LINE MUSIC プレイリスト『2020年要
注目ソロアーティスト15選』

ミーティア×LINE MUSICプレイリスト公
開!

ミーティアとLINE MUSICのコラボ企画が更新中! 毎週いろんなテーマでプレイリストを作ってお届けします! 本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。

今週のテーマは『2020年要注目ソロアーティスト15選』。2019年に新譜をリリースした、さらなる活躍を期待したいアーティストをSSW中心にピックアップしました。ニュージェネレーションの才能、時代の空気をビビッドに捉える感性、エヴァーグリーンな歌心、新たな音楽的ムーブメント……そんなキーワードが気になる方はぜひチェックしてみてください。ここではプレイリストに選んだ15曲のうち、特に注目の7曲を紹介します。

むげん・(with 諭吉佳作/men) / 崎山
蒼志

2018年、AbemaTVの『バラエティ開拓バラエティ 日村がゆく』内の企画「高校生フォークソングGP」に出場し、独自の言語感覚で研ぎ澄まされた歌詞と卓越したギタープレイにより一躍話題をさらった17歳のシンガーソングライター、崎山蒼志。2019年は2ndアルバム『並む踊り』をリリース。本作には16歳のSSW諭吉佳作/menとコラボした「むげん・」に加え、君島大空、長谷川白紙などニュージェネレーションのアーティストとコラボした楽曲が多数収録されている。新たな才能がほとばしるシーンの、台風の目となる存在だ。

あなただけ / 長谷川白紙

打ち込みと生楽器を縦横に絡めながら、現代音楽やテクノなどをカオティックにミックスした楽曲が各所で絶賛され、新世代の才能として注目を集める長谷川白紙。「あなただけ」は長谷川白紙が2019年にリリースした1stフルアルバム『エアにに』からのリードトラックで、複雑な楽曲構成とポップな歌をギリギリのバランスで共存させている。その作品世界がどのように広がっていくのか、目が離せない存在だ。

中央線 / butaji

2018年にリリースした2ndアルバム『告白』が話題となったシンガーソングライターbutaji。2019年は12月にシングル『中央線』をリリース。東京・中央線の駅名を織り込んだ歌い出しの歌詞のような、私たちの生活への小さな視点と、「急げ 急げ 社会が変わる 世界が変わる」といった歌詞にみられる大きな視点が溶け合う歌を、温かいストリングスとトランペットがドラマティックに響かせる。2010年代が終わり、新たなディケイドへ向かう年末に放たれた、歌の力を再認識させる音楽だ。

カフェイン中毒 / kiki vivi lily

キュートなヴォーカルとチャーミングなメロディを持ち味とするシンガーソングライター・kiki vivi lily。2016年にEP『LOVIN’ YOU』で話題を呼んだ彼女が、2019年ついに1stフルアルバム『vivid』を完成させた。「カフェイン中毒」はその中の一曲で、心地よいサウンドと甘い歌声に、ほろ苦い歌詞が映える。アルバムにはSweet WilliamやWONKといった気鋭のアーティストが参加しているのもポイントだ。

My Artist / VaVa

トラックメイカー・DJとしてキャリアをスタートさせたVaVa。2018年にはラッパーとしてEPを立て続けにリリースし、2019年2月にはアルバム『VVORLD』をリリースした。サウンドはヒップホップだが、全体にはシンガーソングライター的と言いたくなる内省的なムードも漂う。「My Artist」は2019年12月25日にリリースされたばかりのEP『Cyver』収録の1曲。「うまく溶け込めないね/でもそれでは自分じゃないしね」というラインがグッとくる。2020年は5都市をめぐるツアーも決定しており、さらなる活躍が期待される。

おまえをにがす / なみちえ

ラッパー、兄弟とのユニット「TAMURA KING」、バンド「Globalshy」のボーカル、着ぐるみ作家と多彩な顔を持つアーティスト・なみちえ。「おまえをにがす」は飼っているカメを川に逃がす……という内容の曲だが、リリックにダブルミーニングでNワードを織り交ぜたり、カメの種類が「ミシシッピアカミミガメ」という凶暴な外来種だったりと、人種、移民がテーマとなった楽曲でもある。1分ほどの短い楽曲なので、ライブでは「カメ、もう一回逃がして良いですか」というMCに続いて2回、3回と演奏されることも。

午前十時の映画祭 / mukuchi

新たな音楽として「tiny pop」というジャンルが光を浴びつつある。提唱者のhikaru yamadaにより「インターネット世代によるDIY歌謡曲システム」と紹介されるこの音楽はまだ明確に固まりきってはいないが、ささやかでローファイな歌たちに形容しがたい魅力があるのは確かだ。mukuchiの「午前十時の映画祭」は、年末に発表されたそのtiny popのデジタルコンピレーションアルバムのラストを飾る1曲。このコンピは2020年1月には収録曲違いのフィジカルバージョンもリリースされる。新たなムーブメントに注目だ。

『2020年要注目ソロアーティスト15選』。続きはLINE MUSICで!
今週のLINE MUSICプレイリスト、いかがでしたか? 今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りして行きます。記事内でご紹介した7曲以外にもおすすめの楽曲を全15曲選んでいますので、ぜひ最後までプレイしてみてくださいね!

MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト「2020年要注目ソロアーティスト15選」

LINE MUSIC プレイリスト『2020年要注目ソロアーティスト15選』はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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