L→R 村望しおん、大場結女、神楽胡音、一宮彩夏、津代美月、保科凜、水瀬さらら、小此木流花

L→R 村望しおん、大場結女、神楽胡音、一宮彩夏、津代美月、保科凜、水瀬さらら、小此木流花

【Jams Collection インタビュー】
夏のイメージが
強いから“冬曲です!”という
曲が出せるのが嬉しい

2023年は変化がありつつ進化も遂げて、幕張メッセ国際展示場でのワンマンライヴも成功させた“ジャムズ”ことJams Collection。そんな彼女たちの2024年リリース第1弾は「冬空ラプソディー」と「トキメキ NEW WORLD」のダブルA面シングルで、冬にぴったりの曲と恋している乙女心を歌った曲に仕上がっている。新作のこと、そして11月に開催される日本武道館のことなどを神楽胡音と大場結女に語ってもらった。

聴いていると街のイルミネーションが
頭の中に浮かんでくる

今回はダブルA面シングルということですが、まずは「冬空ラプソディー」について訊かせてください。今の季節にぴったりの曲ですね。

神楽
ジャムズは夏のイメージが強くて、“これが冬曲です!”というのがあまりなかったので、こういう曲を出せるのが個人的にもすごく嬉しいです。今までだと「Shooting Star」(2022年2月発表のアルバム『JamMode』収録曲)とかが冬の代表曲だったと思うんですけど、これも冬曲の代表曲としてたくさんの人に聴いてもらいたいです。
大場
冬の曲ってバラードとか静かな曲のイメージがあると思うんですけど、この曲は切なさもありつつハッピーオーラも詰まった曲になっています。冬曲だけど沈んだ気持ちにならず、ハッピーになれるので、夜に聴いてもらっても大丈夫です(笑)。

レコーディングではどんな気持ちで歌いましたか?

神楽
主人公の女の子になった気持ちで歌っていたかな? その子の気持ちを綴っている歌詞なので、結構感情移入しやすかったです。
大場
MVは街の風景に入り込んでいる感じのものになっているので、曲を聴いていると街のイルミネーションとかが頭の中に浮かんでくると思います。聴いたらきっと外に出たくなるんじゃないかな?(笑) MVはぜひメンバーの“彼女感”に注目して楽しんでください!

振り付けに関してはどうですか?

大場
みんな結構苦戦していたよね?
神楽
うん。大きな振り付けというよりも細かな動きが多いんです。なので、ダンスがちょっと苦手な子とかは苦戦していた気がしますね。でも、振り付けからも歌詞の情景が浮かんでくるような感じで、歌詞の内容とリンクした動きになっているので、それが今回の特徴ですね。

「トキメキ NEW WORLD」は「冬空ラプソディー」とはまたタイプの違う曲ですね。

神楽
私はこの曲を最初に聴いた時、“可愛い!”って思いました(笑)。とにかく可愛らしい曲で、歌詞の中に“初めての気持ち”とか“新しい世界”という言葉が出てくるので、初恋の感じがすごく出ていてキュンキュンします(笑)。

アイドル曲が好きな大場さんもこういうタイプの曲が好きなのでは?

大場
大好きです! 癒される可愛さというか、主人公の女の子の“大好きが止まらない”感じがすっごく可愛くて。こっちゃん(神楽胡音の愛称)が“初恋”と言っていましたが、“確かに!”って思いました。初めて恋をしたから知らなかった新しい世界が広がったように感じたんだろうなって。それが素敵だなって。
神楽
レコーディングの時は、口角を上げてフワフワ浮ついた気持ちで歌っていました(笑)。口角を上げると歌声の色が明るくなるんです。恋をしている気持ちで歌っていましたね。

表題曲もそれぞれ個性がありますが、カップリング曲も負けてないくらいの個性がありますね。Type-Aのカップリング曲「Believe in Believer」は応援ソング的な曲で。

神楽
はい。自分への応援歌みたいな気持ちで歌いました。メンバーもみんな共感できるところが多いんじゃないかな?
大場
この曲も大好きです! 歌詞がすごく良くて。《Wo oh oh Wo oh oh》って入ってたりするところが応援歌らしい感じがあるのと、イントロとか間奏とか歌詞がないところも心を揺さぶられるような、背中を押されるような感じがするので、ジャムズのことを知らない人もこのイントロが流れたらパッと顔を上げてくれるんじゃないかと思うくらい素敵なイントロです。
神楽
《きっと/悔しくて 悔しくて 泣く夜もある》っていうところから始まる落ちサビがめちゃめちゃ好きで、その真ん中あたりの部分を私が歌わせてもらってるんですけど、すごく気持ちが入っています(笑)。歌っていると今までのことを思い出したりするんです。

Type-B収録の「Xの方程式」は幕張でのワンマンで初披露された曲ですが、勢いを感じる曲ですね。

神楽
この曲は《どうでもいいし!》とか《バカヤロー!》とか感情が剥き出しというか、強めの感情をそのままぶつけている感じで面白いと思いました。ライヴではファンの人も一緒に楽しそうに盛り上がってくれてるので、ライヴで歌っていても楽しい曲です。
大場
曲をもらって最初に聴いた時は、何を言ってるのかよく分かんなかったです(笑)。でも歌割りをもらって歌詞をじっくり読んでみたら、恋愛に沿ったものになっていることが分かって一気に理解が深まりました。聴けば聴くほど“ここはこういう意味なのかな?”とか、自分の中で解釈を深めていけるので面白いです。

分かりやすいラブソングではないけど、実は歌詞の根底にはちゃんとしたテーマがあると。

大場
はい。何度か繰り返して聴いていくと印象が変わってくる曲です。
神楽
でも、本当にインパクトが強いというか、最初から1行ずつメンバーが代わる代わる歌っていくので、ライヴで歌ってるとあっと言う間に終わってしまう感じです。私も歌詞を繰り返し読んでいって内容を理解しました。歌いながら“可愛いこと言ってるなぁ、この子”って思ったりしています(笑)。
大場
あっ、私、好きなところ見つけました! 《ライバル出現!x倍もキライ》っていうところなんですけど、ライバルが出現して“嫌い!”ってなっているのって可愛くないですか? “めっちゃ可愛いこと言うじゃん!”って(笑)。《軽率に今日もニヤけちゃう》とか可愛いフレーズがたくさんあります。
神楽
この子、めちゃくちゃ正直なんだと思います。“バカヤロー!”とか言っているけど、それって気持ちを正直に言っているだけなんだと思う。なので、可愛い言葉もキツい言葉もどっちも本音かなって。
大場
ライヴではファンの方も“X”の振り付けを一緒にしてくれたりしてるので、TikTokとかでも流行ったらいいなと思って、踊っている動画をアップしたりしています。

Type-Cの「フューチャーライダー」も幕張で披露されてますよね。

大場
はい。この曲もライヴで披露したあと、ファンの方からの評判が良くて“またライヴで聴きたい!”とか言ってもらえました。
神楽
展開が早くてコロコロ変わりますし、私も早口なところを歌ってたりするので、ファンの方から“あそこ、何て歌ってたの?”って訊かれることが多かったです。歌詞が“ファンの人も巻き込んで一緒に進んでいこう!”っていうポジティブな内容なので、じっくり歌詞も理解して聴いてもらえたら嬉しいです。
大場
こういう曲もライヴのセットリストに組み込まれると幅が広がるので、ライヴでもどんどん歌っていきたいです!
L→R 村望しおん、大場結女、神楽胡音、一宮彩夏、津代美月、保科凜、水瀬さらら、小此木流花
シングル「冬空ラプソディー/トキメキNEW WORLD」【Type-A】(CD)
シングル「冬空ラプソディー/トキメキNEW WORLD」【Type-B】(CD)
シングル「冬空ラプソディー/トキメキNEW WORLD」【Type-C】(CD)

OKMusic編集部

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