エフゲニー・キーシンの新作『ザルツ
ブルク・リサイタル』が8/5(金)発
売決定

世界的な人気を誇るピアニスト、エフゲニー・キーシンが新作『ザルツブルク・リサイタル』を2022年8月5日(金)に発売することが決定した。
アバド、アシュケナージ、バレンボイム、ジュリーニ、小澤征爾といった世界的指揮者やオーケストラと共演しているキーシンは、1986年からは度々日本ツアーも行っており、日本でも高い人気を集めている世界的ピアニスト。今作は、2021年8月に行われたザルツブルク音楽祭でのライヴ録音によるもので、その演奏は、異なるスタイル、背景、国籍を持つ作曲家の魅力的な響きとコントラストに満ちたプログラムになっている。
メインのプログラムはウィーンの作曲家、アルバン・ベルク、アメリカの作曲家、ガーシュウィン、ポーランド出身のショパン、そしてロシアの作曲家ティホン・フレンニコフの作品を組み合わせた独創的な選曲。また、アンコールで演奏したメンデルスゾーンやドビュッシーの名曲と、キーシンの自作曲「ドデカフォニック・タンゴ」も収録されている。
Salzburg Festival, Performance Photo((c) Salzburger Festspiele / Marco Borelli)
このアルバムはリサイタルと同様、2021年7月27日に98歳で亡くなったキーシンの唯一の師、アンナ・パブロヴナ・カントールに捧げられたもの。今作についてキーシンは「アンナ・パブロヴナは、私たち家族にとって先生以上の存在でした。彼女は私の唯一のピアノの先生であり、私がピアノでできることはすべて彼女のおかげです」とコメントしている。
なお、本日7月1日(金)から先行シングル「ショパン:即興曲 第1番 変イ長調 作品29」の配信もスタートしている。

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