帰省ラッシュ!渋滞の車の中も楽しく
なれる曲

選曲のエキスパート“ミュージックソムリエ”があなたに贈る、日常のワンシーンでふと聴きたくなるあんな曲やこんな曲――今回は帰省ラッシュの交通渋滞も楽しくなる曲です。

1.「SHAKE」/SMAP

●“ブギーな胸騒ぎ”で気分爽快!
渋滞中、大声で歌いたい曲のひとつ。デートに向かうためのタクシーが渋滞でもイライラしないと歌う、SMAPの「SHAKE」。”チョーベリーベリー最高”なんて歌詞、素で読むとなんだか気恥ずかしいけれど、あのメロディに乗って口ずさむと、本当にチョーベリーベリー最高になるから不思議。
今からちょうど20年前の1996年にリリースされたこの曲。テレビの前で楽しく見ていた思い出もリンクして、何だか幸せな気分になります。
(選曲・文/石井由紀子)

2.「渋滞の楽しみ方」/SMAP

●国民的アイドルを支えた作詞家の味わい
まずなによりも、この原稿が更新される8/18は、リーダー中居正広さんの誕生日。Hpppy Birthday♪
さて今回のテーマにぴったりなこの曲は、日本のヒットソングを数多く手掛ける作詞家・森浩美さんの作。『雪が降ってきた』『しようよ』『ひと駅歩こう』など、日常のひとコマを切りとったやさしい風景のSMAPソングは、ほとんどが森さんの手によるものです。
今年末での解散が発表されて残念ですが、国民的アイドルを育んだ楽曲制作陣に目を向けてみるのも、おすすめの「楽しみ方」です。
(選曲・文/麻布さやか)

3.「わらの中の七面鳥」(オクラホマミ
キサー)/アメリカ民謡

●ドキドキしながら順番を待った!フォークダンスの名曲
運動会やキャンプファイヤーで踊ったフォークタンスの定番。原曲は「Turkey in the Straw(わらの中の七面鳥)」というアメリカ民謡です。カントリーバンドで聴くオリジナル演奏は、古き良き開拓時代のアメリカそのものを感じます。
初期のミッキーマウスの短編映画「蒸気船ウィリー」でも使われ、アメリカの「ふるさと」的なカントリーミュージックの一つです。単調になりがちな渋滞の中、たまには空を見上げてみませんか♪
(選曲・文/堀川将史)

4.喜歌劇『ボッカチオ』より「ベアトリ
ねえちゃん」/錦織健

●みんなで歌おう!声を揃えてティルリルリ~
見るからに楽しそうなタイトルです。大正時代、浅草オペラで榎本健一氏が歌ってヒットした歴史的名曲。
今回は原曲のドイツ語版の歌唱をご紹介します。コミカルな伴奏と甘く柔らかく軽やかな錦織氏の歌声を合わせると、まるで遊園地のメリーゴーランドにのっているよう。ぜひ車内のみんなで一緒に楽しんでください。
(選曲・文/山本陽子)

5.「Getaway」/JOHNNY KEATING

●スパイ映画好きなあなたに。渋滞からの脱出ソング
時刻は午後6時。高速道路に乗ってから、3時間続いた渋滞もそろそろ終わりが見えてきたところ。奥さんと息子(小2)は、昨日、森林公園ではしゃいだ疲れが残っているのか、ぐっすりと、ご就寝。渋滞さえ抜ければ、我が家はもうすぐ。ここはひとつ、景気のいい音楽でしゃっきりしようか。選んだのはイギリスのジャズ・ミュージシャン、ジョニー・キーティングによる「Getaway」(ずらかれ!)。1963年発表。ビッグ・バンドによる猛烈な煽りが来たる出口への期待を高める。「もうすぐ家に着くよ。」
(選曲・文/旧一呉太良)

6.「I Believe I Can Fly」/R. Kelly

●渋滞の列を空から見てみたい、想像してみるだけでも。
渋滞に巻き込まれると、目の前に広がる車の列しか見えなくて、視野が狭くなりますよね。景色も流れないし。夜はなおさら、赤く点滅するテールランプだけなんてことに……。そんな時、このまま車ごと空を飛べたらいいのに、と何度思ったことか知れません。
自分の可能性にかけたこの歌ですが、ゴスペルのコーラスに神聖な気持ちになります。気持ちを切り替え、事故を起こさずに、安全運転で皆が帰路につけますように。
(選曲・文/麻布さやか)
さて、お気に召した選曲はございましたか。
ぜひこれを機にCDやレコードなどの音源でも、各曲をお楽しみいただければ幸いです。
それではドライバーの皆様、安全運転と早めの休息を心掛けてください。

著者:NPO法人ミュージックソムリエ協会

OKMusic編集部

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