Jarreau Vandal / Westside 〈Soule
ction〉からのリリースでも知られる
プロデューサーが来るミックステープ
より新曲公開。有機的な音使いでより
洗練された歌モノへ
本作は来るミックステープ『Anthology』からの3曲目のシングル。これまでもボーカル入りのトラックは作っていましたが、どちらかというとフロア・コンシャスなダンス・ミュージックを軸としてきた彼ですが、今作ではより洗練されたポップ・ソングへとシフト・チェンジ。先述の『Anthology』は、もしかしたら彼のキャリアの転換点となるのではないでしょうか。
ソウルフルかつシルキーな質感の女性ボーカルがエモーショナルなメロディを歌い上げる本楽曲ですが、同作より先に発表された2曲とは違い、フィーチャリングのクレジットはなし。〈Soulection〉お得意のフューチャー・ビーツ的なビートを下敷きにしながらも、ピアノを始めとしたオーガニックな音色を多用することによって、よりポップスとして機能するナンバーへと仕上げています。ちなみに、リリースは〈Soulection〉からではなく〈Hear This〉から。
なお、『Anthology』より先に公開されている「Break My Back (with Ashnikko)」、「Scintilla (with Luna Mae)」の2曲とも素晴らしいので、こちらもぜひチェックを。 Ashnikko(https://soundcloud.com/ashnikko) はロンドンのラッパー、 Luna Mae(https://soundcloud.com/lunamaemusic) はJarreau Vandalと同じくネザーランドのシンガーのようです。
Spincoaster
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