2016年はバブル元年!ベッド・インを
攻略するためのバブリーな5曲

音楽業界は盆も正月も土日祝日も関係ないので正直季節感もへったくれもないのですが、新年明けましておめでとうございます。
手前味噌ですが、2015年は本業と全く関係ないところでライヴイベントを企画し、アイドルからハードコアバンドまで、実にさまざまなジャンルのアーティストさんに出演していただきました。本当はこの場を借りて全員ご紹介したいところですが、2016年こそ景気がよくなるようにという願いを込めまして、以前取材させてもらったご縁もあるベッド・インをフィーチャーしたいと思います。
今回は「これさえ聴いておけば大丈夫!」というお馴染みのカバー曲や、新しさと懐かしさがせめぎ合うオリジナル曲をピックアップします。みなさんもこれを聴いてぜひ1月17日のワンマンおギグに、と思いきやパ〜券という名のチケットはすでに完売したそうです。いい話だ、あやかりたい。

1.C調び〜なす!(15’)/ベッド・イ

まずは11月にリリースされたばかりのニューシングルからこの曲を。90年代ユーロビートリスペクトなサウンド、放送コードを札束で引っ叩いて圏外に吹っ飛ばすようなあの下ネタと親父ギャグと業界用語がバリバリの歌詞、そしてイジリー岡田、サイプレス上野、大石真翔といった面々の怪演が目を引くMVなど、とにかく情報量が多すぎてあらゆる意味でカロリーを消費します。性徒諸君も一緒にやれる簡単な振付パートもあるので、ぜひマスターしてから臨みましょう。ちなみに、“性徒諸君”というのは彼女達のファンの呼称です。

2.限界LOVERS(89’)/SHOW-YA

ベッド・インのステージは、バンド編成の“ベッド・イン with パートタイムラバーズ”、ふたりの歌とダンスが楽しめるユニット編成、そして益子寺かおりさんのパワフルな歌唱力と中尊寺まいさんのスキルフルでハードなギタープレイが濃密に絡み合うKIX-S編成の3パターンがありますが、バンド編成時にクライマックス的なタイミングで披露されるのがこの曲です。「地下セクシーアイドルになりたい」という彼女たちの夢を体現しているような、バンドのタフネスと大人の女性の色香と包容力を贅沢に凝縮させたSHOW-YA姐さんの原曲もぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

3.嵐の素顔(89’)/工藤静香

「あの右手を顔のサイドと顎下で忙しなく行き来させるユニークな振付でお馴染みの」という説明がピンとこない、バブルのバの字も知らない世代の方はぜひ何らかの手段で映像を観て予習してください。そうでなければ、あの美しい長髪を不適な笑みを湛えながらかき上げるかおりさん、そしてサビのブレイクの部分で吉川晃司ばりに足を高々と振り上げるちゃんまいさんに釘付けになっている間に曲が終わっていたりします。せっかくなので性徒諸君みんなであの間奏部分であの振付をやってしまいましょう。

4.後ろから前から(80’)/畑中葉子

ハードコアの影響を受けた熟練の技が光るバンド編成ももちろんですが、彼女達の歌唱力やあれられもないダンスをゆったり堪能できるユニット編成もまた違った魅力があります。《時には少女みたいに息をこらして 時には娼婦みたいに妖しく誘うわ》という艶かしい歌詞の合間に「フッフー」と合いの手を入れたり、サビの「後ろから前からどうぞ」の「どうぞ」を一緒にシャウトしてみたりしましょう。ちなみに、原曲を歌っている畑中葉子さんは、昨夏開催されたワンマンおギグでサプライズ出演されました。

5.♂×♀×ポーカーゲーム(15’)/
ベッド・イン

主演映画『101回目のベッド・イン』の主題歌にも起用されたこの曲(ふたりはすでに銀幕デビューも果たしているのです)。ベッド・インに影響されて購入したジュリアナ扇子や、ピースサインの人差し指と中指の先端部分を交わらせる“マンピース”サインを気の済むまで使用できるキラーチューンです。80年代後半から90年代にかけて巷にあふれていたあのサウンドとぶっといバンド演奏が奇跡の融合を遂げ、ふたりが掲げる“ボディコンロック”を世に知らしめることとなりました。

著者:町田ノイズ

OKMusic編集部

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