【AnimeJapan2014】チェインバーとの
離別から半年後… 『翠星のガルガン
ティア』続編発表会イベントレポート

　
OPテーマ「この世界は僕らを待っていた」に乗せ、全13話のダイジェスト映像が上映されたあと、レド役の石川界人氏、ヒロインのエイミーを演じた金元寿子さん、レドの相棒役であるマシンキャリバー（有人人型ロボット）・チェインバー役の杉田智和氏、プロダクションIGの平澤直プロデューサーが登壇し、トークショーが開幕。
　
続編があると聞かされた時の感想は？　という質問に対して、石川さんは「最初はレドが出るかどうかわからないと言われたので凹みましたが、ここに僕が呼ばれているということはレドが出るということだと思っています！」と、ドキドキの胸の内を明かした。また、杉田さんは「（続編はいい機会なので）TVシリーズ最後の敵として登場したストライカーを回収して、今すぐ『スーパーロボット大戦』に出してほしい」と発言。ちなみに、杉田さんは短編『ぷちっとがるがんてぃあ（第4話）』にて、アドリブでチェインバーの武装に“パルスレーザー”を勝手に追加してしまったが、スタッフの悪乗りで映像が付いてビックリしたと語った。ちなみに『スパロボ』のプロデューサーは「武装が増えるのは歓迎」と言っていたとか……。
　

気になる続編OVAの内容も続々公開。「（前作でストライカーを道連れに自爆した）チェインバーは続編に出るの？」という質問に、杉田さんは「残ったパーツを組み合わせて1/10くらいのサイズになるのでは？」と予想。これに対して平澤プロデューサーは「どのような形かはわかりませんが、チェインバーはこの姿（巨大ロボット）で登場します！　出る出る詐欺でもありません」と回答し、杉田さんを安心させた。
　
メインビジュアルが公開されると、石川さんが新キャラクターのリーマを見て「めっちゃかわいいですね！ 　僕はエイミーが大好きなんですけど、金髪ショートカットでは話が違ってくる」と大興奮。金元さんから冷たい視線を投げかけられ、しどろもどろになる一幕も。
　
続いては、リーマのキャラクター設定紹介。リーマは、クーゲルが支配していた船団出身の新米メッセンジャーとのこと。杉田さんが「まさか男の娘だ、なんてことは……」と大胆予想を展開すると、石川さんが「女の子でいいです!!」と猛烈主張。金元さんは「エイミーの後輩という事でなので、どう絡んでくるのか楽しみ」と期待を寄せた。
このほか、ガルガンティア船団に馴染み、少しだけたくましくなったレドの新規設定も公開されたが、エイミーについてはまさかの変更なし。平澤プロデューサーは「レドを優しく見守るという立ち位置は変わらないので、あえてです！」と答え、金元さんからの追求をかわした。
　
また、続編ストーリーのあらすじも公開。TVシリーズでのチェインバーとの別れから半年後のガルガンティア船団を描く物語になるそう。平澤プロデューサーいわく「レドとチェインバーの別れは大事件の渦中にあって、落ち着かない時期だった。半年が経過して、心の整理もできるようになったはず。物語内の時間経過と現実の時間経過のシンクロも狙いました」とのこと。
　
ここからは、ゲストたちが続編のストーリーを予想するコーナーが展開。杉田さんは「チェインバーと離別して落ち込んでいるレドを励ますため、みんなで水着になってバーベキューをする。リーマが男の娘ならレドと裸の付き合いができる！」と答え、またも石川さんから「女の子でいいです！」と非難を浴びせられた。
金元さんも「レドが5月病で働く意欲を失ったころに、後輩としてリーマがやってくるんです」とコメディ路線の予想を発表。「ピニオンとラケージ、ベローズら大人たちの関係も気になります」とも。
石川さんからは「TVシリーズでは異星文明や異種族との異文化交流が一つのテーマだったので、今度は船団間の異文化交流が深く描かれたらおもしろそう」と、核心に迫りそうなコメントも飛び出した。
　
PVコンテストや新作ゲームなど怒涛の新展開が発表され（詳細は

にて）トークショーは閉幕。退場しながら杉田さんがチェインバーの声で「感謝する」と客席にサービスすると、石川さんもレドの声で「アリガト」と感謝の言葉を贈った。
　


©オケアノス／「翠星のガルガンティア」製作委員会