「これからも支援活動を続ける」AKB
48 グループメンバー総勢282名で震災
復興の祈りを捧げる

AKB48が11日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「東日本大震災復興支援特別公演〜誰かのためにプロジェクト〜」と銘打った復興支援特別公演を開催した。

本公演は、東日本大震災からちょうど1年がたち、彼女たちと一緒に復興支援活動に協力したいと願うファンのために行われ、入場料はドネーション(寄付)形式にて実施。

姉妹グループの名古屋・SKE48（全68名）、大阪・NMB48（全67名）、福岡・HKT48（全21 名）のメンバーたちも各劇場で同復興支援イベントを同時に開催し、東京ビッグサイトで握手会を行ったSDN48（全36名）も中継にて参加、AKB48全90名を含めた48グループ総勢282名にて全国を横断した公演となった。

AKB48はオープニングで「風は吹いている」を歌唱。メンバーたちが被災地訪問したときの様子を収録したスペシャル映像を流した後、震災発生時刻の午後2時46分に全メンバーと250名のファンたちが一斉に黙祷。
大島優子は「東日本大震災から1年がたちましたが、まだまだ復興への道は続いていきます。私たちも微力ですが、これからも支援活動を続けていきたいと思っています」とあいさつした。

また、被災者を応援するために立ち上げた「『誰かのために』プロジェクト」のテーマソング「誰かのために—What can I do for someone?—」を、全国にいる48グループのメンバー全員で同時に熱唱し、高橋みなみが「この日にこの場所に立つことは、とても緊張しますが、こうして各会場を中継でつないで皆さんと一緒にこの時間を共有することで何か意味があるのではないかなと感じています。全員が被災地に足を運ぶことはできないかもしれませんが、ここから何かを発信して、被災地の皆さんに元気、そして笑顔を届けていきたいなと思っています。被災地の皆さんからは、笑顔の大切さ、そして前を向くことの大切さを教わった気がします。これからもその気持ちを胸に、皆さんに笑顔を届けられるように頑張っていきたいです」とメンバーを代表してコメント。

その後は「会いたかった」「ヘビーローテーション」「Everyday、カチューシャ」などをパフォーマンスし、最後は再び各劇場と中継を結んで「桜の花びらたち」を同時披露。
高橋は「今日は、ステージを通して皆さんに元気を与えることができるのがAKB48のよさなのかなと、改めて思いました。最後になりましたが、東日本大震災、そして津波によって被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を願っています」と述べ、全12曲のプログラムで復興支援を呼びかけた。

特別公演終了後は、全メンバーが観客を握手で見送り、当日21時まで一般来場者用に募金箱が設置された。


≪募金箱設置場所≫
・劇場
AKB48 劇場／SKE48 劇場／NMB48 劇場／HKT48 劇場
・オフィシャルショップ
AKB48 SHOP 秋葉原店／AKB48 CAFE＆SHOP 秋葉原店／AKB48 オフィシャルショップ
原宿店／SKE48 名古屋ショップ／SKE48 渋谷ショップ／NMB48 ショップ
・オフィシャルショップ（海外）
AKB48 オフィシャルショップ香港／AKB48 CAFE＆SHOP 台湾／AKB48 オフィシャルショッ
プシンガポール

≪11日の募金額≫
総額：\2,040,515
※なお、この募金額の合計には4劇場でのドネーションを含みます。