L→R 三浦太郎(Vo&Gu)、山下 蓬(Key&Cho)、碇 YO-PEI(Ba&Cho)、伊藤 健二(Dr&Cho)

L→R 三浦太郎(Vo&Gu)、山下 蓬(Key&Cho)、碇 YO-PEI(Ba&Cho)、伊藤   健二(Dr&Cho)

【HOLIDAYS OF SEVENTEEN】新しいの
を見せていきたい


取材:ジャガー

今回はどれも軸。誰も文句の言いようがない曲がそろいましたね。1stアルバム『YEAH』は、それまでの曲を詰め込むから“作品”と“今の自分たち”とで時間の差がどうしてもあって…“なう”じゃなかったんですよ。昔の曲も好きだけど、それ以上に新しい曲はどんどんできてくるし、じゃ新しいのを見せていきたいっていうのがHOLIDAYS OF SEVENTEENにはあるから

と、三浦太郎(Vo&Gu)は語る。『YEAH』を発表後、積極的にさまざまなアーティストのツアーサポートを行なったことで、“もっと多くの人と共有したい”という欲が芽生えた。現在進行形のバンドの息吹が吹き込まれたニューアルバム『Let There Be Pop』は、ジャンルなど関係なく、聴いた人全てが心の底から楽しめるパーティーそのもの。

もっとみんなで楽しみたいって思うと、自然にパーティー感は出ましたね。アルバムのコンセプトもシンプルにすることだったし。テンポ感であったり、コーラスの入り方だったり、みんなと一緒にワッと歌えるような部分であったりとか。いかに分かりやすく、シンプルに伝えるかっていうのを意識しました。あと、最後の『A Boy Of The World』はノリノリだし、1曲目でもいいぐらいだったんですけど、この曲を最後に持って来たことで、最後にスタート地点に戻るじゃないですけど、楽しく終わるんだぜっていうのを聴かせたくて。ここから1曲目『Patiest Party』に戻ると、実はパーティーはずっと続いてるんですよね

グッと来る歌詞であったり、胸に突き刺さるフレーズを盛り込む一方で、リードトラック「Rocksident」のPVでのはしゃぎっぷりしかり、メンバー自身も120パーセントでぶっ飛びまくる。“ダサさ”と“カッコ良さ”のきわどさを突くのも彼ららしい。

結構ふざけてますからね。むしろ、そういう部分も見せていこうとしてます(笑)。なんかもうひとつフックが欲しくなって勝手に追加していっちゃうんですよ。『Perfect Liar』の合間に入る“フーフー”とか。まぁ僕が面白がって入れたんですけど、本当にいいのかなってちょっと思いましたもん(笑)。歌詞も一応作曲者のイメージを聞いて書くんですけど、結局その通りにやらないですし。“1+1=2”じゃなくて、2.5とか3になってる方が面白いなと思って。メンバー全員が型にハマることは絶対に嫌だって主張してるのがいいんでしょうね
HOLIDAYS OF SEVENTEEN プロフィール

ホリデイズ オブ セブンティーン:2004年10月福岡にて結成。indiesmusic.comチャート1位を獲得したデモ作品「dum e.p.」、Local Sound StyleとのスプリットEP「Miles Away」を通じて、九州インディーシーンを席捲中の5ピース。極上のメロディーセンスを持つ楽曲は“和製WEEZER”とも評され、高い評価を得ている。HOLIDAYS OF SEVENTEEN Official Website
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OKMusic編集部

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