石田彰は声優界の伝説だ!代表作から
変人疑惑のプライベートまで
石田彰は、もはや声優界の伝説といって
も過言ではない
石田彰プロフィール
1967年、愛知県出身で、現在の年齢は50歳の石田彰。幼い頃に『機動戦士ガンダム』を見て憧れを抱いたことが、声優を目指すようになったきっかけでした。その後、日本大学藝術学部演劇学科に進学するかたわら、養成所にも通い、1990年に声優デビューを果たします。2007年には、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』アスラン・ザラ役で第1回声優アワードサブキャラクター賞男優部門も受賞し、その後も圧倒的なキャリアを培っていきました。
純粋な声優業以外に歌手としての活動をしている声優も多いものの、石田彰はキャラソンなどの仕事は基本的に断るようにしているそうです。さらに、ファンイベントといった露出関連の仕事を受けることもほとんどないのだそう。今時の声優としては少々珍しいものの、声の仕事に対するストイックな姿勢が垣間見えます。
石田彰の代表作&キャラクターまとめ
石田彰が過去に出演してきたアニメの中でも、もっとも知名度の高い作品が『新世紀エヴァンゲリオン』ではないでしょうか。渚カヲルといえば、『エヴァ』でもかなりの人気キャラクターですが、実は、アニメで彼が登場したのはたった1話のみ。意外にも出番の少ない渚カヲルは、ミステリアスかつユニセックスな雰囲気で、視聴者(特に女性)の心を一瞬で虜にしてしまいました。言わずもがな、筆者も幼い頃カヲル君に心奪われた女性のひとりです。
『銀魂』桂小太郎役
2017年夏に、福田雄一監督・小栗旬主演の実写映画でも話題をさらった『銀魂』。アニメ版で石田彰が演じているのは、黒の長髪が特徴で、「ヅラじゃない桂だ」のセリフでおなじみの桂小太郎です。長髪キャラとあって、先ほどの渚カヲルと同様、桂小太郎もどこか中性的な雰囲気を感じられますが、こうした役柄こそまさに石田彰の十八番。奥ゆかしさや柔らかさを感じさせる声色が、中性的なイケメンキャラと見事にマッチしているのです。
『最遊記』シリーズ 猪八戒役
2017年に20周年を迎えた『最遊記』シリーズで、石田彰は猪八戒を演じています。やや無骨な三蔵一行のなかで唯一、猪八戒は落ち着いていて物腰柔らかなキャラクター。新作アニメ『最遊記RELOAD BLAST』も最近放送されたばかりですが、2000年放送の『幻想魔伝 最遊記』と変わらぬキャストということで、懐かしさを抱いたファンも多いはずです。筆者も、カヲル君に続いて八戒にも恋していたあの頃を思い出して、「やっぱり石田彰さんの八戒は最高でしかない……」と再確認したのでした。
50人近いキャラをひとりで演じ分けると
いう神業も
さらに、ドラマCD『富士見二丁目交響楽団』では1人7役をこなし、スマホゲーム『チェインクロニクル』(通称:チェンクロ)では、なんと46人のキャラクターをたったひとりで担当するという神業も披露。多種多様な声を自在に操るという点も、石田彰が声優界のレジェンドと呼ばれる所以なのです。
石田彰、プライベートでは変人疑惑?保
志総一朗と仲良し
石田彰といえば、ファンの間では「変人」とささやかれるほど、プライベートでは風変わりなことでも知られています。というのも、本人も「人間嫌い」を公言していて、同じ声優仲間たちとほとんど関わろうとしないほか、自身が出演した作品の打ち上げですら欠席することもあるからです。人を寄せ付けない石田彰を、『エヴァ』にちなんで「ATフィールド」と呼ぶ声もあるほど。
しかし、そんな石田彰のATフィールドを唯一打ち砕けるのが、同じく人気声優の保志総一朗。ふたりは先ほどの『最遊記』を筆頭に共演作も多く、古くからの付き合いということもあって、かなり仲がいい様子。大の人間嫌いである石田彰が、「保志総一朗がいる打ち上げには参加する(いないと断る)」、「保志総一朗とのラジオ共演では饒舌になる(いないとテンションが低い)」、「保志総一朗のライブにはゲスト出演も厭わない(その他ファンイベントは基本的に出演NG)」など、とにかく保志総一朗にはありえないほど心を許しているのです。
石田彰の伝説はこれからも更新されてい
く
これまでに数々の伝説を残し、50歳になった今でも、若いイケメン役の声もバリバリとこなしている石田彰。普段の言動は一風変わっていますが、その類まれなる実力と、憎めないキャラクターによって、ファンのみならず声優仲間や後輩からも大いに愛されているのでしょう。
石田彰は声優界の伝説だ!代表作から変人疑惑のプライベートまではミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
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ミーティア
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