2021年4月8日 at 恵比寿LIQUIDROOM

2021年4月8日 at 恵比寿LIQUIDROOM

【CANDY GO!GO! ライヴレポート】
『CANDY GO!GO! With BAND 10 years
anniversary GIGS - XTRAILS』
2021年4月8日 at 恵比寿LIQUIDROOM

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 本来は昨年8月に行なわれる予定だった結成10周年記念ワンマンライヴ『CANDY GO!GO! With BAND 10 years anniversary GIGS - XTRAILS』。延期を経て、ようやく当日を迎えられたのが本当に嬉しい。恵比寿LIQUIDROOMに集まった観客の間にも、興奮気味のムードが漂っている。そして、ついに迎えた開演。バンドメンバーの演奏がスタートしたあとに登場した7人が最初に届けてくれたのは「神様のイジ悪」だった。轟くヘヴィなサウンドと完全に一体となり、時には爆音に対して戦いを挑むかのように響き渡らせる歌声、キレの良いダンスパフォーマンスが凛々しい。渋谷系ガールズロックユニットとしてライヴを精力的に重ね続け、“IDOROCK(アイドロック)”というテーマを掲げているCANDY GO!GO! のまぶしい魅力を、ライヴ序盤の時点でまざまざと体感させられた。

 4曲目「Yes-Yes-Yes」まで一気に駆け抜けてから迎えた最初の小休止。“LIQUIDROOMの延期公演をやっとできました! やりたくてやりたくて仕方なかったんで、今のスタイルでできることが本当に嬉しいです。全力で楽しんで帰ってください!”と、メンバーを代表してなぎさりんが挨拶。そして、7人各々が意気込みを語った。

“CANDY GO!GO! の10年の歴史と比べると、私はまだ1年半なんですけど、全力のパフォーマンスを届けるので、どこも見逃さないでください”(宇野みずき)

“私にとって人生初のLIQUIDROOM。今日ここでみなさんと最高を更新できたらいいなと思ってます”(夏井さら)

“今日は私らしくパフォーマンスをして、みんなの視線を根こそぎゲットしたいと思います!”(永瀬りか)

“10年中、私はまだ半分もいないんですけど、今日というこの日、私がこの場にいること、みなさんと一緒に過ごせることがとても嬉しいです”(杉本莉愛)

“とにかく私はこのステージに立った瞬間、泣きそうになっちゃって。みんなの顔を見たらカッコなんかつけられなくて。全身全霊で、この気持ちをみんなにぶつけていこうと思っています”(磯野未来)

“ソーシャルディスタンス、声が出せなかったり、我慢することはありますが、厳しい状況の中、来てくれたみなさんに感謝の気持ちを全力でお返ししたいと思いますので、最後までよろしくお願いします”(菜月アイル)

“思い入れのあるLIQUIDROOMでできたことが嬉しいです。今できるステージを目いっぱいやりたいと思います。感謝と、これからの覚悟の気持ちをみなさんにお届けするので、熱い眼差しで見守っていてください”(なぎさりん)

 バンドメンバーのナカダツバサ(Gu)、鈴木諒介(Gu)、かのーつよし(Ba)、マーシー(Dr)を観客に紹介した場面は、ともにステージを作り上げている仲間へのリスペクトに満ちていて、とても心温まるものがあった。そして、再びパフォーマンスへ。「Let it rain」「Deep Surrender」「Love is self-restraint」「We are!!!!!!!」と、CANDY GO!GO! の10年の歴史の中で生まれた曲たちが矢継ぎ早に投下される。リードヴォーカルを次々に入れ替わり、多彩なダンスパフォーマンスとともにドラマチックな空間が構築されていくステージから、片時も目を離すことができない。杉本莉愛、永瀬りか、夏井さら、宇野みずきによる「Precious」。なぎさりん、菜月アイル、磯野未来による「CANDY」といったユニット曲も、このグループのパフォーマンス力の高さ、表現力の豊かさを堂々と示していた。

 全公演バンドセットによるワンマンツアー『BRAVE VENUS TOUR 2021』のスケジュールと、7月7日にリリースされるシングル「Understeer」の告知ムービーが流れたあと、その最新曲を皮切りに幕開けた後半戦。CANDY GO!GO!の軌跡が描かれている「Since 2010~」のまでの展開も、胸に深く迫るものがあった。そして、記念撮影を挟み、「Cinderella Call」あたりから、ライヴはいよいよ佳境へ突入。メンバーと一緒に観客も掲げたタオルを力強く回転させた「YOU」。両腕を激しく振り上げながら踊る人々を眺めながら、メンバーたちがさわやかな笑顔を浮かべていた「Fake News」。猛烈にパワフルなパフォーマンスだった「The last of days」。そして、歌声を瑞々しく会場全体に響き渡らせた「endroll」で、本編は締め括られたのであった。

 アンコールを求める手拍子に応えてバンドメンバーが演奏を始めると、ステージに勢い良く飛び込んできた7人。観客も元気いっぱいにジャンプしていた「HONEY TRAP」、明るい手拍子を巻き起こした「ファンファーレ」が立て続けに披露されて、会場内は再び熱気で満たされた。そして、“CANDY GO!GO! は私にとって生きる理由です。大袈裟じゃなく、私はCANDY GO!GO! に出会えたから、こうやって胸を張って生きられています。誇りを持って活動しているCANDY GO!GO! が、みんなの笑顔につながったらいいなぁと本気で願っています。これからもCANDY GO!GO! はみんなの元気になる音楽を届け続けるので、これからも応援をよろしくお願いします”という言葉をなぎさりんが添えて、ラストに披露されたのは「そしてまた逢えると云うよ」。CANDY GO!GO! にとって1曲目のオリジナル曲であり、1stワンマンライヴでもオープニングを飾ったこの曲に耳を傾けながら、胸がいっぱいになったファンがたくさんいたのではないだろうか。

 今回の公演で約2時間にわたって繰り広げられた全力のパフォーマンスは、CANDY GO!GO! の圧倒的なライヴのクオリティーを存分に噛み締めさせてくれた。気になっている人は、ぜひ一度、生でパフォーマンスを観たほうがいい。“渋谷系ガールズロックユニット”という言葉に込められている強い覚悟、“IDOROCK”というコンセプトを見事に具現化しているサウンドとダンスパフォーマンスに心を動かされるはずだ。10周年という節目を経て、彼女たちはさらにたくさんの人々に支持されていくに違いない。

取材:田中大


セットリスト

  1. 1.神様のイジ悪
  2. 2.Dahlia
  3. 3.Born to fate
  4. 4.Yes-Yes-Yes
  5. 5.Let it rain
  6. 6.Deep Surrender
  7. 7.Love is self-restraint
  8. 8.We are!!!!!!!
  9. 9.Precious
  10. 10.CANDY
  11. 11.Understeer
  12. 12.Infinity
  13. 13.Since 2010~
  14. 14.いつか忘れられない女になる
  15. 15.Cinderella Call
  16. 16.YOU
  17. 17.Fake News
  18. 18.The last of days
  19. 19.endroll
  20. <ENCORE>
  21. 1. HONEY TRAP
  22. 2.ファンファーレ
  23. 3.そしてまた逢えると云うよ
CANDY GO!GO! プロフィール

キャンディーゴー!ゴー!:2010年より活動を開始した、渋谷系ガールズロックユニット。アイドルのかわいらしさとガールズロックのカッコ良さをミックスした“アイドロック”という音楽スタイルを形成し、渋谷エリアを中心に月間20本以上のライヴを行なう。都内だけでなく、全国に活動の幅を広げ、19年3月には初の名古屋でワンマンライヴを開催。20年は結成10周年を迎え、シングル「Since 2010~」をリリース。21年4月には恵比寿LIQUIDROOMでのバンドセットワンマンを行なった。22年4月にシングル「IN THE GAME/ Brave Venus」をリリースする。CANDY GO!GO! オフィシャルHP

OKMusic編集部

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