かぷりす1stシングルレコ発
&嶋木すい・鳴瀬華恋の生誕祭が
たくさんの愛に包まれて終幕
この日の萌えこれ学園は、生徒会長であるなぁなを中心に6人のメンバーが君臨。すべての人に向けて“この思いが届いてほしい”と強くこだまする「タイムレシバー」からステージがスタート。6人だからこそできるグループ感溢れるパフォーマンスに、会場の熱気もさらに増していく。乙女心を歌ったロックチューンである「恋の魔法」、ファンからの人気も高い「すき!すき!好き!」と堂々たるステージングが続く。曲名がコールされただけで会場に歓声が響いたのは「ミラクる☆妄想がーる」だ。手足の先まで神経をいきわたらせた大きなパフォーマンスは、一生懸命そのもの。飛んで跳ねてはしゃぎまわり、観客を虜にしたのだった。
照明が落ちると“おおおお!”と歓声に溢れ、本日の主役であるかぷりすが登場した。メイドさんのようなミントグリーンの新衣装に、ファンの興奮もただならぬ様子である。メンバー紹介の歌詞が入っている「きまぐれだっていいじゃない」から盛り上がりは最高潮。レコ発にふさわしい賑わいをみせる。MCでは衣装へのこだわりを各々がトーク。トップスの丈が短く腹チラする新衣装に「へそ~!」と、歓喜の声がとんだ。ひかりの柔らかい歌で始まる「dreamy」、小指を使った振付が特徴的な「shiny sky」と熱いライブが続いていく。お祭りっぽい曲調に会場中が揺れたのは、記念すべき1stシングルである「宵街チケット」。間奏部分には4人のソロダンスパートもあり、彼女たちの魅力を存分に堪能できる楽曲に会場中がわいた。新曲にも関わらず、すぐに盛り上がりを作ってしまうのは彼女たちが愛されている何よりの照明と言えるだろう。ラストを飾ったのは“いつかあの場所を目指して”と強い思いが語られる「ぬーゔぉーもんど」。現状に満足せず進み続ける彼女たちの躍進がさらに楽しみになる時間であった。