【大西亜玖璃 インタビュー】
明るくて、さわやかで、元気で、
どこか乙女っぽいのが私らしさ
ニューシングルの表題曲「曖昧ガール」が、TVアニメ『佐々木とピーちゃん』EDテーマに起用された。今回もタイアップ曲とアニメとの親和性が抜群だ。そんな同作について音楽的な話を訊くのはもとより、本人の素顔を感じられる、かなり緩めな会話の記録となっているが、彼女の素顔が垣間見える本稿をぜひ楽しんでいただければ幸いだ。
私の楽曲だと
歌終わりのパターンは珍しい
はじめに、幣誌では毎回恒例の質問になりますが…
すでに伝わってしまいましたか(笑)。ニューシングル「曖昧ガール」の収録曲を食べ物に例えると?
毎回ながら素敵な回答をありがとうございます。さて、表題曲はTVアニメ『佐々木とピーちゃん』EDテーマに起用されていますが、まずはアニメの観どころから教えてください。
ピーちゃんは異世界のほうでは賢者だということで、役職から考えるに年齢を重ねていそうですよね。個性的なキャラクター揃いですが、「曖昧ガール」の中で作品に対して特に親和性を感じるフレーズは?
なるほど。逆に大西さん自身に近いと感じたフレーズはありましたか?
大西さんの日常ってそんな感じなんですね(笑)。
個人的には《ココロとカラダが(今日も)反比例》を選ぶかと思っていました。確か2022年のバレンタインの時期に取材をした際、週に一度しかチョコを食べないという鉄の掟を設けておきながら、駅のホームでチョコを爆食したとか。当時の行動はまさに気持ちと体が反比例していますよね?(笑)
前回の取材で「指先ハート」(2023年10月発表のシングル「夢で逢えなくても/指先ハート」収録曲)の解説をいただいた際にそんなお話もしていましたね。では、大西さんがこの“曖昧ガール”とデートしていたとしましょう。例えば、レストランでメニュー選びに悩む曖昧ガールの姿を見て、好き嫌いがはっきりとした大西さんはどんな感情を抱くと思いますか?
大西さんにメニュー選びを委ねてきても?
とても頼もしい限りです。大西さんの人柄が分かる気がしますね。少し本題から外れましたが、レコーディングの際にこだわったポイントがあれば教えてください。
サビは全体を通してフレーズのまとまり方というか、うねりというか…
楽曲の最後は《わたし 曖昧ガール》とタイトルを回収しての歌終わりになっています。
ちょうど“私の楽曲だと”という発言が出たところで、先ほど少し悩んでいた部分について深掘りをしたいのですが、大西さんが考える私っぽさ…つまり“自分らしい音楽”とは、どのようなものだと考えていますか?
なるほど。「曖昧ガール」でも、そんな自分らしさを表現することを意識されたのかなと。
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