【ウラ芸能】1月クール新ドラマは激
戦中

記者「視聴率で言えば、初回のトップ3は第3位が『DOCTORS3 最強の名医』(テレビ朝日系)の14・6%、第2位は『デート~恋とはどんなものかしら』(フジテレビ系)の14・8%、首位はNHK大河『花燃ゆ』で16・7%でした(以降すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)」

デスク「納得。『DOCTORS3』は主演の沢村一樹(47)より高嶋政伸(48)の怪演がお楽しみ。NHK大河は史上最低の数字で『イケメンをそろえればいいってもんじゃない』なんて叩かれてるけど、さすが大河だな。オイラ的には、たまには開国期の無名ヒロインも面白いと思うよ」

記者「『〇〇妻』(日本テレビ系)は4位で14・4%。柴咲コウ(33)は意外にも連続ドラマ初主演で、脚本は遊川和彦(59)です」

デスク「確かに面白いけど、同じ脚本家による大ヒットドラマ『家政婦のミタ』の匂いがぷんぷんする。ミタ役だった松嶋菜々子(41)みたいに、言動の謎で引っ張って柴咲が最後に一気に告白して終わる…みたいな」

記者「柴咲のカス母親役・黒木瞳(54)がガムをクチャクチャしながら登場したのは地を出した感じで笑えました」

デスク「5位は草なぎ剛(40)主演『銭の戦争』(フジ系、14・1%)、6位は生田斗真(30)主演『ウロボロス』(TBS系、11・5%)と原作もののジャニ主演作がランクインしたね」

記者「どっちも人気原作だけに見応えはありましたが、表現が激しいだけに評価は2回目以降でしょうか。個人的には数字は落ちても2作とも続きを見たい作品ではあります」

デスク「オイラの個人的お気に入りは7位『問題のあるレストラン』(フジ系、11・3%)。坂元裕二(47)脚本のセリフが最初、ついていけないかもと思ったけどすぐ慣れて、また引き込まれちゃったよ」

記者「デスクは巨乳好きだから主演の真木よう子(32)のおっぱいユサユサ演出にクラっとしただけでしょう」

デスク「バレてた(笑)。でも坂元の脚本は改めて凄いと思ったわ。役者次第とはいえ悲劇と喜劇の両方をセリフで表現できるのはすごい」

記者「8位は『流星ワゴン』(TBS系、11・1%)。タイムスリップものだけど、直木賞作家・重松清(51)の原作を西島秀俊(43)と香川照之(49)の共演でドラマ化。香川がまた例によってヤクザ親父を好演しています」

デスク「9位は『ゴーストライター』(フジ系、10・5%)。いろいろハラハラ感と疑問と既視感が残るのは置いといて、10位は意外に谷原章介(42)主演の『警部補・杉山真太郎吉祥寺署事件ファイル』(TBS系、9・8%)だった」

記者「プライベートで妻が第6子を妊娠したニュースがご祝儀だったのでは…。気の毒だったのは圏外の堀北真希(26)主演『まっしろ』(TBS系)や田中麗奈(34)主演『美しき罠』(同)ですね」

デスク「『まっしろ』は病院内の大奥モノとのふれこみだったのに単なるコメディーだったし、『美しき罠』はテレ朝の『ドクターX』など人気ドラマ枠と日テレの人気番組『秘密のケンミンショー』に挟まれて枠自体に視聴層が薄かった」

記者「話が飛びますが、『デート』はフジ看板の月9枠。杏(28)と長谷川博己(37)の共演はセリフ劇を演技派同士がどうこなせるか注目です」

デスク「セリフ劇のウザさはあるけど、杏は、テヘペロ顔のアヒル口の表現はうまいし、長谷川も引きこもりという設定は新鮮。加えて『出入禁止の女』(テレ朝系)は主演の観月ありさ(38)が主演維持記録でギネスに認定されたらしいけど、シラケムードだ」

記者「今回のダークホースは『学校のカイダン』の主演女優・広瀬すず(16)ですね」

デスク「あぁ、モデルで女優のお姉ちゃん、広瀬アリス(20)をあっちゅう間に追い越した」

記者「デスク、もう時間・行数をかなりオーバーです。この続きは次回に」

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