【超特急】『超特急 BOYS GIG Vol.2
』2016年2月28日 at 表参道GROUND

取材:清水素子

 心躍る音楽やパフォーマンスを楽しむのに、男も女も違いはない。1年振り2度目となった超特急の男子限定ライヴ“男祭り”には、フロアーいっぱいの男8号車が大集結。お馴染みのSEが鳴って、普段と同じサイリウムの光に、普段より野太い“オイオイ!”の声がライヴハウスを満たせば、その熱さにステージ中央のユーキも思わずニヤリと笑みを漏らす。事実ライヴが始まると、男8号車の曲中コールも合いの手も驚くほど完璧で、コーイチが自己紹介の口上を“愛しい男を見つめるため”と言い変えたのも納得の熱狂ぶり!

 中盤の「バッタマン」では“みなさんに僕の命を預けます”と、背中からダイブしたユースケを男8号車たちが見事フロアー中央まで運ぶシーンまであり、場内のテンションは最高潮だ。さらに「Beautiful Chaser」ではユーキの要望でヘドバンの嵐が起きたり、ピンクの髪色が可愛いと言われたカイがハイテンションのあまりキャラ崩壊したりと、レアな光景が次々に展開。MCでは新たな試みとしてタカシが進行を仕切り、必死な彼にメンバーが容赦なく突っ込みを入れてグッと砕けたムードを振りまいていたのも、男同士の空間ならではかもしれない。

 ラストには“日々、思い悩んでる8号車の背中を押せる曲になった”(タクヤ)と、新曲「Yell」を想いのこもったドラマチックなダンスで贈って、感動的に締め括り。そんなライヴの模様は全国19カ所の映画館に生中継されており、会場の女性ファンは男8号車の盛り上がりを新鮮な面持ちで楽しんでいたという。その両者が集う春のツアーでは、さらに強大なパワーが生まれるに違いない。

セットリスト

  1. Superstar
  2. Drive on week
  3. Shake body
  4. Believe×Believe
  5. バッタマン
  6. Kiss Me Baby
  7. We Can Do It!
  8. Time Wave
  9. Beautiful Chaser
  10. Burn!
  11. 走れ!!!!超特急
  12. fanfare
  13. Yell
  14. <ENCORE>
  15. OVER DRIVE
超特急 プロフィール

チョウトッキュウ:2011年12月25日に結成、翌12年6月10日にシングル「TRAIN」でCDデビュー。今話題のメインダンサー&バックヴォーカルグループ。2011年12月25日結成。12年6月にシングル「TRAIN」でインディーズデビュー。17年4月26日にリリースしたCDデビュー5周年記念シングル「超ネバギバDANCE」は初のオリコンウィークリーチャート1位、ビルボードチャートHOT100総合1位を獲得! 18年12月には念願のさいたまスーパーアリーナでのワンマンライヴを成功させ、19年12月〜20年1月にはグループ史上最大規模のアリーナツアーを、20年12月にはグループ史上最大スケールのオンラインライヴを、そして21年6月には神奈川・ぴあアリーナMMにて3日間にわたる有観客ライヴを成功させた。22年 結成10年を迎え、約3年振りとなる全国ホールツアー 『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022 Progress』を決行。そして、同ツアー初日の4月23日に、8号車と一緒に想像を超えた未来へ行くため、新メンバーオーディション『超特急募』を開催することをLiveのMCにて発表し、同年8月8日の「8号車の日」に追加の新メンバー4名を発表し、9名の新体制となる。“君との笑顔が終着駅”、さらなる進化を遂げた彼らがどんな11年目の未来を進んでいくのか目が離せない!超特急 オフィシャルHP

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着