰り出せ!!

1.「ボーイズ・オン・ザ・ラン」銀杏
BOYZ

胸掻きむしるようなどしゃめしゃなバンドサウンドと峯田の悲痛な叫び。まさに“ボーイズ・オン・ザ・ラン”といった居ても立ってもいられなくなるこの曲を聴いても、家でじっとしてるなんて、どうかしてる! グラウンドで汗かきながら白球を追いかけたり、自転車に女の子を乗せて風を切ったり、絵に描いたような美しい青春なんて経験ないけど、夢まであの子を追いかけたあの頃はまぎれもなく青春。男なんて、青春の忘れ物を取り戻すだけのために、30代になってもガムシャラになって頑張れちゃうバカな生き物。高校時代に大好きだったあの子を後悔させるため、一番モテてたクソつまんないスポーツバカをギャフンと言わせるため、僕らはこの曲をBGMにいつまでも走り続けるのだ!

2.「蒼き旅烏」怒髪天

武士は食わねど高楊枝! 強くなれなくても情けねえままでも、肩で風切って口笛ひとつ。いつまでも夢追いかけてるような大人なんて、不安と孤独と失敗の連続。いちいち気にしてたらきりないから、そんな時こそ平気な顔してニカリと笑ってやれ!! 大人になってこんな好きなバンドが現れると思わなかったと思うくらい、夢中になったのが怒髪天。そして仕事もプライベートも上手く回らなくて、本当にシンドかった時期に支えてくれたのがこの曲。《ジタバタすんなよ 此処まで来たら》って増子兄ぃの力強い歌に本当に勇気が湧いたし、「行く道行くまでさ!」と開き直れた。今年1月には結成30周年にして、日本武道館公演を成功させた怒髪天。武道館で聴く「蒼き旅烏」には、涙が溢れて止まらなかった。つまんないことや小っちゃいことで悩んでるヤツは、みんな怒髪天を聴きましょう。怒髪天を聴けば、男に必要なことは全部分かるから!

3.「踊るダメ人間」筋肉少女帯

それまでわりと優等生だったはずだったのに、勉強は分からないし、スポーツはできないし、女の子にはモテないしで、「あれ? 俺って本当にダメなヤツかもしれない」と自覚し始めた中3の頃。“これでいいのだ!”と救いの手を差し伸べてくれたのが筋肉少女帯。それまで聴いたことのない脳天揺さぶるメタルサウンドに乗せて、《ダーメダメダメダメ人間!》と叫ぶ大槻ケンヂのヴォーカルは、思春期の僕には刺激的すぎた! 筋肉少女帯は自分の情けなさやしょうもなさに、うぬぬと頭を抱えながら、家でちんぽばっかりいじってた少年に、そんな情けなさやしょうもなさもさらけ出すことの男らしさ、“開き直りの美学”を教えてくれた。そしてあの出会いのせいで、こんな大人になっちゃいました!

4.「嘘になっちまうぜ」ニューロティ

大好きなニューロティカの中でも、特に好きな曲のひとつ。元気がない時や上手くいかない時、ライヴハウスに行けばいつでもニューロティカがいて、元気や勇気をくれた。《やりたいことをやらなきゃ 嘘になってしまうのさ》の歌詞は、諦めそうになった時やくじけそうになった時にいつも励ましてくれたし、ヴォーカルのあっちゃんは今もハゲが増している。PUFFY、チバユウスケ、ソウル・フラワー・ユニオンなど、とんでもないメンツが揃った、ニューロティカのトリビュートアルバム『A.I カンパニー~Tribute to NEW ROTE'KA~』では、この曲を175Rがカバー。ニューロティカ30周年を記念した、最新アルバム『ロックンロール日本代表』も最高! 30周年の重みや仰々しさを一切感じさせない、ロティカ作品の中でも指折りのエネルギッシュでバカバカしい今作を聴いてると、こんな50歳もアリなんだ!と勇気が沸くし、年を重ねることも悪くないなと本気で思う。

5.「MY WAY」氣志團

親戚のおじさんがカラオケで歌ってるのを聴いたことがあるかもしれない。1969年、フランク・シナトラが発表した「MY WAY」は、エルヴィス・プレスリーやシド・ヴィシャスなど、世界のアーティストが数多くカバー。日本でも尾崎紀世彦をはじめ、最近だと小柳ゆきや中島美嘉もカバーするこの曲は、“世界で2番目にカバーされている曲”と言われるほど。その中でも僕が一番カッコ良いと思うのが、氣志團のカバー。シンプルかつパワフルな演奏、綾小路の掠れ声が抜群にマッチしたカバーがめちゃくちゃカッコ良い! 《私には愛する歌があるから》と歌うこの曲だけど、人生なんて愛する何かを見つけられたらそれだけで十分! 愛する仕事でも、愛するバイクでも、愛するAV女優でも何でもOK。本気で愛する物をたったひとつ見つけただけで、人生は劇的に変化するから! ちなみに「MY WAY」のカバーは、勝新太郎ver.も最高。魅惑のバリトンヴォイスと独特の間合いで歌う「MY WAY」の深みに、男だったらシビれまくること間違いナシ!

著者:フジジュン

OKMusic編集部

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