【CANDY GO!GO! インタビュー】
CANDY GO!GO!は7人の
ヴォーカリストがいるバンドです!
結成10周年という節目を経て、さらに力強く前進しようとしているCANDY GO!GO!。バンドスタイルでのライヴも精力的に重ねながら実力を着々と高め続けている姿を、最新シングル「Understeer」は鮮やかに示している。そんな今作について7人が語ってくれた。
あの場にいられたことが
本当に嬉しかった
4月8日に恵比寿LIQUIDROOMで開催されたワンマンライヴは素晴らしかったです。
なぎさりん
ありがとうございます! 昔のCANDY GO!GO!はスタッフさんがライヴの構成を考えて作り上げてくださっていたんですけど、今のメンバーになってからは自分たちで“バンドのワンマンライヴ”みたいなかたちができるようになったんです。だから、LIQUIDROOMでのワンマンも細部までこだわり抜くことができました。照明やアレンジのこともお話して、自分たちの手で作り上げられたので自信につながりました…というか、今、自信しかないので(笑)。それを観ていただけて、本当に良かったと思っています。
バンドメンバーの演奏と、みなさんの歌とダンスが完璧に融合していましたよね。“魅力的なヴォーカリストが7人いるロックバンドのライヴ”という印象でした。
なぎさりん
そうなんです。CANDY GO!GO!は7人のヴォーカリストがいるバンドです!(笑) それは一番言われたかったことですね。
菜月
LIQUIDROOMは個人的にもまたワンマンで立ってみたい場所だったので、実現できて嬉しかったです。ライヴを観てくださった方もそれぞれの楽しみ方をしてくれていて、今までとは違うかたちによるCANDY GO!GO!のライヴの未来図が見えた気がしました。
磯野
10周年記念のライヴだったので昔から応援してくださっているみなさんに観ていただきたい気持ちも強かったんですけど、かと言って懐かしんでいただきたいわけではなくて。今のCANDY GO!GO!、今のメンバーのスタイルを観てほしいという気持ちが強かったんです。だから、古い曲に頼らず、新しい曲もセットリストにバシバシ入れました。メンバーひとりひとりにスポットが当たるものにもなりましたし、今の私たちを観ていただけたと思います。
永瀬
ひとりひとりのパフォーマンスをお客さんに観ていただけた手応えは、私も感じています。“この7人がいてCANDY GO!GO!だね”という感想もいただけました。生配信もしていたので、会場に来たくても来られなかった方に映像を通して生でお届けできたのも良かったです。
杉本
お客さんそれぞれに推しのメンバーはいますけど、CANDY GO!GO!全体を応援しながらライヴを楽しんでくださっている景色を観られましたし、メンバーはもちろん、バンドのみなさん、スタッフさんに支えられていることも改めて感じて、本当に幸せな空間でした。あの場にいられたことが本当に嬉しかったです。
夏井
私はまだ3年しか活動していないんですけど、このグループの歴史の中に私がいられることが本当に嬉しくて。初めてのLIQUIDROOMだったので、身体に酸素が入ってこないくらい緊張していたんですけど(笑)、途中からは緊張よりも楽しさが大きくなっていました。
宇野
今までは私とさらちゃんがワンマンライヴでリードをやることは少なかったんですけど、今回は新しく入ったメンバーも前に出る場面がたくさんあったんです。それをお客さんが喜んでくださっているのも感じられました。
昨年行なっていたのオーダーメイドライヴでは、ファンからのリクエストに応じてセンターのメンバーを変えていましたし、その経験も活かせたんじゃないですか?
セットリストもすごく良かったですよね。10年間の軌跡を辿れると同時に、新しい曲もたくさん盛り込まれていましたから。アンコールのラストが「そしてまた逢えると云うよ」だったのは胸に迫るものを感じた古参ファンがたくさんいたはずです。
なぎさりん
そこもすごくこだわりました。最初はラストに「endroll」をやるつもりだったんですけど、CANDY GO!GO!が初めてLIQUIDROOMでライヴをやった時のラストが「そしてまた逢えると云うよ」だったというのもあるし、1stシングルの曲なので“絶対にこれがいい!”と思ったんです。