【DINOSAUR BRAIN】EDM+J-POPのカラ
フルな衝撃
“リアルEDMサウンド meets J-POP”をコンセプトに活動しているDINOSAUR BRAINの1stアルバム『Brainwash』が完成! 杉原由規奈(Vo&Dance&Playing Manager)と木山しずか(Vo&Dance)にインタビューした。
取材:田中 大
まず、結成の経緯を教えてください。
杉原
つばさFlyの妹分のグループのメンバーを募集するオーディションが去年の夏にあって、それで集まったメンバーたちです。
木山
メンバーの年齢層が幅広いんですよ。初めて会った時は、みんな喋らなくて静かだったのを覚えています。でも、これから一緒にやっていくメンバーだから、私から話しかけて打ち解けていきました。高校生のメンバーには“学校にはちゃんと行ってる?”とか(笑)。
(笑)。活動を重ねる中で、メンバー個々のキャラクターも明確になってきたのでは?
木山
そうですね。まず、由規奈はプレイングマネージャー担当でリーダーなんですけど、結構天然なんですよ。
木山
ワンマンライヴのアンコール前のMCで“みんなで最後、歌って踊って騒ごう!”と言うべきところを“歌って泳いで”と言って、会場中をシーンとさせたことがありましたね(笑)。
杉原
横を見たら、メンバーのみんなが泳ぐフリをしていました(笑)。しずかは私とは対照的で、しっかり者です。すごく頼りになります。
木山
一番年下のメンバーの夏海は元気キャラ。一番落ち着いていて大人です。理七はおっとりしているお嬢様キャラ。あいかはセクシー担当のお姉さん。メンバーそれぞれ個性豊かなグループだと思います。
メンバーのみなさんは、どんな音楽が好きなのですか?
杉原
メンバーそれぞれ、好きな音楽はさまざまですね。私はLiSAさんが好きです。アニメソングとかK-POPとかを聴くことが多いです。
木山
私はロックが大好きなんです。オーディションの時はグリーン・デイの「アメリカン・イディオット」を歌いましたから。びっくりされましたけど。
女性グループのオーディションでは珍しい選曲です(笑)。
木山
多分そうですよね(笑)。DINOSAUR BRAINに入ってからは、EDMの楽しさもどんどん知るようになりました。EDMはステージと客席の境目がないイメージがあって、そこが魅力だと思います。
客席もステージになってしまうくらい盛り上がるライヴを、みなさんも目指しているのでは?
木山
“客席もステージになってしまう”っていいですね! まさにそういうライヴをしたいです。曲をいただく度に“どうやって振りを付けて、どうやってアレンジをしよう?”って、メンバー同士で話し合ったりしていますから。
杉原
私たち、歌とダンスに自信を持って活動をしています。
木山
DINOSAUR BRAINのダンスは激しいんですよ。ライヴではMCをあまり挟まないで、5~6曲を一気にやりますし…。
杉原
ライヴの最後のほうでは足がもつれ始めてきます(笑)。“もう倒れる!”って思う瞬間もありますけど、“もっと楽しい空間を作ろう!”と思うと頑張れちゃいますね。いつも全力でライヴをやっています。
1stアルバムも全力のライヴが目に浮かぶ曲が満載ですね。例えば「Brainwash」とか、すごく激しそうじゃないですか。
木山
お客さんに“ここまでダンスで魅せる曲は初めて”と言われました。
滑舌の良さを問われる歌のパートも入っていますが…。
木山
そこの担当は私なんですけど、早口すぎて、最初は舌が取れちゃうかと思いました(笑)。アルバムが出ることによって、歌詞もみなさんに見ていただけるので、ライヴで一緒に歌えるんじゃないかと思っています。それも楽しみなところですね。
どの曲もサウンドがすごくカッコ良いです。
木山
私たちの曲は、裏で鳴っている音とかもいろんな発見があると思います。例えば「Brainwash」は、低音がドクドク鳴っているのが気持ち良いですし。
杉原
ヘッドフォンをして、大音量で聴いていただきたいです。私は音源をいただくと、部屋を真っ暗にしてヘッドフォンをしながら無になって聴くんですよ。テンションが上がります。
どの曲も聴いていると、踊りたくなりますからね。
木山
「DANCE DANCE DANCE DANCE」とか、ライヴで一緒に踊っていただきたいです。振りコピをしてくださるお客さんがいると嬉しいんですよ。
「Shake it up!」もライヴですごいことになりそうです。
木山
これはハウスの要素を取り入れていて、いろんな海外の動画とかも観ながら研究しました。あと、「LightTube」という曲はトロンダンスという身体のラインに沿ってLEDライトが光る衣装を着て踊るパフォーマンスをライヴでやっています。
杉原
歌わないでひたすら踊るダンスナンバーです。踊りながら自分たちでLEDライトを点けたり消したりしているんですよ。難しいんですけど、ライヴで上手くできた時はすごく嬉しいですし、自分たちでも“カッコ良い!”と思っています。
EDMって海外が本場ですし、日本以外の国のファンからの反応もが届いているんじゃないですか?
木山
そう言えば、ドイツ人のお客さんが先日ライヴにきていました。
杉原
ドイツでMVを観て、私たちのことを知ってくださったらしく。ライヴの時、ドイツの国旗を持っているのがステージから見えました(笑)。嬉しかったですね。
木山
EDMは海外に好きな人が多いですから、いろんな国でもやれるようになりたいなと思っています。
あと今回、リミックス盤が同時リリースされるというのも興味深い点ですが。
木山
これもぜひ聴いていただきたいです。リミックスすることによって、EDMの魅力がより出るなと感じています。
今後、どんなグループになっていきたいですか?
木山
技術面だけではなくて、お客さんの心にグッとくるものが伝えられるようなグループになっていきたいです。そして、ライヴがいろいろ予定されているので、ぜひいろんな方々に観ていただきたいです。
杉原
音のカッコ良さを通じて、DINOSAUR BRAINを知っていただけたら嬉しいです。たくさんのみなさんに応援していただけるように頑張ります!
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『Brainwash』2016年08月30日発売MINNA DAISUKI RECORDS
- 【初回盤(DVD付)】
- MDR-1023 3000円
ダイナソー・ブレイン:“リアルEDMサウンド meets J-POP”をコンセプトに、2015年9月に結成。9月18日にTSUTAYA O-WESTにて行なわれた、つばさFlyワンマンライヴのオープニングアクトとしてライヴデビューを果たす。16年1月19日にシングル「SNOW PARADE」をリリースし活動を本格化。8月30日にフルアルバム『Brainwash』をリリースする。DINOSAUR BRAIN オフィシャルHP