ピアニストのイノン・バルナタン、大
阪でも来日公演開催、オーケストラ向
けの楽曲をピアノ1台用に編曲して演

ニューヨークを拠点にするピアニストのイノン・バルナタンが、4月15日(月)にあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールにて開催される『“KCM Concert at The Phoenix Hall, Osaka”~関西圏の最大拠点 大阪梅田で展開する藝術音楽~』に出演する。
名門ニューヨーク・フィルが初めて設けたアーティスト・アソシエーションというポジションを与えられ、3シーズン務めたバルナタン。大阪では2017年4月に盟友のアラン・ギルバートが指揮する東京都交響楽団大阪公演に出演し、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」を演奏したことで絶賛を博した。
同公演では、今回の来日時に参加する『東京・春・音楽祭』と同じく、純然たる1台のピアノだけのための作品が一曲もない、ピアノリサイタルとしては異色のプログラムを携える。プログラムはそれぞれ作曲者によるオーケストラ版も存在するラモー「新クラヴサン組曲集」より 組曲 ト長調 RCT6、ラヴェル「高雅で感傷的なワルツ」などで構成される。そのほか、そこにストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」からのハイライトをピアノ用に編曲したものを加え、最後にはバルナタン自身がコロナ禍における活動停止期に1台のピアノ用に編曲した、ラフマニノフの「交響的舞曲」を演奏する。
なおバルナタンが「コンサート全体の性格を示している」とする「交響的舞曲」は、本来大オーケストラや2台ピアノための作品。オーケストラ版を献呈され、初演することになっていた指揮者ユージン・オーマンディに作品解釈の指針を示すためにラフマニノフ自身が一人で弾いた録音を聴いたことで触発され、編曲に踏み切ったという。
チケットはイープラスほかプレイガイドにて販売中。

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