L→R 原田さん(Dr&Cho)、中野大輔(Gu&Vo)、関(Ba&Cho)

L→R 原田さん(Dr&Cho)、中野大輔(Gu&Vo)、関(Ba&Cho)

昨年2月26日にリリースした初の全国流通盤ミニアルバム『Hydro human』から約1年振りとなるEP『Last Man Standing』が2月11日にリリースされる。“戦い”をテーマにしたという衝動にあふれた今作について中野大輔(Gu&Vo)に語ってもらった。
取材:高良美咲

ミニアルバム『Hydro human』の反響はいかがでしたか?

手にした方からはとても良い反響をいただいています。ライヴでは初めて一緒に出演するバンドや、あまり面識がなかったバンドもかなり聴き込んでくれている方がいて仲良くなれたり、もちろんライヴに遊びに来た方々も音源を聴いて来ているので、会場の一体感が増したんじゃないかなと思います。手応えはありました。しかし、自分がこれから数多く作っていく音の一部でしかないです。あまりこのアルバムだけでジラフポットを語ってほしくはないです。

そんな前作から約1年振りの2月11日にTOWER RECORDS限定でリリースとなるEP『Last Man Standing』はいつ頃から、どのようなコンセプトを持って制作に取り掛かったのでしょうか?

去年の10月~11月辺りから、特にコンセプトもなく制作に取り掛かりました。制作中に二面性を出したいと思い、途中からそこは意識していました。

今作のためにどのような楽曲を書こうと思ったのでしょうか?

全て今回のために書き下ろした楽曲で、“戦う”ということをいろいろな角度から表現しようと思いました。“戦いには勝ち負けがある。引き分けはない”ってことを表したくて、この“Last Man Standing”というタイトルにしました。全て“戦う”が前提の中、さまざまな角度から表現することでここまで違う音楽になるというところを聴いてほしいです。

「Black designer」は情景を想像させる激情的な楽曲ですが、この曲ができたきっかけは?

原田さん(Dr)が好きそうな曲がないということで書きました。スプラッターな曲になりましたね。

「Stone cold」は歌詞の語感の響きが良くて、ライヴ映えしそうですね。

もともとはすごく聴きやすくて、ミュージックビデオにできるようなノリノリの曲にしようと思って制作していたんですが、スパイスが多くなってきたと言いますか、複雑になってきて最終の出来上がりがスルメな曲になってしまいました。歌詞も、実はレコーディング前日に決まったりとバタバタでした。

星や宇宙が出てくる「スターチャイルド」は、浮遊感があるコーラスが印象的でした。

タイトルや歌詞の一部で分かる方は分かると思うのですが、とある映画を観てこの世界観を音で表現したいと思い書きました。古い映画のノイズやピッチの揺れを再現して、不安な歌詞を乗せたりといろいろ遊んでみた一曲です。これも“戦う”をイメージして書きましたね。

最後を締め括る「ラストソング」はファルセットを多用したしっとりとした歌で、一曲の中でのメロディーの展開が幅広いと思いました。

この曲は、簡単に言うと“私、バンド辞めます”というとても重たい曲なので、悲しみと、新しい解釈をした自分と、楽曲中に変化する心情を意識して歌うことに集中しました。“本当にバンドを続けられるのか”と葛藤している最中に降りてきた曲で、楽曲のベーシックは本当に一瞬で出来上がりました。なので、特に意識した部分はなくて、なるべくその降りてきたままを完成させようと意識したぐらいです。

作り終えて、どのような作品になったと思いますか?

面白い一枚になりました。早く次を作りたいです。作り終えた瞬間、これを越える作品を作り上げる自分のイメージが出来上がっていました。まだまだいけそうです。

ライヴの時にまた違う一面を観ることができそうで、今から楽しみです。リリース後はさまざまなバンドを迎えたツアー、3月には下北沢SHELTER、大阪RUIDOにてワンマンライヴを予定していますが、どのようなライヴにしたいですか?

熱量としてはいつも通りやるだけです。ツアーでは他のメンバーふたりがご当地グルメを楽しみにしてるんじゃないでしょうか。
『Last Man Standing』
    • 『Last Man Standing』
    • GPCD-1002
    • 2015.02.11
    • 1404円
ジラフポット プロフィール

ジラフポット:2009年に大阪で中野、原田を中心に結成。11年に関が加入し現在の編成になる。キャッチーなメロディーと変幻自在で先が読めない展開、感情を爆発させたようなエモーショナルなサウンド、そして卓越したライヴパフォーマンスで圧倒的な存在感を示す。ジラフポット オフィシャルHP

OKMusic編集部

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