L→R 上段:ジャン海渡、松村和哉、伊藤壮吾 中段:古川 毅、池田彪馬、田中洸希 下段:志村玲於、飯島 颯、柴崎 楽

L→R 上段:ジャン海渡、松村和哉、伊藤壮吾 中段:古川 毅、池田彪馬、田中洸希 下段:志村玲於、飯島 颯、柴崎 楽

【SUPER★DRAGON インタビュー】
メジャーデビュー1発目は
攻めたスパドラでいく

次なる大きなステージに立つために
僕たちは貪欲に突き進んでいく

まさにメジャーデビューシングルは気合の一枚であると。さて、結成から9年目に突入したスパドラですが、この9年間で自分が変わった部分、成長したと思うところをそれぞれ聞かせてください。

松村
僕はラップがめっちゃ好きになりました。正直言って、最初はそんなに楽しくなかったんですよ(笑)。でも、やってくうちにどんどん魅力に気づいて、ラップもヒップホップカルチャーも愛せるようになったんです。リスペクトを持ってリリックを書くようになれたし、ラップを職業としてる人を唸らせたいとも思うし。そういう自分になれているのは、結成した頃は想像もつかなかったですね。
古川
結成当初から比べると責任感は変わったと思います。好きでやりたいと言っている以上は、ちゃんと責任を持って臨みたいんです。昔の自分は本当にちゃらんぽらんだったんですよ(笑)。でも、周りの人たちのおかげで成長できて、その感覚がどんどんアップデートしていますね。やりたいと思ったことすぐ行動に移す、有言実行が一番だと思っています。
柴崎
僕は自分にできることを最大限にスパドラに還元しようと思えるようになりました。絵を描くのが好きなんですけど、それをスパドラのグッズやライヴロゴの制作に活かしたり、写真を撮るのも好きなので、メンバーの写真を撮ってSNSで使える写真を増やそうとか。あと、ダンスももちろんですけど、とにかく自分のできることを頑張ろうっていう気持ちが強くなりました。それと、お肉が食べられるようになりました!(笑) 昔は肉嫌いだったんですよ。でも、“これは肉を食べないとやっていけん!”と思ったんです。スパドラを頑張るためにはタンパク質が大事だ(笑)。
池田
僕は人へのかかわり方と自分に対する向き合い方が変化したと思います。結成当初は小学生で、中学、高校と成長していく中で、自分の中にある正義を誰かにぶつけてしまった場面が過去を振り返るとあったんです。でも、いろんな人とかかわる中で、自分の考え方が洗練された感じがあります。理想を深く追い求めることに執着しすぎずに、もう少し広い視点を持てるようになった感覚もありますね。
志村
自分は心のキャパシティーが広がったと思います。自分の得意不得意っていうのを理解して、不得意なものはできるように反芻してやるし、得意なものはさらに伸ばしてグループに貢献すればいいっていう考え方になりました。あと、グループだということを本当の意味で再確認した感じがあるんです。もともと僕らはEBiDANのメンバーでしたけど、オーディションとかで切磋琢磨してきた9人だったから個の集団の感覚があったんです。そこから、ちゃんとSUPER★DRAGONというグループになれたんです。その上で自分の役割を再確認して、心の置き方が広がった気がします。
伊藤
僕は本当に鉄道が好きなんですけど、それを活かした番組や雑誌とかのお仕事がすごく増えたんです。そうやって鉄道のお仕事で自分が必要とされていると思う嬉しいし、ありがたいと思います。どれくらいスパドラに還元できているかは分からないですけど、スパドラを知ってもらえるきっかけになればいいなと思っています。あと、いつか発車のメロディーとかスパドラでできたらと思いますし、いろんな夢を叶えていきたいです。
田中
僕はヒューマンビートボックスですね。“ジャンくんのおかげです”と言えって横からプレッシャーを感じますが(笑)。でも、ずっと没頭してやり続けているのがビートボックスだし、ここまでハマると自分でも思っていなかったです。最近はいろんなビートボクサーの方と交流もできたりしますし、自分にとって本当に大きな出会いでした。
ジャン
最近感じるのは、スパドラの楽曲を制作するにあたっての余裕が多少生まれたのかなって。最初の頃はいただいた楽曲を歌っていて、途中からスパドラの曲の歌詞を制作することになったんです。自分がソロで作っていた楽曲はグループとは世界観が違うので結構悩んで、1曲を作るのに何日もかかっていたんです。でも、今回のシングルのカップリング「Gotta Keep It Going On」「Breakdown Anthem」はレコーディング前日に急遽自分が両方の歌詞を作ることになったんですが、意外とスムーズにできて“なんとかなるな”と思えたんです。そこで、楽曲作る上での余裕ができてきたのかなと思いました。あと、トラックの音に合わせて母音をチョイスしたり、言葉の遊びみたいなのもできるようになりました。頭に浮かんだことを具現化できるようになりましたね。
飯島
いい意味で自分のエゴを出せるようになってきました。結成当初は、年齢がバラバラな9人が集まっているし、学生の頃の1歳差や2歳差は大きいじゃないですか。自分の性格もあって、周りに気を使ってなかなか自分の思っていることを口に出せなかったんです。でも、長く活動していく中でどんどんメンバーに信頼が生まれて、そしたらだんだんと“ライヴの制作や振り付けに携わりたい”“こういう作品を作り上げたい”って自分の意見を提示できるようになったんです。スパドラでの経験が自信となってきたというのは、とても強く感じますね。

スパドラとして一緒に進んできて、みなさんそれぞれが成長してきたと。では、メジャーデビューを経てのこれからのスパドラの想いを聞かせてください。

古川
メジャーデビューという大きな一歩を踏むことで新しい体験が待っているだろうし、それをしっかり自分たちのものにしていかなきゃいけないし、結果も出していかなきゃいけないので、そこはシビアにやっていきたいと思います。あと、そこにいい意味でちゃんと遊びがあればいいなとも思いますね。そして、BLUEへの感謝を忘れずに、いろんな人の希望になれるような、元気を与えられるような存在になっていきたいです。そのためにも僕らはやるべきことをやっていきます。
池田
メジャーデビューはひとつの考え方として、再スタートだと僕たちは感じているんです。メジャーデビューしてからも今までどおり、僕たちの制作で、僕たちの音楽を作れるというのは、何よりも大きなことだと思うので、自分たちのやりたいことに対して常に積極的でありたいです。ポニーキャニオンさんという大きな味方と一緒に作っていける未来を明るいものにできると信じて活動していきます。次なる大きなステージに立つっていうのが僕たちの目標なので、そこに向かってこれからも貪欲に突き進んでいきます。

取材:土屋恵介

シングル「New Rise」2024年3月6日発売 PONY CANYON
    • 【初回生産数量限定盤 志村玲於Ver.】
    • PCCA-70570
    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:志村玲於トレカ1枚封入(全9種)
    • 【初回生産数量限定盤 古川毅Ver.】
    • PCCA-70571
    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:古川毅トレカ1枚封入(全9種)
    • 【初回生産数量限定盤 ジャン海渡Ver.】
    • PCCA-70572
    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:ジャン海渡トレカ1枚封入(全9種)
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    • PCCA-70573
    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:飯島颯トレカ1枚封入(全9種)
    • 【初回生産数量限定盤 伊藤壮吾Ver.】
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    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:伊藤壮吾トレカ1枚封入(全9種)
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    • PCCA-70575
    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:田中洸希トレカ1枚封入(全9種)
    • 【初回生産数量限定盤 池田彪馬Ver.】
    • PCCA-70576
    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:池田彪馬トレカ1枚封入(全9種)
    • 【初回生産数量限定盤 松村和哉Ver.】
    • PCCA-70577
    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:松村和哉トレカ1枚封入(全9種)
    • 【初回生産数量限定盤 柴崎楽Ver.】
    • PCCA-70578
    • ¥3,300(税込)
    • 封入特典:柴崎楽トレカ1枚封入(全9種)
    • 【通常盤】(CD)
    • PCCA-6280
    • ¥1,430(税込)
    • ※封入特典:トレカ2枚封入(集合3種、メンバーソロ27種 合計全30種)
SUPER★DRAGON プロフィール

スーパー★ドラゴン:スターダストプロモーションが手がける9人組ミクスチャーユニット。通称“スパドラ”。2016年11月にリリースしたデビューシングル「Pendulum Beat!」は人気アニメ『遊☆戯☆王ARC-V』のオープニング主題歌となり、オリコンデイリーチャート3位にランクイン。ヘヴィロックにラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスまで融合させた、ニューミクスチャースタイルな楽曲に、目まぐるしく変わる9人のフォーメーションダンス、そしてキャッチーで一緒に踊りたくなる振り付けが特徴。SUPER★DRAGON オフィシャルHP

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