松竹大谷図書館にて、劇作家・川村花
菱の作品資料&『猿若祭二月大歌舞伎
』の関連資料を展示

松竹大谷図書館にて、2024年1月26日(金)より所蔵資料ミニ展示が開催中だ。また、2月5日(月)からは、2月の資料紹介「今月の芝居から」も同時開催される。
演劇・映画の専門図書館である松竹大谷図書館では、所蔵資料を広く知ってもらうため、閲覧室において、展示ケースでの所蔵資料ミニ展示と、資料を手にとって見ることができるブックトラックでの資料紹介「今月の芝居から」を開催している。
本年は大正昭和期に活躍した劇作家・川村花菱(かわむらかりょう)の生誕140年にあたる。花菱は芸術座をはじめとして主に新派を活躍の場とし、歌舞伎の新世話物や映画作品なども執筆した。
川村花菱作『上州土産百両首』台本
川村花菱脚色『カルメン』(大正8[1919]年1月有楽座)台本
花菱が残した数々の作品資料を通して、多くの新作脚本や翻案劇が上演された日本の近代劇の世界に改めて触れて欲しいという思いで、第101回所蔵資料ミニ展示「劇作家・川村花菱 いまふたたび——生誕140年」を1月26日(金)から3月1日(金)まで行う。
『心闇軒蝙蝠』昭和8[1933]年7月歌舞伎座(右)佐渡屋徳蔵(尾上菊五郎)(左)遊人蝙蝠の清吉(市村羽左衛門)
松竹大谷図書館は川村花菱に関する資料を多数所蔵しているが、今回はその中から、貴重な自筆原稿や演出台本、舞台写真など約25点を展示している。
そして「今月の芝居から」では、歌舞伎座などで上演中の公演作品にちなんだ図書やプログラムなどを紹介。2月は、歌舞伎座『十八世中村勘三郎十三回忌追善 猿若祭二月大歌舞伎』関連資料となる。
「今月の芝居から」資料
十八代目勘三郎襲名披露公演の台本、インタビュー記事掲載誌、写真集などを紹介する。なお、2月5日(月)~2月28日(水)までの展示となる。

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