星降る夜空を大切な人と眺めるロマン
ティックな夜に聴きたい曲

ミュージックソムリエ協会では、「こんな時に聴きたい音楽!」ということで、日常のヒトコマで、ふっと聴きたい音楽を選曲しました。選曲はすべて、ミュージックソムリエ(http://musicsommelier.jp)によるもの。
秋の夜長、皆さんは何をして過ごしますか?
この季節、空気が澄んで空がきれいです。少し肌寒く感じる夜ですが、星空を眺めてみませんか。10月21日から22日の未明にかけて、オリオン座流星群がピークを迎えます。大切な人と寄り添いながら星空を眺める夜に、とっておきのBGMを選んでみました。
秋の夜空のもと、恋する人たちに贈ります。恋人とロマンティックな気分に浸れる、星にまつわる珠玉の6曲。もちろん大好きな人を思いながらひとりで星を眺める夜にもオススメです。ぜひ、皆さんのプレイリストに加えてみませんか。

1 「Shining Star」/The Manhattans

星にまつわるラヴソングのスタンダード・ナンバーといってもいいでしょう。1962年結成のマンハッタンズの1980年のヒット曲、邦題は「夢のシャイニングスター」「ハニー、君は僕の輝ける星 どこへもいかないで 君のいるこの場所にずっといたいんだ 僕が息をひきとる日まで」とドゥーワップ・スタイルで歌う、ど真ん中直球のラヴソングです。まずは、ソウルフルなハーモニーが素敵な夜の始まりを演出してくれます。

2 「Stars」/Simply Red

1985年に英国で結成されデビューした、シンプリー・レッドの1991年の同名アルバムから1992年にヒットしたシングル曲です。シンプリー・レッドのヒット曲は、それまでソウル等のカヴァー曲が多かったのですが、この曲はヴォーカルのミック・ハックネルによるオリジナル曲です。きらめくようなロマンティックなメロディーにのせて、「僕は星空からまっすぐに君の腕の中へ落ちてゆきたいんだ」と歌います。これ以上のくどき文句があるでしょうか。

3 「恋は流星 Shooting Star Of Love」
/吉田美奈子

吉田美奈子の1977年のアルバム「TWILIGHT ZONE」に収録の1曲。山下達郎との共同プロデュース作品です。シングル盤はアルバムとは別アレンジで少しダンサブルなのですが、ここではしっとりとアルバム・ヴァージョンをオススメしたいです。車窓に映る、飛び散る街の灯りとテールライトに「あなたへの愛」を散りばめて、それを流星になぞらえています。星の歌ではありませんが、ムーディでアダルトなメロディーは、星の少ない都会にもロマンティックな流星を感じさせてくれます。

吉田美奈子の1977年のアルバム「TWILIGHT ZONE」に収録の1曲。山下達郎との共同プロデュース作品です。シングル盤はアルバムとは別アレンジで少しダンサブルなのですが、ここではしっとりとアルバム・ヴァージョンをオススメしたいです。車窓に映る、飛び散る街の灯りとテールライトに「あなたへの愛」を散りばめて、それを流星になぞらえています。星の歌ではありませんが、ムーディでアダルトなメロディーは、星の少ない都会にもロマンティックな流星を感じさせてくれます。

吉田美奈子の1977年のアルバム「TWILIGHT ZONE」に収録の1曲。山下達郎との共同プロデュース作品です。シングル盤はアルバムとは別アレンジで少しダンサブルなのですが、ここではしっとりとアルバム・ヴァージョンをオススメしたいです。車窓に映る、飛び散る街の灯りとテールライトに「あなたへの愛」を散りばめて、それを流星になぞらえています。星の歌ではありませんが、ムーディでアダルトなメロディーは、星の少ない都会にもロマンティックな流星を感じさせてくれます。

4 「Yellow」/Coldplay

1997年にロンドンで結成された4人組、コールドプレイの2000年のアルバム「パラシューツ」からのセカンド・シングルです。彼らを一躍有名にした大ヒット曲ですね。ここで歌われる「Yellow」は黄金色のニュアンスに近いかもしれません。「星を見上げてごらん 君のために輝いてるのを見てごらん 君のすることも全てが 黄色く輝いてたんだ」コールドプレイの彼らの得意とする、メロウで胸がキュンとなるロックのラヴソングです。

5 「見上げてごらん夜の星を」/坂本九

こちらも星を「見上げてごらん」の歌です。もはや説明不要の多くの人にカヴァーされる日本のスタンダード・ナンバーです。坂本九の1963年のシングル曲で、作詞は永六輔、作曲はいずみたく。2003年の紅白歌合戦で、平井堅と映像でのデュエットが披露されたのを覚えてる方は多いでしょう。九ちゃんのせつなく震えるヴィブラートが心に響きますね。まさに日本のナット・キング・コールですね。

6 「Ribbon In The Sky」/Stevie Won
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ラストは1982年のスティーヴィ・ワンダーのベスト・アルバム「ミュージックエイリアム」に収録されている1曲です。このベスト・アルバムには4曲の新曲が、当時の2枚のレコードのA面~D面の各ラストに収録されていて、この曲はB面のラストです。
盲目のスティーヴィが歌う「僕らの愛のために空に架かる1本のリボン」は何を指してるのでしょうか。流星でしょうか、天の川でしょうか、それともオーロラでしょうか。ロマンティックな想像力を掻き立てられます。歌い出しの歌詞が「この夜のためにずっと長い間祈ってきたんだ 星が君をぼくのところへ導いてくれるように」ですので、夜空であることには間違いありません。
スティーヴィ・ワンダーならではの美しいバラードです。
(選曲・文/阪口マサコ)

著者:NPO法人ミュージックソムリエ協会

OKMusic編集部

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