寸又峡「夢の吊り橋」。紅葉の季節など、ハイシーズンは長蛇の列ができるほどの人気スポット

寸又峡「夢の吊り橋」。紅葉の季節など、ハイシーズンは長蛇の列ができるほどの人気スポット

秘境・寸又峡に誕生した「晴耕雨読ヴ
ィレッジ」が素敵! ハンモック・足湯
付き宿泊施設が最高の立地に

静岡県川根本町の “美女づくりの湯” 寸又峡に、ハンモック付きゲストハウスに宿泊できる「晴耕雨読ヴィレッジ」がオープン。一生に一度は行きたい「夢の吊り橋」散策ルートとあわせ、徹底紹介。

“美女づくりの湯” として名高い、秘境・寸又峡(静岡県川根本町)。
【写真ギャラリー】“夢の吊り橋”を絶景体験!「晴耕雨読ヴィレッジ」
ハンモック付きゲストハウスに宿泊できる「晴耕雨読ヴィレッジ」がオープンしました。
昔ながらの温泉郷に、違和感なく馴染む、お洒落すぎる建物には、足湯カフェも併設。
一生に一度は行きたい、と断言できる「夢の吊り橋」への散策コースに最も近い、最高の立地にあります。
寸又峡へは、大井川鐵道のきかんしゃトーマスSLに乗って、千頭駅まで来れば、バスで行けるので、トーマス好きな子ども&ファミリーにもおすすめです。
ハンモックに揺られ放題のゲストハウス!「晴耕雨読ヴィレッジ」で、宿泊できるゲストハウスは、2部屋。
1部屋が、ハンモック付き。
2段ベッド2つの、定員4名の部屋に、チェアハンモックが2つ設置されています。
ハンモックに揺られる、心地よさは、あらためて説明するまでもないでしょう!
なにもせずに、ただ身体をあずけて、ゆらゆら揺れているだけで、全身の力が抜けていきます。
これ以上にリラックスできる娯楽は、そうそうありません。
もちろん、子どもも、大喜び!
暇さえあれば、ずーっとハンモックで遊んでいるほど。
チェアハンモックは、子どもが小さければ、親子2人で、一緒に揺れるのもおすすめ。
我が子をギュッと抱きしめて、ゆらゆらしていると、最高に幸せな気分になれますよ。
“美女づくりの湯” は正真正銘の名湯
ペアで贅沢な、足湯付きゲストハウスももう1部屋は、足湯付きのゲストハウス。
ソファベッドを使用する、定員2名の部屋。
足湯に自由に入れてしまうため、安全上の理由から、原則として大人限定での案内だそうです。
カップルや、夫婦水入らずでの宿泊も、贅沢でいいですね。
夜は焚き火台を囲んで、本格BBQ夕食は、ハンモック付きゲストハウスの裏庭(窓から見えます)での、「ガーデン囲炉裏バーベキュー」か、室内での「豚しゃぶ鍋」かを選べます。
新緑の春、深緑の夏、紅葉の秋など、暖かい季節であれば、断然おすすめは、「ガーデン囲炉裏バーベキュー」。
スノーピーク製の焚き火台と、ジカロテーブル(拡張テーブル)を囲み、チャコールスターターでの炭火起こしから楽しめます。
夕食の時間は、17:00~21:00。
季節とタイミングによっては、宵闇の中でのバーベキューになります。
蛙の声と、虫の音しか聞こえない、静かな夜に、炭火を囲めば、最高のアウトドア体験になりますね。
“美女づくりの湯” は正真正銘の名湯もちろん、寸又峡 “美女づくりの湯” の、源泉掛け流しの内湯もあります。
完全貸切で入浴でき、宿泊者はもちろん、日帰りでの利用も可能。
■「晴耕雨読ヴィレッジ」源泉かけ流し・貸切り日帰り温泉
営業時間/12:00~16:00
料金/1名 45分間 1,000円
定員/5名
寸又峡の “美女づくりの湯” は、解説不要、入浴してみれば子どもでも誰でもすぐにわかる、正真正銘の名湯です。
泉質は、pH8.9の硫化水素系・単純硫黄泉(アルカリ性)。
ほとんど無色透明ながら、ほんのりと心地よい硫黄の香りがあり、湯ざわりが「とろとろ」と言っても過言ではないくらいに、柔らかいのです。
なにしろ、寸又峡 “美女づくりの湯” では、アルカリ泉質のおかげで、石けんを使って体を洗う必要がありません。
大人の肌が、湯上がりにすべすべになるのはもちろん、子どもはまるで、剥きたてのゆで卵状態!!
魅惑の濃厚アイス!最高の足湯カフェへ
スイーツを食べるために行く価値がある、最高の足湯カフェ「晴耕雨読ヴィレッジ」では、寸又峡 “美女づくりの湯” の名湯で、なんと足湯カフェを併設しています。
ちょうど、「夢の吊り橋」散策ルートの出入口にあたります。
「温泉に入るのに裸になるまではちょっとハードルが高い……」という観光客にも、“美女づくりの湯” を楽しんでもらおうと考えたのだそうです。
夏を中心とする、気温の高い季節は、足湯の温度も、ぬるめに設定されています。
ヌルヌルした肌触りのお湯の中で、脚を遊ばせていると、吹き通る風が心地よくてたまりません。
そしてそして、なんと言っても、提供されているドリンクや、スイーツ、フードメニューが、絶品です。
特におすすめなのが、濃厚アイスクリームに、おせんべい屋の “おかき” をトッピングした、オリジナルメニュー。
「晴耕雨読ヴィレッジ」のご主人の、お父様は、昭和8年創業、東京中野・野方「金時煎餅」の煎餅職人。
伝統の手焼き煎餅の味が、活かされています。
※「金時煎餅」のせんべい&あられは、「晴耕雨読ヴィレッジ」で販売されており、常時80種類が購入できます
せんべいだけでなく、提供しているメニューは、人と人のつながりで偶然に出会った、“ここだけでしか味わえない食材” を多数使用しているのだそう。
わざわざ、ドリンクやスイーツを味わうために、寸又峡を訪れる価値がある、素敵なメニューが揃っています。
一生に一度は行きたいレベル!「夢の吊り橋」
一生に一度は行きたい!「夢の吊り橋」寸又峡と言えば、絶対に外せないのが、「夢の吊り橋」です。
わざわざ、夢の吊り橋のためだけに、寸又峡を訪れる人が後を絶たない、「一生に一度は行きたい」超人気スポット。
紅葉の季節をはじめ、行楽シーズンには、定員10名の「夢の吊り橋」を渡るために、長蛇の待ち列ができます。
実際、渓谷の散策ルートを歩いていて、深く青緑を湛えた大間ダムが目に入ると、ハッと息を呑む感動があります。
ちなみに、寸又峡美女づくりの湯観光事業協同組合のホームページに解説がありますが、水の色が青いのは、チンダル現象によります。
水が綺麗すぎて、その中にわずかな微粒子があると、波長の短い青だけが反射されるのだそう。
自然の驚異を目の当たりにできる、貴重なスポットなのです。
幼児・小学校低学年で、休憩込み2時間が目安「晴耕雨読ヴィレッジ」に宿泊するなら、絶対に行ってみたい「夢の吊り橋」。
幼児や、小学校低学年でも行けるの? と気になる方も多いはず。
4歳の息子と一緒に、散策ルート「寸又峡プロムナード」を歩き、時間を計測してみました。
すると、やきいも休憩(約20分)、尾崎坂展望台休憩(約10分)を挟み、トータルで、1時間50分で完歩できました。
ただし、4歳とはいえ、年間30泊はキャンプをする野生児である点は、さっ引いたほうがいいかもしれません。
アウトドアへの慣れ具合や、日常の脚力、その子の個性次第では、大幅な増減も考えられます。
ですが、だいたい2時間もあれば、ゆっくり歩いていても、まず1周できるくらいの距離です。
飲み物とおやつを持参すべし服装は、動きやすい格好であれば、普段着で問題ありません。
虫を避けたい場合は、山歩き全般に言えることですが、長袖が無難です。
靴は、運動靴がいいでしょう。ビーチサンダルや、ハイヒールは、怖い思いをする可能性がありますし、なにより疲れるので、おすすめできません。
持ち物で必須なのは、水分補給のための、飲み物。
ペットボトルで構わないので、必ず買っていきましょう(寸又峡内の商店や自動販売機で購入できます)。
子連れの場合は、疲れてしまったときのために、おやつも少々あると、なにかと安心できます。
「夢の吊り橋」ルート完全攻略!
「夢の吊り橋」完全攻略!夢の吊り橋の散策ルート「寸又峡プロムナード」は、「晴耕雨読ヴィレッジ」のすぐ目の前にあります。
入り口から1.4km、約20分ほどで、夢の吊り橋です。
序盤は、歩きやすい、平坦な舗装路です。
絶景を右手に見ながら、歩いて行くと、トイレがあります
この先、1時間はトイレに行けない、と考えておいたほうがいいので、子連れの場合は、必ず済ませておきましょう。
トイレを過ぎると、長いトンネルがあります。
中部電力・大間ダムの関係車両以外は、原則として通行がないので、危険はありません。
かなりレトロな雰囲気のトンネルで、冒険気分。なかには、怖がってしまう子もいるかもしれませんね。
トンネルを抜けると、ほどなく、分かれ道があり、右へ。
いきなり視界に、目の醒めるような「青」が飛び込んできます。
急階段を降りていくと、待望の「夢の吊り橋」です。
ここまで、順調なら、20分程度です。
行楽シーズンには、「夢の吊り橋」を渡る人が、長い待ち列を作っていて、渡るまでに30分ほどかかるケースもあるそうです。
定員10名の吊り橋ですから、仕方ないですね。
行きはよいよい、帰りは……?
難関は帰り道問題は、「夢の吊り橋」を渡りきった先です。
先ほど、急階段を降りていったわけですが、つまり帰るためには、同じだけ登らなくてはいけません。
しんどい、登り坂と、階段が続きます。
ここがいちばん、体力的にも厳しいところなので、子連れの場合は、休憩を取りながらいきましょう。
あまり足が進まないようであれば、おやつを食べると、効果的です。
約200mの距離を登り切ると、看板があります。
トイレに行きたい場合や、飲み物が足りなくなってしまった場合は、尾崎坂展望台へ。
トイレについては、もう30分くらい問題なさそうであれば、行きに通ったトイレが、帰りも使用できます。
尾崎坂展望台は、草葉が茂っていて展望が利かないので、夏場は特に、あえて行かなくても良いでしょう。
帰路は、尾崎坂展望台と逆方向へ。
ここらは、すべて、序盤と同じ、歩きやすい舗装路のみです。
約350mで飛龍橋へ。
飛龍橋からも、それなりに絶景が見られるのですが、渡りきってもう少し進むと、視界が開けた休憩スペースがあります。
ここからは、渡ってきた「夢の吊り橋」が、すっきりと見落とせて、寸又峡渓谷の山々も美しくみえます。
記念撮影は、こちらがおすすめです。
大人も、子どもも、さすがに疲れてくる頃ですが、間もなく、最初の分かれ道へと戻ってきます。
あとは、往路と同じくトンネルを潜り、トイレ前を通過して、20分ほどで「晴耕雨読ヴィレッジ」前へ戻ってこられます。
静岡県川根本町は、南アルプスユネスコエコパークの構成地域。
豊かな自然を、思う存分満喫できる、素敵なコースなので、ぜひチャレンジしてみてください!
■「晴耕雨読ヴィレッジ」
静岡県榛原郡川根本町寸又峡温泉
《アクセス》
車:新東名高速道路「島田金谷」「静岡SAスマート」ICから約70分電車:大井川鐵道「千頭」駅からバス約40分
※寸又峡内に別施設「ショップ&カフェ 晴耕雨読」「晴耕雨読 ハンモックカフェ(中学生以上のみ入店可)」も有

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