『ポケモンGO!』にはこの曲!でも“
ながらスマホ”はダメ絶対!

選曲のエキスパート“ミュージックソムリエ”があなたに贈る、日常のワンシーンでふと聴きたくなるあんな曲やこんな曲――今回は話題のARゲームのバックで流したい曲です。

1.「I LOVE コイキング」/コイキ
ンGO

●ポケモン20周年を飾る、恋に恋する神曲誕生!

国民的ヒットゲームから派生したポケモンシリーズ。その初代アニメ(‘97)の主題歌といえば松本梨香『めざせポケモンマスター』で、本来はここでも紹介すべき一曲。しかし今回はあえて、シリーズ20周年目にして、ついに誕生した神曲をご紹介します。
コイキングとは、ひとことで言えば「ドラゴンクエストにおけるスライム」。(株)ポケモン公認の特設サイトまであり、謎の女の子が歌うこの曲はたちまちネットで拡散、世界中から爆笑とツッコミが寄せられています。
『GO』プレイヤーも、そろそろコイキングは見飽きてきた頃でしょう。歌詞のままに「ギャラドス進化まで待てない」心境ですが、どうかこの儚くもどこかたくましい歌を口ずさみ、アメ400個までめげずに頑張ってくださいね。
(選曲・文/麻布さやか)

2.「時の河」/FENCE OF DEFENSE

●筆者は、ピカチュウよりも普通にラッキーが好き

『ポケモンGO』では経験を積んだポケモントレーナー達が、各地のジムで熱戦を繰り広げている。
選べるチームは赤・青・黄の3色。純粋にポケモンの強さを求める者。技や操作の技術を駆使する者。隙を見てジムを掠め取る者。様々な作戦が飛び交う戦国の世に群雄割拠する、英雄達の三つ巴の戦が燃える!
まるで三国志の天下三分の計であり、ジムバトルに挑む際にはぜひ、アニメ『横山光輝・三国志』のオープニング曲をおすすめする。宇宙の片隅で、歴史に名を刻むために命を賭ける――不退転の決意でいざ、ポケモンバトルに向かうのだっ!
(選曲・文/今井義明)

3.「狙いうち」/山本リンダ

●ポケモン探し、西へ東へ、ウラウララ。

強いポケモンをゲットしたい!  可愛いポケモンをゲットしたい!  レアなポケモンをゲットしたい! それなのに、あぁそれなのに、今日も僕の投げたポケモンボールは上手く飛んで行かず、思うように捕まりゃしない。
もう、聴くべき曲はこれっきゃない! 逃がさない、パッと「狙いうち」。 ウラウラパワーを込めた執念の1投で、君もお目当てのポケモンをゲットしよう!
(選曲・文/今井義明)

4.「ふしぎなポケット」/おかあさんと
いっしょ

●ポケモンもビスケットみたいに増えないかしら?

皆さん、ポケモンマスターには順調に近づいていますか? 道は遥か遠いですよね。プレイしたての頃は、やっと捕まえたポケモンを進化させようとしたら、何匹も捕まえなくてはいけないと知って、ショックで立ち尽くしたものです。その瞬間、思わず頭の中を流れたのはこの童謡でした。 あぁ、叩くと中身が増える「ふしぎなポケット」があれば……そんな夢を見ながら、今日もひたすら歩くのでした。早くタマゴ、孵らないかなぁ。
(選曲・文/今井義明)

5.歌劇『セビリャの理髪師』より「私は
町の何でも屋」/加耒徹

●腕前は一流!何てツイてる!自信を持って突き進め

理髪師&何でも屋のフィガロが第一幕に登場する場面で歌われるアリア。自分の仕事に生きがいを感じて「すごいぞフィガロ、人生は素晴らしい、いつだってツキまくり!」と陽気に歌います。歌唱は若手イケメンのバリトン歌手。厚みのある声なのに重くはなく、風が鼻から脳天へ抜けるような清々しさ。この歌声が生み出す上昇気流に乗って、いざGO!
(選曲・文/山本陽子)

5.「やつらの足音のバラード」/ちのは
じめ

●ポケモンはいなくてもマッカチンはいるぞ!

実は私、『ポケモンGO』はニュースで見知ってはいるものの、やっていません。
そこで「“三度の飯より”という程ではないが、たしなんでいるぜ」と語る、会社の同僚にリサーチ。すると「地元の名所で意気揚々と起動したとき、画面に何も(スポット的なもの)が映らなかった時が寂しい」とのこと。まだまだ始まったばかり。どうやら人口密度の高い所ほど、ゲーム環境が充実している仕様のようですね。
「ここなら何か出てくると思ったのに!」そんな時にはアニメ『はじめ人間ギャートルズ』EDテーマのこの一曲。プレーヤーの皆さんには、冒頭の歌い出しを口ずさんで大らかな気持ちになってほしい。それでもダメなら「マサラタウンにさよならバイバイ」だ!
(選曲・文/旧一呉太良)

6.『ポケモンGO!』BGM&効果音/
増田順一

●バッテリーセーブを解除して、ぜひ音楽も楽しんで

とにかくスマホの電池を激減させる『ポケモンGO』。音声OFFのサイレントモードは代表的な節電対策なのですが、在宅時など余裕のあるときにはぜひ、素晴らしいBGMや効果音の世界にも耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
音楽制作は(株)ゲームフリーク取締役開発部長、(株)ポケモン取締役の増田順一氏。ポケモンの他にも、任天堂の代表的なゲームサウンドを担当されています。「日本版解禁!」のPRトレーラーで、ファンに語りかけていたのもこの方。ちなみに好きなポケモンはコダックなんだとか(なんてマニアック)。
『ポケモンGO』は「人々につながりをもたらし、世界を少しでも良い場所にしよう」という理念を掲げています。マナー面で様々な問題も報告されていますが、ぜひ、この理念が実るよう願うばかりです。
(選曲・文/麻布さやか)
さて、お気に召した選曲はございましたか。
ぜひこれを機にCDやレコードなどの音源でも、各曲をお楽しみいただければ幸いです。
それでは、くれぐれもマナーを守ってお外へGO!

著者:NPO法人ミュージックソムリエ協会

OKMusic編集部

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