6月になりました。
5月から既に暑い時期が続いていた為、
この先夏はどうなってしまうのだろうか
…というちょっとした不安に襲われつつある今日この頃。

さて。
そんな6月、というと思い浮かぶのは私の中では、やっぱり紫陽花、
そしてJune Bride・結婚式。
…と言いながら6月に誰かの結婚式に参加した事、
一度もないんですけどね?笑
もともと、ライブと結婚式の日にちがかぶってしまう事も多く、
参加出来ない事がほとんどでした。。

そんな私、4月に高校の友人の結婚式に呼んでもらい、参加する事が出来ました。
挙式と披露宴、どちらも参加させてもらった訳なんですが。
…一言で言うと、結婚式ってずるいなって思います。笑
新婦側の友人だったんですが、
女性が本当に綺麗で幸せに見える瞬間ってこの時が一番だなぁと。
いつもそう思います。
その先の素敵な未来に、溢れんばかりの笑顔を向けている彼女の顔を見たら
やっぱり泣かずにはいられませんでした。

同時に凄く思った事。
何においても、当たり前の事って決してないんだな、と。
今ここで生きているという事
美味しいご飯が食べられるという事
今日が終わってまた明日が今日になるという事
大好きな人たちが周りにいてくれる事
大切な人と巡り会える事
唄える事

そんな忘れてしまいがちな
当たり前の様にあるもの
当たり前の様にもらえるもの
それこそが幸せなんだなって。
いつもいつもそんな事を思う必要はないのかもしれないけれど。
でもたまにちょっとだけ、思い出して。
今私が触れている当たり前の事に感謝しようって思った。

そして私がいつも歌う時のモットーにしている
"初心忘れるべからず”
その言葉にも繋がるなとも思ったのでした。

そんな事を思わせてくれた結婚式でした。

この結婚式で、高校時代の懐かしい友達に久しぶりに会う事が出来ました。
今はSNSが凄く普及している時代、
携帯やパソコンを開けば相手が何をしているかが分かってしまうからこそ、
わざわざ人と会って話をする、という事が減ってしまっている様な気もします。
もちろん便利な事だけれど、何だかちょっぴり寂しい。
だからこそ、こうやって再会して、
あの時の青春時代にタイムスリップした様な感覚で話が出来るのって、
こういう結婚式や同窓会なんだろうなって思う。
凄く大切な事だと思う。
懐かしい過去を噛み締められた瞬間。
そんなきっかけをつくってくれたのは、新郎新婦のお二人でした。
幸せを分けてくれてありがとう。
いつまでもいつまでも、幸せであります様に。

今回の一曲。
そんな結婚式にぴったりな曲
中島みゆきさんで「糸」
…その友人の結婚式で歌った訳ではないんですけどね。笑
昨年別の式で、知人であった新郎から、
是非歌って欲しい!と言っていただき歌いました。
中島みゆきさんの言葉は、心の深い深いところまで連れて行ってくれる。
そんな感覚になるんです。
私も大好きな一曲。
是非聴いてみて下さい。
是非聴いてみて下さい。

ありがとうございました。
それでは、また来週。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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