連載 | タイムレスな輝きを求めて
Vol.1New Balance 550 × TENDRE |
ソロ活動5周年を迎えた音楽家が見据
えるこれから New Balance 550 × T
ENDRE | ソロ活動5周年を迎えた音楽
家が見据えるこれから
■ New Balance「550」商品ページ(https://shop.newbalance.jp/shop/e/eEnb-550)
マルチプレイヤー・河原太朗によるソロ・プロジェクトとしてデビューしたのが2017年。以降、他アーティストのサポートや楽曲提供、プロデュースなども行いつつ、これまでに1年に一作ペースでアルバムを発表。多くの仲間たちと有機的な繋がりを作りつつ、着実にその活動規模を拡大させてきたTENDRE。一過性のバズを獲得するハイプとはかけ離れた、実直なその姿はオーセンティックなミュージシャンと呼ぶに相応しいのではないだろうか。
そんなTENDREの哲学と普遍的な魅力を放つNew Balance「550」は、どのように共振するのか。 Spincoaster Music Bar Ebisu(https://www.instagram.com/spincoastermusicbarebisu/) にてじっくりと話を訊いた。(編集部)
Interview by Shoichi Miyake(https://twitter.com/miyakeshoichi)
Text by Shunsuke Sasatani(https://sstn.themedia.jp/)
Photo by Ryo Sato(https://www.ryosato.website/)
Styling by TENDRE(https://www.instagram.com/tanaakin/)
Hair & Makeup by Yuri Takano(https://www.instagram.com/takanoyuri__/)
TENDREと〈New Balance〉の縁
――太朗くんは〈New Balance〉と度々イベントなどで関わっていますよね?
TENDRE
おじいちゃんになってもサングラスタワーやろうとおもいます
ニューバランス115周年おめでとござます#newbalance574 #AlwaysPopular pic.twitter.com/CFZLBYqEwR— TENDRE / 河原太朗 (@tanaakin) April 23, 2021
――縁が深く、お付き合いも長い。
TENDRE
――太朗くんの普段のスタイルや音楽面もそうだけど、〈New Balance〉がしっくりくる印象がありますね。
TENDRE
――確かにシックなデザインですし、かっちりとした格好やスーツ・スタイル、セットアップにも合いそうです。もちろんカジュアル・スタイルにも。
TENDRE
――シーンに合わせてカラーを選べる感じもいいですよね。
TENDRE
――個人的に、〈New Balance〉ってちょっと背伸びして手に取るイメージがあって。お金を少し服に出せるようになってから買えるようになったという、憧れ的な存在でもあったんだけど、太朗くんは初めて買ったときのことを覚えていますか?
TENDRE
――ブランド・イメージとして安心感がある。
TENDRE
――今回の「550」はバスケットボール・シューズを復刻したモデルになりますが、太朗くんとスポーツって交わりはあったんですか?
TENDRE
だからこそ、逆にスポーツに対する憧れっていうのは強かったかもしれない。単純にファッションとしてバッシュみたいな形のシューズに対する憧れもあって、それを手にするタイミングをずっと待っていたのかも。
「普遍的に聴ける、履ける、触れるもの」の大切さ
――プライベートで「550」をどういうスタイルに合わせたいですか?
TENDRE
――ちなみに、太朗くんの現在進行形のファッションはどんな感じですか?
TENDRE
――個人的には〈New Balance〉=坂本龍一さんというイメージが強くて。めちゃくちゃ似合っていたんですよ。きっと太朗くんもかっこいい年輪の重ね方をすると思うから、教授のような感じになって欲しいなって。
TENDRE
――今回の企画のテーマには「タイムレス」というキーワードがあって。〈New Balance〉は機能性の進化と向き合いつつスタンダードなアイテムを生み出してきた。そのスタンダードを作っていくという意味では、太朗くんの音楽家としての理念ともクロスするところがあるのかなと。
TENDRE
この「550」も、長年履いていったらどういう風に変化していくんだろうって思いますね。いろんな場所に行けばそれ相応の傷や味がついていくわけで、そういったところは楽しみな靴でもあるし、自分がやっていることにも紐付きますね。
――ずっと普遍的に聴ける、履ける、触れるものは大事ですよね。
TENDRE
――音像や音色が時代を映すトレンドだとしたら、それって靴においてはマテリアルも含めた機能性だと思うんです。ただ、スタイルの根本にはずっとスタンダードでありクラッシックな王道感みたいなものがある。太朗くんの場合それが歌心やリリックでもあり、だからこそいつの時代に聴いてもリスナーが共鳴できる。
TENDRE
TENDREという概念を遺したい
――「550」は88年〜89年頃の復刻ということなんですが……。
TENDRE
――そっか。バブル前夜に誕生したということですね。
TENDRE
――ちなみに、太朗くんと80年代の音楽はどういう関わり方なの?
TENDRE
――やっぱりブラック・ミュージックが多かった?
TENDRE
――いま例に挙げた人たちって、2024年でも多くの人に聴かれてるじゃないですか。
TENDRE
――そう考えると、太朗くんの音楽も例えば30年後、そうあってほしいと思う?
TENDRE
――太朗くんは必ず続けていますよ。
TENDRE
――今年はデビュー5周年でしたね。
TENDRE
――ちなみに〈New Balance〉は117周年? 118周年? くらいですよね。
TENDRE
でも、2代目は結構本気で考えてます。それは自分の子供になるのかどうかわからないけど、ジュニア的なポジションというか。
――それができたら本当におもしろいですよね。
TENDRE
――ありえそうな未来だと思うし。
TENDRE
TENDREが考えるタイムレス/オーセンティックな表現
――5周年イヤーだった2023年は、太朗くんにとってどんな年でした?
TENDRE
けど、今年は5周年という言葉を使ってきたから、一度5年間の振り返りをすることによって、自分がやってきた音楽への取り組み方やチームに対しての自分の向き合い方も意識するようになって。バンド・メンバーしかり、それぞれが主戦場を持っている人たちだから、その個々に対して自分ができることだったり、是正したいことだったり。あとはみんなが各々頑張っているからこそ、“個”としてできることを見つけるための下準備が今年たくさんできたのかなって思います。それは音楽のみならず、来年以降に取り組む表現全般として。
――今回の企画のテーマには「タイムレス」というキーワードがあって。〈New Balance〉は機能性の進化と向き合いつつスタンダードなアイテムを生み出してきた。そのスタンダードを作っていくという意味では、太朗くんの音楽家としての理念ともクロスするところがあるのかなと。
TENDRE
この「550」も、長年履いていったらどういう風に変化していくんだろうって思いますね。いろんな場所に行けばそれ相応の傷や味がついていくわけで、そういったところは楽しみな靴でもあるし、自分がやっていることにも紐付きますね。
――ずっと普遍的に聴ける、履ける、触れるものは大事ですよね。
TENDRE
――音像や音色が時代を映すトレンドだとしたら、それって靴においてはマテリアルも含めた機能性だと思うんです。ただ、スタイルの根本にはずっとスタンダードでありクラッシックな王道感みたいなものがある。太朗くんの場合それが歌心やリリックでもあり、だからこそいつの時代に聴いてもリスナーが共鳴できる。
TENDRE
TENDREという概念を遺したい
――「550」は88年〜89年頃の復刻ということなんですが……。
TENDRE
――そっか。バブル前夜に誕生したということですね。
TENDRE
――ちなみに、太朗くんと80年代の音楽はどういう関わり方なの?
TENDRE
――やっぱりブラック・ミュージックが多かった?
TENDRE
――いま例に挙げた人たちって、2024年でも多くの人に聴かれてるじゃないですか。
TENDRE
――そう考えると、太朗くんの音楽も例えば30年後、そうあってほしいと思う?
TENDRE
――太朗くんは必ず続けていますよ。
TENDRE
――今年はデビュー5周年でしたね。
TENDRE
――ちなみに〈New Balance〉は117周年? 118周年? くらいですよね。
TENDRE
でも、2代目は結構本気で考えてます。それは自分の子供になるのかどうかわからないけど、ジュニア的なポジションというか。
――それができたら本当におもしろいですよね。
TENDRE
――ありえそうな未来だと思うし。
TENDRE
TENDREが考えるタイムレス/オーセンティックな表現
――5周年イヤーだった2023年は、太朗くんにとってどんな年でした?
TENDRE
けど、今年は5周年という言葉を使ってきたから、一度5年間の振り返りをすることによって、自分がやってきた音楽への取り組み方やチームに対しての自分の向き合い方も意識するようになって。バンド・メンバーしかり、それぞれが主戦場を持っている人たちだから、その個々に対して自分ができることだったり、是正したいことだったり。あとはみんなが各々頑張っているからこそ、“個”としてできることを見つけるための下準備が今年たくさんできたのかなって思います。それは音楽のみならず、来年以降に取り組む表現全般として。
――2枚のEPをドッキングさせることで、この5年と次の布石というのを同時に行ったアルバムを完成させた2023年でもありました。
TENDRE
――別媒体でお話したときに、TENDREの祝祭として武道館公演をやってみたいということも話していて、前の太朗くんだったら具体的な会場の名前を出すこともなかったと思うし、そこは変わった部分でもあるのかなって。
TENDRE
以前、知人が「人生においてのイベントは、自分自身で作っていかないと」って言っていて。その言葉を聞いて、自分自身で本当によかったと思えた瞬間もちゃんと公言していくべきだなと思いました。人に言う必要はないのかもしれないけど、自分が感動したポイントを残す、伝えていくことってすごく大事だなと最近考えるようになって。それも踏まえての武道館というか。武道館じゃなくて、紅白(歌合戦)でもいいんですけど、それはきっと目標だから過ぎ去るものであって……という感じですね。何にせよ、楽しくやっていけたらいいなと(笑)。
――それこそ、〈New Balance〉はユニバーサルなブランドだけど、太朗くん自身海外への興味はありますか?
TENDRE
前は言語的な部分での遠慮もあったけど、結局音楽という最も意思疎通しやすい表現があるんだから、海外の人ともどんどん交流していきたいです。それが日本での活動にもいい影響をもたらすと思うし。
――最後に、アーティスト/音楽家としての太朗くんが考える、タイムレス/オーセンティックな表現とは?
TENDRE
オーセンティックについては……音楽が本当に好きなのであれば、もっともっと深くまで突き詰められるんじゃないかって考えていて。それは届ける相手に対して、よりヘビーなことを伝えたいというわけではなくて、表現の仕方ってもっといろいろな形があるだろうし、その可能性を自分が広げていくことが大事なのかなって。みんなが「こういうことやっても意外と大丈夫なんだな」って思ったり、みんなの想像力を広げるということ。それが後に「オーセンティック」って言われるのかなと。自分もそういう表現を目指していきたいですね。
TENDRE 『TENDRE / 5th Anniversary Album ~ IN WONDER & BEGINNING ~』
Label:Universal Music
Tracklist:
1. COLORS
2. DOCUMENT (2023)
3. HEAVENLY
4. RIDE (2023)
5. DAZY
6. DON’T KNOW WHY
7. hanashi (2023)
8. YOUTH
[CD] UPCH-20662 ¥3,080(Tax in)
[UNIVERSAL MUSIC STORE限定セット] CD + GOODS(「LOVELY TENDRE BANDANNA」付属) ¥5,720(Tax in)
[LP](HMV OEM作品)¥3,630(Tax in) 2024年1月3日(水)リリース
■ TENDRE オフィシャル・サイト(https://tendre-jpn.com)
※PR #New Balance #550 #TENDRE
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