INTERVIEW | Monthly Mu & New Cal
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がむしゃら”が詰め込まれた初のアル
バム 大人でも子供でもない4人の“が
むしゃら”が詰め込まれた初のアルバ

目が覚めるような疾走感のある「SEX」で始まり、メンバー全員が頭空っぽにして歌う「Waikiki Beach」で終わる。なんて愚直でひたむきなアルバムなんだろう。Monthly Mu & New Caledoniaの1stアルバム『HUMANIAC』。音楽的にはオルタナティブ、エモ、パンク、ファンク、インディ・ポップなど、様々なテイストを取り入れているが、やはりこれまで以上にロック色を強めた作品になったと言えるだろう。門口夢大(Vo.)の歌を中心とした制作にシフトした彼らは、結成から5年、ようやくバンドのアイデンティティを確立するような作品を作り上げたのだ。
今回のインタビューでは収録曲を順に辿っていきながら、本作に込めた思いをじっくり語ってもらっている(「涙」と「Rollin’」の2曲については、 5月に行ったインタビュー(https://spincoaster.com/interview-monthly-mu-new-caledonia-2) を参照してほしい)。「絶望も経験したからこそ、希望を歌える」というのが、制作における重要なワードだったという。悲しみの先には喜びがあって、怒りの裏には愛がある。最低だけど最高な人生。Monthly Mu & New Caledoniaの初のアルバムを楽しんでほしい。
Interview & Text by Ryutaro Kuroda(https://twitter.com/KURODARyutaro)
Photo by Official
“門口夢大の人間性”を余すところなく表現
――初のアルバムが完成しましたね。
門口:もう最高。歌詞も全部いいし、こういう1stアルバムが作りたかった。子供と大人の間みたいな曲が詰まっているので、ジジイになって聴き返したときにこの気持ちを取り戻せるかなって思います。
鈴木:すごく夢大っぽいアルバムになりましたね。今年の始めくらいにバンドの軸が決まって、それがボーカル・門口夢大の人間性を見せていくということなんですけど、そこは余すことなく表現できたと思います。ただ、満足している反面、やりたくてもできなかった部分も多々あって。今出せるものは出し切れたという点では100点なんですけど、できなかった部分でマイナスが入って、自分の中での採点は70点ぐらいですかね。
――曲のトラックはいつも通り鈴木さんと若林さんが作っていたんですか?
鈴木:そうですね。ただ、これまではトラックが先に上がっていて、そこに夢大の歌メロと歌詞を乗せるような作業だったんですけど。今回は最初のデモを作る段階から夢大とスタジオに入って、アコギで歌を乗せられるかを確認しながら選んだ曲が多いです。
――全体的にロックンロールやパンク、エモからの影響を感じる曲が増えたように思います。それは門口さんの音楽的な好みが出たからでしょうか?
門口:おしゃれなトラックを聴いても自然な言葉が出てこなくて。今回はエモっぽい曲とかパンクっぽいテイストの曲があると思うんですけど、そういうトラックの方が今の自分の心に刺さったんだと思います。前のインタビューでもサニーデイ・サービスの『Doki Doki』が素晴らしい、という話をしたと思うんですけど、バンドとしても打ち込みじゃなくて、生音を前面に出したかったところはあるかもしれないです。
――1曲目の「SEX」はハイウェイを飛ばしていくような爽快感がありますね。
鈴木:1曲目と2曲目は、それぞれ夢大が出会った女の子とのストーリーからできています。いい感じにLINEで連絡を取り合ってたり、「明日はデートに行く」とか、そういう話をよく聞いていて。それをインスピレーションにアコギからコード進行を作っていきました。
門口:ある日の感情がそのまま曲になったような、そういうアルバムを作りたかった。「SEX」は風俗で働いてる人との交流があったときに作った曲です。そういう世界って自分が知らないだけで、そこで働いている人と出会えば身近なことになってくるじゃないですか。その人は高校を卒業してからそういう仕事しかしてなくて、「私は汚い方法でしかお金を稼ぐことができない」と言っていたんですけど、金の稼ぎ方に綺麗も汚いもないんじゃないかなと思うんですよね。風俗で働いてる人の歌ってあんまりないと思うし、そういうところにも光を当てるのがマンスリーのテーマでもあるのかなって思います。
――「5 a.m.」は?
門口:これは夏の暑いときでしたね。龍行からもらったオケに入っていたリフがすごくよくて、コードだけもらって歌を乗せました。そのとき好きな人がいたんですけど、その人には同棲している彼氏がいたんですよ。で、そこも俺っぽいなと思うんですけど、そういうのって普通諦めるじゃないですか。でも、俺は行っちゃうんですよ。好きだと思ったら。
鈴木:(笑)。
門口:「5 a.m.」はそのときの思い出を書いた曲です。同棲している人がいるということは、その人には帰る家があるわけですよね。だから彼女の家に行くこともないし、公園のベンチで花火とかをやってたんですけど、いつも帰るときには家まで送っていって。そういうところに僕は虚しさを感じるわけです。ずっと一緒にいられない胸の痛み、みたいな。本当に朝の5時くらいに作った曲なんですけど、頭からケツまで全部事実でできています。
小笹:以前「WOKE」の制作背景を話したとき、夢大は『きみの鳥はうたえる』のシーンが浮かんでいたって言ってましたけど、「5 a.m.」の歌詞もあの映画の世界観に似ていると僕は思います。あの映画が好きでそういう背景を持っている人だったら、この曲を書いてもおかしくはないかなと思いましたね。
鈴木:この曲はメンバーからの添削も一切許してくれなかったっす。「絶対変えない!」って(笑)。
――「Match Pomp」は本作の中でもファンキーなところがある曲ですね。
鈴木:達人とよく夜中に曲を作っていたんですけど、途中から達人の彼女が家に来て、一緒に部屋に行っちゃったことがあるんですよ。「俺と曲を作ろうって言ってたのに、女の子を取るんだ?」って思ってすげえムカついて。それで、いい曲を作ったら戻ってきてくれるんじゃないかなと思って(笑)、そのときのイライラや気合いを込めて作ったらこのサウンドになりました。そこに夢大が日々感じるストレスとか、声を上げて言いたいことを歌詞にすることで、パンチのある曲にしたいと思ってできた曲です。
――まさに言葉には怒りが乗っていますね。
門口:なんかガタガタ言ってくるうるせえやつらが周りにいっぱいいたんで、「めんどくせえな」っていう感じでしたね。フラストレーションが唯一出てる曲かもしれない。怒りがベースにある曲って、マンスリーではそんなにないかもしれないから。
小笹:この曲があるからこそ、喜怒哀楽の全部が揃って嘘のない作品になった気がします。最近のThe 1975のアルバムにはその全部が綺麗に入っていると思うんですけど、そういう作品ってすごくいいですよね。
――ギターやベースのフレーズで意識したことはありますか?
若林:ギターはリードをちょこっと弾くぐらいですね。「Match Pomp」はどちらかと言うと、ビート作りで根詰めました。生音と打ち込みのちょうど中点を探しつつ、サウンドにおいてはハイハットの入れる位置にこだわっています。
小笹:ベースはサビでレッチリ(Red Hot Chili Peppers)っぽくしようとか、2番になったらKing Gnuっぽくしようとか、楽しくテンションを上げて弾くことだけを考えました。耳に残るいいベース・ラインができたので、僕のベスト・アクトだと思います。
「今はバンドとして走ってる最中」
――「もしもし」はやんわりデジタル感が残っていますね。
若林:やんわりありますよね。最初はもうちょっといなたいロックンロールのイメージで、ドライブ感のあるギターのブリッジ・ミュートが入ってたんですけど。多分そこにデジタル感が残ったのは、ドラムを打ち込んでいるのが大きいかもしれないです。
小笹:僕は1番最初に聴いたロック・バンドがスピッツだったので、 今回は裏テーマとして全曲スピッツっぽいフレーズをイメージして弾いていて、「もしもし」のサビもその意識でちょっとだけ動きを入れました。ライブではもうちょっとポップにして、羊文学みたいな感じになったらいいなと思ってます。
――「Sometime」はゆったりとした歌とアコギが心地良いですね。
門口:これはみんなとシェアハウスに住んでたときの歌ですね。サビの要素だけ何年か前にあって、全体的にちょっと書き直してできたのかな。
――「インターチェンジ」はベースの存在感がありますね。すごく効いていると思います。
小笹:僕としては味付け程度のベースというか(笑)。最初はドラムとギターの2トラックだけの曲だったんですよ。
若林:外側から聴いたら、意外とベースありきのギターに聴こえるのかもね。
小笹:くるりの「ハイウェイ」とか「赤い電車」とか、ゆったりと景色が変わっていくような曲のイメージで、いい意味で淡々としたものにしようと思っていました。
――若林さんは最初のギターでイメージしていたものはありますか?
若林:いや、ないですね。キャッチーなリフが出たのでパスしたら、そのまま曲になっちゃったという感じです。ただ、最初はもう少し打ち込み色のあるエレクトロをイメージしていたんですけど、夢大が書いた歌詞の内容が思ってるのと全然違くて(笑)。
――しんみりしてますね。
若林:そうなんです。それで打ち込み感もちょっと戻しました。
門口:オケを聴いたときに車が走ってる感じがあると思ったんですよね。スタジオに入って宇宙語でジャムったときも、《振り返るなよ 旅の中で出会った音で涙拭いて》という詞やメロディが一発で出てきて。ツアーで車に乗っているときに感じることと、自分らの人生が上手く重なるといいなと思って書きました。
――ドライブしていく感覚は作品を通してあるように思います。
門口:そうですね。やっぱり今はバンドとしても走ってる最中というか、マンスリーのライブって終わりにかけて衝動的に駆け抜けていくような内容になっていると思うので。そういうのがアルバム全体で表現できたらいいなとは思っていました。
――「1994」は門口さんが生まれた年ですね。華やかな青春ではなく、惨めな青春を歌っているところに“らしさ”を感じます。
門口:Jack Kerouac(ジャック・ケルアック)の『On the Road(路上)』という小説があるじゃないですか。あの感じで書いたらいいかなと思ってたんですけど、そうするとまたアルバムのテーマから逸脱するなと思って。メンバーからは「青春のときに感じてたことを歌うのがいいんじゃないか」って言われたので、(幼少期に)中国に行く前の自分のことを書きました。
鈴木:この曲は本当に精神性の歌ですね。俺も青春はクソだと思っていたし、よく昔を思い返して美化するような話があるけど、自分はなかなか美化できないんですよ。でも、歳を取ってからこの4人でバンドができていて、俺は今めっちゃ楽しいんです。だから聴いてる人の中で今現在が退屈だと思っている人がいたとしても、もしかしたらこの先におもしろいことがあるかもしれないから、もうちょっと待ってみてもいいんじゃない? ってことを1番言いたいです。
――楽曲からはポップ・パンクっぽさも感じました。
鈴木:そこは手癖の部分もあるかもしれないです。コード進行は俺の考える夢大の中高生時代のサウンドという感じですね。あと、オマージュをいくつか入れているんですけど、94年はKurt Cobain(カード・コバーン)が亡くなった年だということを思い出したんですよ。
――なるほど。
鈴木:Oasisが「Live Forever」を出したとき、Noel Gallagher(ノエル・ギャラガー)がインタビューで、「Nirvanaは好きだけど、言ってることはクソだ」みたいに言っていて。「俺は死にたくないし、ずっと生きてたいから“Live Forever”という曲を作った」って言うんですけど、その精神こそがめっちゃパンクだなと思うんですよね。
悪いところを見たからこそいいものが光って見えるっていうのが、制作のキーワードとしてすごくあって。この曲でもネガティブなことを言っているけど、その先にはポジティブなものを見たいという気持ちがあって、そういう曲になるように2つのバンドのオマージュを入れました。
門口:Kurt Cobainが死んだときの、ラジオ音声のサンプリングも入れています。
――そうしたオマージュは、ベースの演奏にも活かされていると思いますか?
小笹:いや、何も知らされてないです(笑)。
鈴木:伝えることで(その情報に)引っぱられるのもよくないなと思ったんです。まあ、達人には言ったんですけど。
小笹:えっ?(笑)。
――知らされていないの、小笹さんひとりだけじゃないですか(笑)。
若林:ラスサビで「Live Forever」のギター・ソロを弾いてるのも気づいてない?
小笹:なんにも知らない(笑)。
鈴木:でも、2Aにベースとドラムだけのパートがあるんですけど。あそこは龍華だからできたフレーズだと思うんですよね。
小笹:曲の元ネタがDragon Ashだと勝手に思い込んでて(笑)。『Buzz Songs』というKjが20歳ぐらいのときに作ったアルバムがあるんですけど、ああいういなたいけど重たい感じをイメージしていて。それが勝手に功を奏したみたいです(笑)。
「この歳になってもバンドをやってるって時点で、全然大人じゃない」
――「Vienna」のようなミッド・テンポのロックは、門口さんの声に合いますね。
鈴木:この曲はアルバムを作る前からアイデアがあって、実はオケも昔作ったことがあるんですけど、毎回納得いくものにならなくてお蔵入りにしていたんですよ。
若林:「Vienna」で悩んだ理由は家庭料理的というか、そつのないものを作ろうとしていたからなんです。この曲は派手なものが入ってるわけじゃなくて、ぼやけた夢大っぽさやマンスリーっぽいサウンドがあるという感じで、それをどう完成させるかが難しかったんですよね。僕はでき上がった今でもわかっていない部分が大きくて、曲が出てから反応を見るのが楽しみです。
――制作は苦戦したようですけど、門口さんはどんなことを思って詞を書いたんですか?
門口:俺はオケにそんなにこだわりがないんです。自分が(歌詞で)言いたいことを言いさえすれば、あとはみんながそれぞれの解釈で曲を作ってくれる。それがマンスリーっぽいのかなって思います。山下達郎も言っていたんですよ、「人が歌を聴いていいなと思う要素の8割は歌詞だ」と。だから何かが薄味だろうと、「これが自分の歌だ」と思えるものができればそれでいいかな、と思っています。
――《明け方の街でもがいてる僕らは 確かな今を探してる》と歌っていますね。
門口:なんか東京で生きていると、こういう歌が1番必要なんじゃないかなと思うんですよ。明け方の街をひとりで酔っぱらって歩いてると、どうしようもない気持ちになったりするじゃないですか。そんなときに朝焼けを見ると「また明日が来るんだな」と思ったりして。みんなの頑張った先に、光が差すといいなって思います。
――そして「Waikiki Beach」です。最後に全員で歌う、ハジけるようなテンションの曲がきますね。
門口:これこそ本当の初期衝動みたいな。こういう曲がアルバムの最後にあるバンドが好きなんです。歌詞にもある《人がどう 世間がこう そんなもん知らねえ 全部てめえで決めろ》っていうのが、このアルバムのテーマなんじゃないかなって思います。
《俺らユース ずっとユース》と歌っていますけど、そういうのは年齢的なことじゃなくて、全部心のありようだと。そういうことを「Waikiki Beach」までの10曲をかけて、いろんな角度から歌ってるのがこのアルバムなんじゃないかなって僕は思うんです。
――先ほど「子供と大人の間」という言葉も使われていましたね。
門口:この歳になってもバンドをやってるって時点で、全然大人じゃねえっていうか。遅くまでお酒を飲んじゃうし、スタジオに遅刻しちゃうし、バンドで金を稼ぐこととか俺は全然興味ないから。みんなも大人のフリをしているだけで、“模範的な大人”みたいな人ってそんなにいないんじゃないかなって思うんですよね。
鈴木:俺が思う夢大のよさって、この曲に詰まってるんですよね。きっと上手い言い回しをしようとか、評価されたいと思う部分も半分はあるんですけど、もう半分は素でやっていて。俺はそこがすごく好きですね。
11曲で多様な感情の起伏を表現したアルバム
――まさにバンドとしてのアイデンティティを確立するような作品ができたんじゃないかと思います。
若林:そうですね。今までは“誰々っぽいサウンド”を意識していた部分もあったんですけど、このアルバムを作ってからは、マンスリーはマンスリーだけであればいいかなと思います。
鈴木:11曲にこれだけ感情の起伏があって、サウンド面でも全然違うことをやっていると思うんです。楽しかったり、悲しかったり、激しかったり、静かだったり……ひとりの人間を掘っただけでもこれだけ色々なものが出てくる。だからいろんな人が集まったときには、意見が違うのって普通でしょって思うんですよね。夢大が幼少の頃から抱える、「同調圧力が嫌だ」っていう感情からインスピレーションを受けて、バンドとしても「みんなの違いを肯定したい」ってことを掲げて活動したのがこの1年だったので。それを体現するアルバムになったのはすごく嬉しいですね。
――小笹さんは今どんな手応えを持っていますか?
小笹:青春やユースという話が出てきましたけど、オジサンがかつての青春にすがるような、“青春ゾンビ”という言葉があるじゃないですか。でも、やっぱり我々はそれじゃないなというとこに気づきまして。『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008』の銀杏BOYZみたいに、よだれをだらだら垂らしながら自分のやりたいことを精一杯やるみたいな、そういうところが僕たちなんじゃないのかと思います。
――というと?
小笹:『リンカーン』という番組で、色々な異文化を体験する「ウルリン滞在記」という企画があったんです。そこでフットボールアワーの後藤さんがアイドル・オタクに混ざる回があったんですけど、最初はオタク文化に対して否定的だった彼が、最後の日にはめっちゃ号泣するんですよね。要は青春というものがなかった人たちがアイドルを見つけて、同じような人たちと一緒に何かひとつのことに集中している今こそが青春だ、みたいな話なんですけど。このアルバムって、たぶんそれだなって思うんですよね。僕たちが目の前のものに一生懸命でいられることが青春である、ということなのかなと。
――がむしゃらになっている、ということですかね?
小笹:そうですね。僕は早く結果を出したいんですよ。
門口:俺も出したい。めっちゃ金を稼ぎてぇ。
小笹:えええ?(笑)。
――先ほど「金を稼ぐことに興味はない」と言ってましたけど(笑)。
門口:強がりました。
小笹:(笑)。
門口:やっぱり色々考えると、お金は大事っすね。これだけで食えるぐらいアルバムが売れてほしい。そして次にアルバムを作るときには、たとえばみんなが旅をしたり、人に会ったりして、そこで感じたことを曲に反映していきたいです。今回は僕の過去の体験を振り返って作っていったけど、新しい経験からできる曲が増えたらいいですね。
鈴木:でも、旅するにもお金が必要だからね。
門口:そうなんだよ。何をするにも金。水を飲むにも金。「結論、金は大事」って書いておいてください。
――お金に囚われ始めましたね。
門口:(笑)。マジで売れてほしいなあ、このアルバム。
【リリース情報】
■ 配信リンク(https://mmnc.lnk.to/V1sYfE)
【イベント情報】
※高校生以下無料
・チケット
一般発売(e+)(https://eplus.jp/mmnc/) :9月2日(土)10:00~
■ Monthly Mu & New Caledonia オフィシャル・サイト(http://mmnc.jp)
目が覚めるような疾走感のある「SEX」で始まり、メンバー全員が頭空っぽにして歌う「Waikiki Beach」で終わる。なんて愚直でひたむきなアルバムなんだろう。Monthly Mu & New Caledoniaの1stアルバム『HUMANIAC』。音楽的にはオルタナティブ、エモ、パンク、ファンク、インディ・ポップなど、様々なテイストを取り入れているが、やはりこれまで以上にロック色を強めた作品になったと言えるだろう。門口夢大(Vo.)の歌を中心とした制作にシフトした彼らは、結成から5年、ようやくバンドのアイデンティティを確立するような作品を作り上げたのだ。
今回のインタビューでは収録曲を順に辿っていきながら、本作に込めた思いをじっくり語ってもらっている(「涙」と「Rollin’」の2曲については、 5月に行ったインタビュー(https://spincoaster.com/interview-monthly-mu-new-caledonia-2) を参照してほしい)。「絶望も経験したからこそ、希望を歌える」というのが、制作における重要なワードだったという。悲しみの先には喜びがあって、怒りの裏には愛がある。最低だけど最高な人生。Monthly Mu & New Caledoniaの初のアルバムを楽しんでほしい。
Interview & Text by Ryutaro Kuroda(https://twitter.com/KURODARyutaro)
Photo by Official
“門口夢大の人間性”を余すところなく表現
――初のアルバムが完成しましたね。
門口:もう最高。歌詞も全部いいし、こういう1stアルバムが作りたかった。子供と大人の間みたいな曲が詰まっているので、ジジイになって聴き返したときにこの気持ちを取り戻せるかなって思います。
鈴木:すごく夢大っぽいアルバムになりましたね。今年の始めくらいにバンドの軸が決まって、それがボーカル・門口夢大の人間性を見せていくということなんですけど、そこは余すことなく表現できたと思います。ただ、満足している反面、やりたくてもできなかった部分も多々あって。今出せるものは出し切れたという点では100点なんですけど、できなかった部分でマイナスが入って、自分の中での採点は70点ぐらいですかね。
――曲のトラックはいつも通り鈴木さんと若林さんが作っていたんですか?
鈴木:そうですね。ただ、これまではトラックが先に上がっていて、そこに夢大の歌メロと歌詞を乗せるような作業だったんですけど。今回は最初のデモを作る段階から夢大とスタジオに入って、アコギで歌を乗せられるかを確認しながら選んだ曲が多いです。
――全体的にロックンロールやパンク、エモからの影響を感じる曲が増えたように思います。それは門口さんの音楽的な好みが出たからでしょうか?
門口:おしゃれなトラックを聴いても自然な言葉が出てこなくて。今回はエモっぽい曲とかパンクっぽいテイストの曲があると思うんですけど、そういうトラックの方が今の自分の心に刺さったんだと思います。前のインタビューでもサニーデイ・サービスの『Doki Doki』が素晴らしい、という話をしたと思うんですけど、バンドとしても打ち込みじゃなくて、生音を前面に出したかったところはあるかもしれないです。
――1曲目の「SEX」はハイウェイを飛ばしていくような爽快感がありますね。
鈴木:1曲目と2曲目は、それぞれ夢大が出会った女の子とのストーリーからできています。いい感じにLINEで連絡を取り合ってたり、「明日はデートに行く」とか、そういう話をよく聞いていて。それをインスピレーションにアコギからコード進行を作っていきました。
門口:ある日の感情がそのまま曲になったような、そういうアルバムを作りたかった。「SEX」は風俗で働いてる人との交流があったときに作った曲です。そういう世界って自分が知らないだけで、そこで働いている人と出会えば身近なことになってくるじゃないですか。その人は高校を卒業してからそういう仕事しかしてなくて、「私は汚い方法でしかお金を稼ぐことができない」と言っていたんですけど、金の稼ぎ方に綺麗も汚いもないんじゃないかなと思うんですよね。風俗で働いてる人の歌ってあんまりないと思うし、そういうところにも光を当てるのがマンスリーのテーマでもあるのかなって思います。
――「5 a.m.」は?
門口:これは夏の暑いときでしたね。龍行からもらったオケに入っていたリフがすごくよくて、コードだけもらって歌を乗せました。そのとき好きな人がいたんですけど、その人には同棲している彼氏がいたんですよ。で、そこも俺っぽいなと思うんですけど、そういうのって普通諦めるじゃないですか。でも、俺は行っちゃうんですよ。好きだと思ったら。
鈴木:(笑)。
門口:「5 a.m.」はそのときの思い出を書いた曲です。同棲している人がいるということは、その人には帰る家があるわけですよね。だから彼女の家に行くこともないし、公園のベンチで花火とかをやってたんですけど、いつも帰るときには家まで送っていって。そういうところに僕は虚しさを感じるわけです。ずっと一緒にいられない胸の痛み、みたいな。本当に朝の5時くらいに作った曲なんですけど、頭からケツまで全部事実でできています。
小笹:以前「WOKE」の制作背景を話したとき、夢大は『きみの鳥はうたえる』のシーンが浮かんでいたって言ってましたけど、「5 a.m.」の歌詞もあの映画の世界観に似ていると僕は思います。あの映画が好きでそういう背景を持っている人だったら、この曲を書いてもおかしくはないかなと思いましたね。
鈴木:この曲はメンバーからの添削も一切許してくれなかったっす。「絶対変えない!」って(笑)。
――「Match Pomp」は本作の中でもファンキーなところがある曲ですね。
鈴木:達人とよく夜中に曲を作っていたんですけど、途中から達人の彼女が家に来て、一緒に部屋に行っちゃったことがあるんですよ。「俺と曲を作ろうって言ってたのに、女の子を取るんだ?」って思ってすげえムカついて。それで、いい曲を作ったら戻ってきてくれるんじゃないかなと思って(笑)、そのときのイライラや気合いを込めて作ったらこのサウンドになりました。そこに夢大が日々感じるストレスとか、声を上げて言いたいことを歌詞にすることで、パンチのある曲にしたいと思ってできた曲です。
――まさに言葉には怒りが乗っていますね。
門口:なんかガタガタ言ってくるうるせえやつらが周りにいっぱいいたんで、「めんどくせえな」っていう感じでしたね。フラストレーションが唯一出てる曲かもしれない。怒りがベースにある曲って、マンスリーではそんなにないかもしれないから。
小笹:この曲があるからこそ、喜怒哀楽の全部が揃って嘘のない作品になった気がします。最近のThe 1975のアルバムにはその全部が綺麗に入っていると思うんですけど、そういう作品ってすごくいいですよね。
――ギターやベースのフレーズで意識したことはありますか?
若林:ギターはリードをちょこっと弾くぐらいですね。「Match Pomp」はどちらかと言うと、ビート作りで根詰めました。生音と打ち込みのちょうど中点を探しつつ、サウンドにおいてはハイハットの入れる位置にこだわっています。
小笹:ベースはサビでレッチリ(Red Hot Chili Peppers)っぽくしようとか、2番になったらKing Gnuっぽくしようとか、楽しくテンションを上げて弾くことだけを考えました。耳に残るいいベース・ラインができたので、僕のベスト・アクトだと思います。
「今はバンドとして走ってる最中」
――「もしもし」はやんわりデジタル感が残っていますね。
若林:やんわりありますよね。最初はもうちょっといなたいロックンロールのイメージで、ドライブ感のあるギターのブリッジ・ミュートが入ってたんですけど。多分そこにデジタル感が残ったのは、ドラムを打ち込んでいるのが大きいかもしれないです。
小笹:僕は1番最初に聴いたロック・バンドがスピッツだったので、 今回は裏テーマとして全曲スピッツっぽいフレーズをイメージして弾いていて、「もしもし」のサビもその意識でちょっとだけ動きを入れました。ライブではもうちょっとポップにして、羊文学みたいな感じになったらいいなと思ってます。
――「Sometime」はゆったりとした歌とアコギが心地良いですね。
門口:これはみんなとシェアハウスに住んでたときの歌ですね。サビの要素だけ何年か前にあって、全体的にちょっと書き直してできたのかな。
――「インターチェンジ」はベースの存在感がありますね。すごく効いていると思います。
小笹:僕としては味付け程度のベースというか(笑)。最初はドラムとギターの2トラックだけの曲だったんですよ。
若林:外側から聴いたら、意外とベースありきのギターに聴こえるのかもね。
小笹:くるりの「ハイウェイ」とか「赤い電車」とか、ゆったりと景色が変わっていくような曲のイメージで、いい意味で淡々としたものにしようと思っていました。
――若林さんは最初のギターでイメージしていたものはありますか?
若林:いや、ないですね。キャッチーなリフが出たのでパスしたら、そのまま曲になっちゃったという感じです。ただ、最初はもう少し打ち込み色のあるエレクトロをイメージしていたんですけど、夢大が書いた歌詞の内容が思ってるのと全然違くて(笑)。
――しんみりしてますね。
若林:そうなんです。それで打ち込み感もちょっと戻しました。
門口:オケを聴いたときに車が走ってる感じがあると思ったんですよね。スタジオに入って宇宙語でジャムったときも、《振り返るなよ 旅の中で出会った音で涙拭いて》という詞やメロディが一発で出てきて。ツアーで車に乗っているときに感じることと、自分らの人生が上手く重なるといいなと思って書きました。
――ドライブしていく感覚は作品を通してあるように思います。
門口:そうですね。やっぱり今はバンドとしても走ってる最中というか、マンスリーのライブって終わりにかけて衝動的に駆け抜けていくような内容になっていると思うので。そういうのがアルバム全体で表現できたらいいなとは思っていました。
――「1994」は門口さんが生まれた年ですね。華やかな青春ではなく、惨めな青春を歌っているところに“らしさ”を感じます。
門口:Jack Kerouac(ジャック・ケルアック)の『On the Road(路上)』という小説があるじゃないですか。あの感じで書いたらいいかなと思ってたんですけど、そうするとまたアルバムのテーマから逸脱するなと思って。メンバーからは「青春のときに感じてたことを歌うのがいいんじゃないか」って言われたので、(幼少期に)中国に行く前の自分のことを書きました。
鈴木:この曲は本当に精神性の歌ですね。俺も青春はクソだと思っていたし、よく昔を思い返して美化するような話があるけど、自分はなかなか美化できないんですよ。でも、歳を取ってからこの4人でバンドができていて、俺は今めっちゃ楽しいんです。だから聴いてる人の中で今現在が退屈だと思っている人がいたとしても、もしかしたらこの先におもしろいことがあるかもしれないから、もうちょっと待ってみてもいいんじゃない? ってことを1番言いたいです。
――楽曲からはポップ・パンクっぽさも感じました。
鈴木:そこは手癖の部分もあるかもしれないです。コード進行は俺の考える夢大の中高生時代のサウンドという感じですね。あと、オマージュをいくつか入れているんですけど、94年はKurt Cobain(カード・コバーン)が亡くなった年だということを思い出したんですよ。
――なるほど。
鈴木:Oasisが「Live Forever」を出したとき、Noel Gallagher(ノエル・ギャラガー)がインタビューで、「Nirvanaは好きだけど、言ってることはクソだ」みたいに言っていて。「俺は死にたくないし、ずっと生きてたいから“Live Forever”という曲を作った」って言うんですけど、その精神こそがめっちゃパンクだなと思うんですよね。
悪いところを見たからこそいいものが光って見えるっていうのが、制作のキーワードとしてすごくあって。この曲でもネガティブなことを言っているけど、その先にはポジティブなものを見たいという気持ちがあって、そういう曲になるように2つのバンドのオマージュを入れました。
門口:Kurt Cobainが死んだときの、ラジオ音声のサンプリングも入れています。
――そうしたオマージュは、ベースの演奏にも活かされていると思いますか?
小笹:いや、何も知らされてないです(笑)。
鈴木:伝えることで(その情報に)引っぱられるのもよくないなと思ったんです。まあ、達人には言ったんですけど。
小笹:えっ?(笑)。
――知らされていないの、小笹さんひとりだけじゃないですか(笑)。
若林:ラスサビで「Live Forever」のギター・ソロを弾いてるのも気づいてない?
小笹:なんにも知らない(笑)。
鈴木:でも、2Aにベースとドラムだけのパートがあるんですけど。あそこは龍華だからできたフレーズだと思うんですよね。
小笹:曲の元ネタがDragon Ashだと勝手に思い込んでて(笑)。『Buzz Songs』というKjが20歳ぐらいのときに作ったアルバムがあるんですけど、ああいういなたいけど重たい感じをイメージしていて。それが勝手に功を奏したみたいです(笑)。
「この歳になってもバンドをやってるって時点で、全然大人じゃない」
――「Vienna」のようなミッド・テンポのロックは、門口さんの声に合いますね。
鈴木:この曲はアルバムを作る前からアイデアがあって、実はオケも昔作ったことがあるんですけど、毎回納得いくものにならなくてお蔵入りにしていたんですよ。
若林:「Vienna」で悩んだ理由は家庭料理的というか、そつのないものを作ろうとしていたからなんです。この曲は派手なものが入ってるわけじゃなくて、ぼやけた夢大っぽさやマンスリーっぽいサウンドがあるという感じで、それをどう完成させるかが難しかったんですよね。僕はでき上がった今でもわかっていない部分が大きくて、曲が出てから反応を見るのが楽しみです。
――制作は苦戦したようですけど、門口さんはどんなことを思って詞を書いたんですか?
門口:俺はオケにそんなにこだわりがないんです。自分が(歌詞で)言いたいことを言いさえすれば、あとはみんながそれぞれの解釈で曲を作ってくれる。それがマンスリーっぽいのかなって思います。山下達郎も言っていたんですよ、「人が歌を聴いていいなと思う要素の8割は歌詞だ」と。だから何かが薄味だろうと、「これが自分の歌だ」と思えるものができればそれでいいかな、と思っています。
――《明け方の街でもがいてる僕らは 確かな今を探してる》と歌っていますね。
門口:なんか東京で生きていると、こういう歌が1番必要なんじゃないかなと思うんですよ。明け方の街をひとりで酔っぱらって歩いてると、どうしようもない気持ちになったりするじゃないですか。そんなときに朝焼けを見ると「また明日が来るんだな」と思ったりして。みんなの頑張った先に、光が差すといいなって思います。
――そして「Waikiki Beach」です。最後に全員で歌う、ハジけるようなテンションの曲がきますね。
門口:これこそ本当の初期衝動みたいな。こういう曲がアルバムの最後にあるバンドが好きなんです。歌詞にもある《人がどう 世間がこう そんなもん知らねえ 全部てめえで決めろ》っていうのが、このアルバムのテーマなんじゃないかなって思います。
《俺らユース ずっとユース》と歌っていますけど、そういうのは年齢的なことじゃなくて、全部心のありようだと。そういうことを「Waikiki Beach」までの10曲をかけて、いろんな角度から歌ってるのがこのアルバムなんじゃないかなって僕は思うんです。
――先ほど「子供と大人の間」という言葉も使われていましたね。
門口:この歳になってもバンドをやってるって時点で、全然大人じゃねえっていうか。遅くまでお酒を飲んじゃうし、スタジオに遅刻しちゃうし、バンドで金を稼ぐこととか俺は全然興味ないから。みんなも大人のフリをしているだけで、“模範的な大人”みたいな人ってそんなにいないんじゃないかなって思うんですよね。
鈴木:俺が思う夢大のよさって、この曲に詰まってるんですよね。きっと上手い言い回しをしようとか、評価されたいと思う部分も半分はあるんですけど、もう半分は素でやっていて。俺はそこがすごく好きですね。
11曲で多様な感情の起伏を表現したアルバム
――まさにバンドとしてのアイデンティティを確立するような作品ができたんじゃないかと思います。
若林:そうですね。今までは“誰々っぽいサウンド”を意識していた部分もあったんですけど、このアルバムを作ってからは、マンスリーはマンスリーだけであればいいかなと思います。
鈴木:11曲にこれだけ感情の起伏があって、サウンド面でも全然違うことをやっていると思うんです。楽しかったり、悲しかったり、激しかったり、静かだったり……ひとりの人間を掘っただけでもこれだけ色々なものが出てくる。だからいろんな人が集まったときには、意見が違うのって普通でしょって思うんですよね。夢大が幼少の頃から抱える、「同調圧力が嫌だ」っていう感情からインスピレーションを受けて、バンドとしても「みんなの違いを肯定したい」ってことを掲げて活動したのがこの1年だったので。それを体現するアルバムになったのはすごく嬉しいですね。
――小笹さんは今どんな手応えを持っていますか?
小笹:青春やユースという話が出てきましたけど、オジサンがかつての青春にすがるような、“青春ゾンビ”という言葉があるじゃないですか。でも、やっぱり我々はそれじゃないなというとこに気づきまして。『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008』の銀杏BOYZみたいに、よだれをだらだら垂らしながら自分のやりたいことを精一杯やるみたいな、そういうところが僕たちなんじゃないのかと思います。
――というと?
小笹:『リンカーン』という番組で、色々な異文化を体験する「ウルリン滞在記」という企画があったんです。そこでフットボールアワーの後藤さんがアイドル・オタクに混ざる回があったんですけど、最初はオタク文化に対して否定的だった彼が、最後の日にはめっちゃ号泣するんですよね。要は青春というものがなかった人たちがアイドルを見つけて、同じような人たちと一緒に何かひとつのことに集中している今こそが青春だ、みたいな話なんですけど。このアルバムって、たぶんそれだなって思うんですよね。僕たちが目の前のものに一生懸命でいられることが青春である、ということなのかなと。
――がむしゃらになっている、ということですかね?
小笹:そうですね。僕は早く結果を出したいんですよ。
門口:俺も出したい。めっちゃ金を稼ぎてぇ。
小笹:えええ?(笑)。
――先ほど「金を稼ぐことに興味はない」と言ってましたけど(笑)。
門口:強がりました。
小笹:(笑)。
門口:やっぱり色々考えると、お金は大事っすね。これだけで食えるぐらいアルバムが売れてほしい。そして次にアルバムを作るときには、たとえばみんなが旅をしたり、人に会ったりして、そこで感じたことを曲に反映していきたいです。今回は僕の過去の体験を振り返って作っていったけど、新しい経験からできる曲が増えたらいいですね。
鈴木:でも、旅するにもお金が必要だからね。
門口:そうなんだよ。何をするにも金。水を飲むにも金。「結論、金は大事」って書いておいてください。
――お金に囚われ始めましたね。
門口:(笑)。マジで売れてほしいなあ、このアルバム。
【リリース情報】
■ 配信リンク(https://mmnc.lnk.to/V1sYfE)
【イベント情報】
※高校生以下無料
・チケット
一般発売(e+)(https://eplus.jp/mmnc/) :9月2日(土)10:00~
■ Monthly Mu & New Caledonia オフィシャル・サイト(http://mmnc.jp)

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