自転車で緑の中 風を感じながら聴き
たい曲
ミュージックソムリエ協会では、「こんな時に聴きたい音楽!」ということで、日常のヒトコマで、ふっと聴きたい音楽を選曲しました。選曲はすべて、ミュージックソムリエ(http://musicsommelier.jp)によるもの。
「自転車で緑の中 風を感じながら聴きたい曲」をテーマに選びました。新緑の眩しい季節になってきました。晴れた空の下で、気持ち良くサイクリングしたい時にピッタリな曲をどうぞ。
1.「Beauty」/James Iha
「世界は変わり続けているけれど僕の愛は変わらないよ、美が見えるかい、愛が見えるかい、全てのものが見えているかい」と歌っているのは、元スマッシング・パンプキンズのギタリスト、ジェームス・イハの1998年に発売されたソロ・アルバム『Let It Come Down』からの隠れた名曲です。スマッシング・パンプキンズ時代の疾走感あふれるハード・ロックとは違って、彼のソロ・ナンバーはとてもオーガニックな手触りで自転車の心地よいスピード感に合いますね。
(選曲・文/阪口マサコ)
2.「オー・シャンゼリゼ (Les Champs-
Elysees)」/奇妙礼太郎トラベルスイン
グ楽団
かの有名な「オー・シャンゼリゼ」を歌うのは、奇妙礼太郎。TVCMで歌声を聴いたことがある方も多いと思います。奇妙礼太郎トラベルスイング楽団は、シンガーソングライター、奇妙礼太郎を中心にトランペットや鍵盤などで構成された音楽隊。華やかで楽しい音に乗せて、奇妙礼太郎の大きく広がる歌声が乗って、とても気持ちいいです。休日の街乗りにぜひおススメしたいです。
(選曲・文/石井由紀子)
3.「Green Circles」/THE SMALL FACE
S
(選曲・文/旧一呉太良)
4.「言い訳Maybe」 / AKB48
(選曲・文/Kersee)
5.「My Ever Changing Moods」/The S
tyle Council
そうやって自転車で走ると頭の中が少し整理される感じがします。とくに春の季節は、柔らかい緑の風がもやもやしていた頭の中をさっと洗い流してくれるかのようです。
1984年に発売されたザ・スタイル・カウンシルの名盤『カフェ・ブリュ』より、アルバム・バージョンで。移ろいやすい心情に捕われた男の心を歌っています。ホーンの入っていない静かめのピアノ・バージョンは、一人で自転車を走らせている時に心に寄り添ってくれる感じがします。
(選曲・文/阪口マサコ)
著者:NPO法人ミュージックソムリエ協会