THA BLUE HERB、年末恒例のワンマン
ライブを札幌・東京で開催 コロナ禍
での配信ライブも映像作品化

THA BLUE HERBが、年末恒例となっているワンマンLIVEを12月25日(日)北海道・札幌SOUND CRUE、12月29日(木)東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催する。チケットは、札幌公演はチケットぴあ、東京公演はイープラスにて先行予約の受付が開始された。そして、2020年6月6日に札幌ススキノのビルの屋上で敢行された配信ライブ『CAN YOU SEE THE FUTURE?』を収録したDVDを12月14日(水)に全国発売する。
また、9月末から10月末にかけて行ったTHA BLUE HERB『結成25周年記念ツアー』のグッズをオフィシャルホームページで本日より11月10日(木)まで受注販売する。ツアーグッズとしては未発売だったロンTとスウェットも販売される。
DVD「CAN YOU SEE THE FUTURE?」に関してTHA BLUE HERB RECORDINGSより
映像作品としては計9作目、結成20周年記念で行った野音公演のDVD「20YEARS, PASSION & RAIN」以来、4年ぶりの発表となります。内容は、2020年6月6日に地元札幌ススキノのビルの屋上で行った無観客での配信ライブをノーカットで収録しました。
時は2020年6月6日。コロナ禍もいよいよ本番の様相を見せていた頃、非日常が日常となり、音楽は不要不急の名の下に遠ざけられ、我々も出演予定だったライブ、フェスが全てキャンセルとなりました。しかし世の混乱はそれでは収まらず、錯綜する情報、機能不全な政治、オリンピックの延期、突如燃え上がったBLM、医療従事者の皆さんの奮闘、、、メッセージのインスピレーションとなる事象は待ったなしで噴出していました。発言、表現する場を奪われた我々でしたが、そのまま黙っているという選択肢は当然なく、場がないのなら、自分達で作ろうじゃないかと思い立ち、地元札幌から配信ライブを敢行しました。
18時スタートで、そこから2時間半。ススキノの屋上からの札幌の景色が徐々に暮れて行き、やがて闇に包まれ、ネオンが瞬くという時間軸の中で、それに合わせるかのように深まっていくライブ。先の見えない現実の閉塞感と突破の志向がせめぎ合う、その時にしか選ばれなかったであろう選曲、曲順。今、結果的に生き残ったその未来、2022年に改めて観ると、その時、我々が何を想い、何を恐れ、何を望んでいたのかがはっきりと映っています。あらゆる分断も含め、人との接触から遠ざけられた状況下、追い詰められ、退路を絶ったビルの屋上、同じ空で繋がる日本、世界へと発せられた音と言葉、「CAN YOU SEE THE FUTURE?」。
THA BLUE HERB、年齢も含め、今がコロナ禍であろうとなかろうと、歳月と共に出来なくなった事に囚われず、現在時刻出来る事をやっていく。そして事実、ここまでやれる。それは音楽すらも超える、狂ったこの世をサバイブしていく示唆に富んだ映像だと我々は信じております。
宜しくお願い致します。

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