【連載コラム】稚菜、BUMP OF CHICK
EN「GO」をカバー

こんばんは。第94回目です。

さて今日の一曲。
BUMP OF CHICKENの「GO」
グランブルーファンタジーのCMの曲です。
初めて聴いた時からずっと耳に残っているメロディー
ただただ素直に好きだなって思う曲。
歌っていて凄く気持ちがよくなる歌なんです。
そんな曲を作れるバンプはやっぱり凄い人たちだなって改めてそう思わせられました。
私なりにコーラスをアレンジして入れてみました、是非聴いてみて下さい。
今日は私の音楽が好きになったきっかけのお話。
以前このコラムで、"昔は人前で歌う事があまり好きではなかった”という話をしていたと思う。
"ただ音楽の授業はずっと好きだった”とも。
私の根っこにはやっぱり小学校の音楽の授業がずっと根強く残っている。
小学4年生くらいまでの音楽の先生。
あの時でもう50歳はいっていただろう女性の先生。
だいぶ恐い、という事で有名な人だった。笑
でも私は凄く好きだった。
怒られる様な事をしてない真面目なおちびちゃんだったから余計、だろう。笑
その先生の授業は必ずある歌から始まる。
それがシューベルトの「魔王」という曲。
皆さんはご存知だろうか?
魔王、父、息子、語り手の4人が登場し、会話で成り立つ歌だ。
詳しい内容は是非調べてみてほしい。
これを日本語詞で必ず歌っていたのだ。
今思えば、小学生でこの歌を唄う、というか唄わせるなんて結構凄い事だと思っている。笑
当時の私は子供ながらにこの歌詞を怖い…と思う反面、凄く強く惹かれている部分もあった。
登場人物が4人いるからこそ、表現の唄い分けが出来る事、そしてメロディーにもそれぞれ表現の色がつけられていて、かっこいい、面白い!と思っていた様な気がする。
でも一番強烈だったのは、この曲を先生自身がピアノで弾きあげてくれていたからだろう。
後々知る事になるのだけれど、この曲をピアノで弾くのは相当難しいらしい。
自分も今ピアノを弾いているからこそ余計分かる。
一度楽譜も見せてもらった事があるけれど、とりあえず音符がびっしり並びすぎていて、ぽかん…!としていたのもしっかり覚えている。笑
でもそれを先生はしれっと弾いていた。
今思うと先生こそ、魔王なんじゃないだろうか…という思いでいっぱいだ。笑
でもとにかく、私はこの歌を唄う事が一番好きだった。
この曲との出会いがあったから、そして直に弾いてくれる先生がいたから、音楽の面白さを知り、唄う事が好きだという感情が芽生えたのだと私は思っている。
…あれからもう14〜5年。
残念ながら、今その先生がどこにいるのか、何をしているのか、元気なのか…全く分からない。
誰も知らないのだ。
それが凄く残念過ぎる。
また逢いたい、と思う。
私が今音楽をしている事を、一番に伝えたい人。
先生だったらきっと喜んでくれる気がするなぁ。
いつか必ず探し出して感謝の気持ちを伝えたい、そんな事を思うのでした。

著者:稚菜

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。