新国立劇場バレエ団ダンサーの柴山紗
帆・速水渉悟、2023/2024シーズンよ
りプリンシパルに昇格

新国立劇場バレエ団ダンサーの柴山紗帆、速水渉悟が2023/2024シーズンよりプリンシパルに昇格する。この度、『白鳥の湖』2023年6月17日(土)夜公演のカーテンコールにて、吉田都芸術監督より観客の前で昇格の発表があった。
柴山紗帆    Photo by Masatoshi Yamashiro
プリンシパルとなる柴山紗帆は、東京都出身。田中洋子、スヴェトラーナ・オシエヴァ、デニス・マーシャル、マジョリー・グルントヴィに師事。バレエスタジオ DUO、ハリッド・コンサーヴァトリー、ピッツバーグ・バレエシアター・スクールで学ぶ。2014年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団し、『くるみ割り人形』『シンデレラ』『白鳥の湖』『ラ・バヤデール』『ドン・キホーテ』『ライモンダ』『竜宮 りゅうぐう』『ジゼル』『コッペリア』『夏の夜の夢』の主役やバランシン『テーマとヴァリエーション』『シンフォニー・イン・C』第一楽章を踊り、好評を博した。21年にファースト・ソリストに昇格。
速水渉悟    Photo by Masatoshi Yamashiro
そして同じくプリンシパルとなる速水渉悟は、京都府出身。ジョン・クランコ・バレエ学校を経て、2015年ヒューストン・バレエに入団。2015年ユース・アメリカ・グランプリNYファイナルシニア男性の部で金メダル、審査員特別賞を受賞。2018年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。20年『ドン・キホーテ』で全幕主演デビューを果たし、『竜宮 りゅうぐう』『ジゼル』『くるみ割り人形』『コッペリア』『夏の夜の夢』の主役のほか、『ラ・バヤデール』黄金の神像、『アラジン』ランプの精ジーン、『ライモンダ』アブデラクマン、『ロメオとジュリエット』ベンヴォーリオ、『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル/白ウサギなど主要な役を踊る。21年にファースト・ソリストに昇格。
なお、7月に行われる、『白鳥の湖』を題材にした、こどものためのバレエ劇場2023「エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』」にも柴山紗帆、速水渉悟は出演する。

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