煉獄杏寿郎役の日野聡は音声で参加

煉獄杏寿郎役の日野聡は音声で参加

「鬼滅の刃」“柱”役の鈴村健一、関
智一、杉田智和、櫻井孝宏、小西克幸
、河西健吾、早見沙織、花澤香菜が舞
台挨拶で初集結

煉獄杏寿郎役の日野聡は音声で参加(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 2月2日にワールドツアー上映「『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」がスタートし、翌3日に東京・TOHOシネマズ日比谷で「柱稽古開幕舞台挨拶」が行われた。
 「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で2016~20年に連載した伝奇時代劇漫画のアニメ化。大正時代を舞台に、妹の禰豆子(CV:鬼頭明里)を鬼に変えられてしまった竈門炭治郎(花江夏樹)が「鬼殺隊」の一員となって、鬼舞辻無惨(関俊彦)率いる鬼たちと激闘を繰り広げる。テレビシリーズとしては、2019年4月に「竈門炭治郎 立志編」、21年に「無限列車編」「遊郭編」、23年に「刀鍛冶の里編」が放送された。
 ワールドツアー上映では、春から放送を開始する「鬼滅の刃 柱稽古編」の第1話を最速公開するほか、「刀鍛冶の里編」第11話も劇場初上映する。主演の花江らが登壇した「初日舞台挨拶」に引き続き開催された、今回の「柱稽古開幕舞台挨拶」には、水柱・冨岡義勇役の櫻井孝宏、元音柱・宇髄天元役の小西克幸、霞柱・時透無一郎役の河西健吾、蟲柱・胡蝶しのぶ役の早見沙織、恋柱・甘露寺蜜璃役の花澤香菜、蛇柱・伊黒小芭内役の鈴村健一、風柱・不死川実弥役の関智一、岩柱・悲鳴嶼行冥役の杉田智和が出演。鬼殺隊の幹部である“柱”役のキャストが一同に会する初の催しとなった。さらに場内アナウンスには、すでに物語から退場した炎柱・煉獄杏寿郎役の日野聡による音声(事前収録)が用いられるというサプライズも盛り込まれた。
河西健吾(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable花澤香菜(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 上映エピソードのひとつ「刀鍛冶の里編」第11話では、時透と甘露寺が重要な役割を担った。河西は「(「遊郭編」から)バトンを受け取って落とさずに次につなぐことができるか不安だったのですが、無事に走り切って、また『柱稽古編』へバトンをつなぐことができるんだな」と大役を務めきった胸中を明かした。花澤は「『竈門炭治郎 立志編』での最初の柱合会議ではどんなキャラクターなのかわからなかったと思うのですが、今回やっと、彼女がどうして彼女らしくいられるのかパーソナルな部分が描かれていて、それが演じられてうれしかった」と甘露寺の本格的な活躍を喜んだ。
櫻井孝宏(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable また同話は、禰豆子が太陽を克服するというクライマックスも大きな見どころ。物語の開幕から、炭治郎たちに大きな影響を与えてきた冨岡を演じる櫻井は「炭治郎は、今日終わってしまうかもしれない、そんなつらい毎日を繰り返してきて。その先に今回、禰豆子の『よかったねぇ』にたどり着くのが、炭治郎はもちろんですけど、見ている側としても報われるようで。『すごいな、炭治郎は!』と改めて思いました」と感慨深げな様子をうかがわせた。
鈴村健一(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable関智一(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 初披露となる「柱稽古編」の第1話は、伊黒と不死川が大量の鬼と激闘を繰り広げる場面からスタートした。鈴村は「やっと“呼吸”が使えたんです! 映像を見た時に『こうなるんだ!』と感動しました」と、満を持しての伊黒の活躍に喜色満面。関も「いろんな人から『関君も鬼滅でてるよね!』と言われてきましたが、今まで出ている実感があまりなくて……。現場で花江君たちと一緒になって『あ、炭治郎がいる!』『善逸やん!!』『伊之助だ!』とやっと実感できて(笑)。今は胸を張って『鬼滅の刃』出てるよ! と言える」と喜びを明かした。
早見沙織(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 早見は、しのぶが蝶屋敷で栗花落カナヲ(上田麗奈)に稽古をつけるシーンについて「本当に久しぶりにカナヲとしゃべれてうれしかったのと、あのシーンは静かに録った場面なので、柱の皆さんと一緒にアフレコするのとはまた違ったピリピリ感がありました」と収録を振り返った。
杉田智和(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 「柱稽古編」では「竈門炭治郎 立志編」以来の柱合会議が行われることも明らかに。会議をまとめる悲鳴嶼を演じた杉田は「悲鳴嶼行冥さんはあまりしゃべらないので、今回やっとたくさんしゃべれた!」とコメント。甘露寺と時透がほかの柱たちに対して語りかける場面では、花澤が関に「蜜璃ちゃんだけふざけてない?」と言われ、むしろ甘露寺らしく演じられた手ごたえを感じたことを明かした。
小西克幸(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 最後は2月3日の節分にちなんで登壇者による豆まきを実施。祭の神・宇髄を演じた小西の「福はうち!」のかけ声で、鬼をはらい福を招いた。ファンに向けてのメッセージとして小西は「宇髄天元は柱を引退した身ですけども、自分の思いをいろんな隊士につなげていくと思いますので、そういったところも楽しんで見ていただけるとうれしいです」と呼びかけ、花澤は「『刀鍛冶』の里編ではすばらしいアクションがいっぱいでしたが、柱稽古では、コメディ色も強くなって安心できると思います! 私の推しポイント伊黒さんの『あちゃ~』のシーンです。あそこイイです!」と自身のお勧めシーンを紹介した。
 ワールドツアー上映「『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」は、全世界140を超える国と地域で実施される。各地での舞台挨拶も予定されており、2月24日にフランス・パリで行われる舞台挨拶の模様は、生配信で日本国内からも楽しめる。当日は「刀鍛冶の里編」の主題歌を歌ったシンガーソングライターのmiletが登壇する。

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