ミュージックソムリエ協会では、「こんな時に聞きたい音楽!」ということで、日常のヒトコマで、ふっと聞きたい音楽を選曲しました。選曲はすべて、ミュージックソムリエ (http://musicsommelier.jp) によるもの。
今回は「ひとり炎上♡ アホみたいに踊りたくなる曲」です。自分の中にある野生の血が騒ぎだす!耳にしたとたん、時間も場所も関係なく、カラダが勝手に動いてしまうような、ノリの良い曲を集めました。寒い冬は、ほっこりした音楽と温かい飲み物もいいけど、踊りまくってカラダの中から熱くなっちゃいましょう。

1.「Give It Away」/Red Hot Chili P
eppers

レッチリのライブで盛り上がり必至の鉄板ソング!
グルーヴィーなベースライン、リズミカルなラップ調のボーカルに、思わず身体を動かさずにいられなくなります。
'99年のウッドストックで演奏された時の映像では、ベースのフリーが一糸纏わぬ姿でピョンピョン跳ねています!夏の野外フェスで聞けば、そのくらい開放的な気分で踊ってしまえそうな気になりますが、全裸でのダンスは自分の部屋の中くらいで留めておきましょう(笑)。
”Give it away”は「全部あげちゃえ!」のような意味ですが、そこには「与えれば与えるほど、自分に返ってくる…だから全部あげちゃいなよ!」という深いニュアンスが含まれています。ただやんちゃなだけじゃなく、独自の哲学が見え隠れしているところにさらなる魅力を感じます。
ボーカルのアンソニーが見事な巻き舌でGive it away, give it away …と繰り返す高度な技(?)にもぜひご注目を♪
(選曲・文章/高原千紘)

2.「That’s The Way I Like It」/K.
C & THE SUNSHINE BAND

「ザッツザウェイ〜アーハーアーハー!」と聴こえてくると、もう人目を気にせず勝手に体が動いちゃう! 特にオーバー45(45歳以上)ならば、条件反射、パブロフの犬!? 腰をフリフリ、もしくは体のどこかが動いちゃうんですよねぇ〜。
動画はアメリカのテレビで1970年代の人気のダンス番組「ソウル・トレイン」に出演時の映像です。ほら、みんな楽しそうに踊ってるでしょう!
1970〜80年代には日本のディスコでも大人気の曲だったのですよ。
聴いたら腰を振らずにはいられない、さぁ「アイラーイケッ、アーハーアーハー!」
(選曲・文章/阪口マサコ)

3.「Monckey Discooooooo」/the tele
phones

「カラダが反応しちゃう♡」ニッポン代表として、ザ・テレフォンズに一票!タイトルの「ディスコ」表記の小文字の「o」の多さに、ハイテンションぶりが良く分かります。シンセサイザーの音とボーカル石毛輝のハイトーンボイスを耳にしてしまえば、電車の中だろうが、移動中の駅だろうが、そこはディスコに早変わり。猿のように、踊りまくってしまいます。
エレクトリックな音と、熱量のあるライブで多くの音楽ファンを汗だくになるほど踊らせる彼ら。今年で結成10周年ですが、なんと今年をもって活動休止。とはいえ、音楽はずっと残るから、まずは「Monckey Discooooooo」を聴いて、踊りまくってください。
(選曲・文章/石井由紀子)

4.「La Bamba 」/Playing For Change
| Song Around The World

楽しげなイントロに、思わず腰がムズムズしてきて、「ラ・バンバ!」と聴こえた時点で、ラテンのノリに惹かれて、問答無用で踊り出したくなってしまいます。
音楽を通して、世界に活気やつながり、平和をもたらすことを目的とした音楽プロジェクト"PLAYING FOR CHANGE”
世界中のミュージシャンから収録した音を、巧みな技術で編集し、ひとつの楽曲をみんなで一緒に奏でているような演出は本当に見事です。
この「ラ・バンバ」では、メキシコ、アルゼンチン、アメリカ、オーストラリア、アフリカ…など「世界各地の音楽の旅」を楽しむことができます。
(選曲・文章/コーリス)

5.「シンクロナイズド・ラブ」/ジョー
・リノイエ

何のCMだか分からないまま「Let’s go!」のかけ声と共に、突然踊り出す女性達の姿を見ていると、最後に金融会社名が。何の関係があるのー!と思いながらも、しっかりと記憶してしまうその名前。
最初はセクシーな女性3人が踊っていたこのCM。ダンサーの人数が増え、新作が作られるたびにキレのあるダンスへと変わり、2000年に入ってからは、TRFのSAMが振り付けをしたバージョンまで作られた。
1990年から10年以上もの間作り続けられ、カッコいい!と思ってしまう域まで到達したこのCM。『Let’s go!』と聞こえて来たら、つい体が反応してしまいそう!最後はかっこ良くポーズを決めたい!!ひとめを気にするのは、踊り終わってからで…。
ちなみに作詞、作曲、ボーカルを務めるジョー・リノイエは、近藤真彦や平井堅へも楽曲提供をしている作曲家でもある。
(選曲・文章/和久井 直生子)

6.「She Wants To Move」/N.E.R.D

昨年はファレルの曲「ハッピー」に合わせて、世界各国の人たちがとても楽しそうに踊る動画がYouTubeで話題になりました。そのファレル・ウィリアムスがフロントマンを務めるグループ、N.E.R.Dによる代表曲の1つです。
ある男の連れている女性を見て、「あの女、超セクシー!たまんねー!!…おい、こっちに来たがってんじゃね?!でも男が見張ってるよー。。」という感じで繰り返し歌っていて、合いの手のように入る"she's sexy"にとてもその気持ちがこもっています(笑)。
イントロで和太鼓にも似たドラムの音が鼓動のように低く響いてくると、早くもゾクゾクっと身体が疼いてしまいます。何も考えずに、本能でリズムを感じてください!
さあ、恥ずかしがらずに、踊って踊って、イッちゃってー♪
(選曲・文章/高原千紘)

7. 「Twsitn’ The Night Away」/Sam
Cooke

この曲ほど、テーマにぴったりな曲はありません。それは、今なお様々な音楽雑誌で偉大なミュージシャンとして選出されるアメリカのソウルシンガー、サム・クックの「Twistin' The Night Away(邦題:ツイストで踊りあかそう)」です。
サム・クックが1962年に発表したこの曲は、人々がダンスしている映像からインスピレーションを受けて作られただけあり、もし、人目を気にして微動だにせず聞いていたりしたら、「おいおい、何やってるんだ。これはダンスのための曲だぜ。さあ、周りの目なんて気にせず、ツイストするんだ!」と天国のサム・ムックに怒られてしまうこと間違いありません。
軽快なビートを刻むリズム隊、ご機嫌なピアノ、そして花を添えるホーン隊。
そこに乗るサム・クックのボーカルに身を任せたら、ひとりでに体は動き始めます。
(選曲・文章/楠木智哉)

8.「阿波踊り」

日本の伝統的な音楽にだって「アホみたいに」踊りたくなるものがあるのです!「踊る阿呆に見る阿呆・・・」でおなじみ、阿波踊りですよ!!
日本の3大盆踊りと言われて、なんと400年の歴史を誇る、ダンスミュージックなのです。
阿波踊りというと、踊りの方に目が行きがちですが、ぜひとも音楽にも注目して頂きたい。楽隊は三味線、太鼓、鐘鼓、篠笛と伝統的な日本の楽器で構成されています。三味線がギターのリフのように同じコードを進行を奏で、その上で笛がメロディを演奏します。太鼓と鐘鼓がリズムを作り・・・バンドなんです、コレ。
そして、次第にテンポが早くなり踊っている人、見ている人を興奮の渦に巻き込むのです。
冬だけど、阿波踊り。同じ阿呆なら踊らにゃ損々!!
(選曲・文章/石井由紀子)

著者:ミュージックソムリエ協会

OKMusic編集部

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