(C)TBS

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「不適切にもほどがある!」「笑って
泣けて…神回だった。やっぱりクドカ
ンはすごい」「お義父さんの背広♪で
涙腺崩壊」

 阿部サダヲが主演する「不適切にもほどがある!」(TBS系)の第5話が、23日に放送された。
 本作は、中学校の体育教師・小川市郎(阿部)が、ひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップし、昭和の駄目おやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系のタイムスリップコメディー。脚本は宮藤官九郎。(*以下、ネタバレあり)
 渚(仲里依紗)から「父親に会ってほしい」と言われた市郎(阿部)は、ホテルのラウンジで犬島ゆずる(古田新太)と対面していた。
 なぜか市郎のことを「お父さん」と呼ぶゆずるに、“お父さん”はそっちだとイライラする市郎。そのやり取りを見ていた渚は、市郎にある写真を見せる。
 一方、昭和では、サカエ(吉田羊)がひょんなことからキヨシ(坂元愛登)のクラスに不登校の生徒がいることを知る。キヨシも令和では不登校だったと知った純子(河合優実)は、キヨシにその子の話し相手になってあげればと提案。SNSのない時代にどう連絡を取ったらいいものかと悩んだキヨシは、昭和ならではのある連絡手段を思いつく。
 放送終了後、SNS上には、市郎と純子が阪神・淡路大震災で亡くなったことが明かされたことについて、「何て展開だ。『あまちゃん』(東日本大震災)『いだてん』(関東大震災)に続いて震災の話を真正面から持ってきたか。前回までのお気楽トーンから変わり過ぎて困惑するけどこれもまたクドカンらしい」「阪神・淡路大震災からは29年たっているけど、北陸はまだ2か月もたっていない。その中で放送したのは意味があると思う」「クドカンが描く震災が切なくてたまらない」といった声が上がった。
 また、「クドカンの作品がすごいと思うのは、これだけふざけていたり面白かったりするのに、ドラマが扱いにくい、だけど大事なテーマと真っすぐに向き合い、きちんと描くところ」「笑って泣けて…神回だった。やっぱりクドカンはすごい」「今年になって能登の震災があり、日経平均もバブルの高値を越えたりして…。このドラマの絶妙なタイミングに驚く」など、宮藤の脚本を称賛するコメントも見られた。
 一方、錦戸亮が演じたに若き日のゆずるついての、「ゲストの錦戸亮さん めちゃくちゃよかったです。後半は、悲しいシーンではあったけど スーツを仕立てる過去と現代が交差するシーンはとてもよかった。結婚の許しを請うダンスも最高でした」「お義父さんの背広♪で涙腺崩壊。震災前日に採寸したってことは、翌日に市郎が亡くなってしまったわけで。それでも最後まで完成させて、スーツに名前の刺繍まで入れたのか。着てもらえる未来なんてないのに。でも、市郎に着てもらえてよかったね」といった声もあった。
 そして「中盤で物語の肝となりそうな小川先生と純子ちゃんの未来が判明し、この後どうやってラストまで持っていくのか」といったコメントもあった。

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