ゆいにしおの
『mid-20s的生活』
- #4 mid-20sと占い -
1997年生まれのmid-20s・シンガーソングライターのゆいにしおが、mid-20sあるあるな生活や恋愛模様を本人のイラストとともにご紹介。「mid-20s(ミッドトゥエンティーズ)」とは、20代中盤の世代のこと。あっというまに去っていった20代前半を惜しみつつも、mid-20s以降の生活に向かってたくましく生きるエッセイをお届けします。

20代中盤に入ってからというもの、女子会で「占い」が話題になることが増えた。
占いに行っている人は共通して「人生に迷った時に行く」ものらしく、人生相談がわりに使っているようだ。mid-20sはなにかと分岐点の多い時期。占いに選択を委ねたくなる瞬間もときどきある。
私もにわかだけど占いは好きだ。
本当に時々、30分3000円くらいのやつに行っているくらいのにわか。
だけど先日、意を決して90分1万5000円の占いに行ってきました。90分1万5000円て。
その占いを紹介してくれたのは、大恋愛の権化のような友人。
その占いでは前世を教えてもらえるらしく、大恋愛友人は「シスター」が前世だったそう。
恋愛禁止だったシスターが、愛を探すのをテーマに現世で生まれ変わったようなのだ。
それを聞いてたちまち占い師への信頼感が増したので、紹介してもらうことにした。
占いでは、前世のほか、運気の悪い期間やその期間にしてはいけないことなどを教えてもらった。
私はメジャーデビューが重なっていたにもかかわらず、運気の悪い期間が2年ほど続いていたようだった。
「お辛かったでしょう」と慰められた。心の中で泣いた。ここまでくればもうセラピーだ。
そして、わたしの前世は「エジプトの騎士」だった。
「男だから騎士という役割から逃れられない」というしがらみを抱えていたらしい。
このことを占いを紹介してくれた友人に伝えたら、
「ゆいさんの歌詞って女であることを大事に歌っていますよね」と言っていた。
確かに、私の曲は女であることにこだわりすぎている。
自分で意識していなかったけど、
多くの人は「女として生きていく…!!」と、
特に強く意識することなく生きている(ような気がするがどうなんでしょうか)。
なんとなく、自分の書きたい曲のテーマが「女の人生」であることが、
前世を知ることによってわかった気がした。
占いに行ったことそのものが人生を変えるわけではない。
だけど、占いに行ったことで確実に私の心は軽くなっていた。
占いには一種のカウンセリングのような効果があるような気がする。
「カウンセリングに行くまでもないが、なんとなく話を聞いてほしい」
という人には良い時間なのではないかと思う。
今後は騎士を心に飼い、女としての生活を謳歌し、ハッピーで自由な曲を描いていきたい。
占いに行っている人は共通して「人生に迷った時に行く」ものらしく、人生相談がわりに使っているようだ。mid-20sはなにかと分岐点の多い時期。占いに選択を委ねたくなる瞬間もときどきある。
私もにわかだけど占いは好きだ。
本当に時々、30分3000円くらいのやつに行っているくらいのにわか。
だけど先日、意を決して90分1万5000円の占いに行ってきました。90分1万5000円て。
その占いを紹介してくれたのは、大恋愛の権化のような友人。
その占いでは前世を教えてもらえるらしく、大恋愛友人は「シスター」が前世だったそう。
恋愛禁止だったシスターが、愛を探すのをテーマに現世で生まれ変わったようなのだ。
それを聞いてたちまち占い師への信頼感が増したので、紹介してもらうことにした。
占いでは、前世のほか、運気の悪い期間やその期間にしてはいけないことなどを教えてもらった。
私はメジャーデビューが重なっていたにもかかわらず、運気の悪い期間が2年ほど続いていたようだった。
「お辛かったでしょう」と慰められた。心の中で泣いた。ここまでくればもうセラピーだ。
そして、わたしの前世は「エジプトの騎士」だった。
「男だから騎士という役割から逃れられない」というしがらみを抱えていたらしい。
このことを占いを紹介してくれた友人に伝えたら、
「ゆいさんの歌詞って女であることを大事に歌っていますよね」と言っていた。
確かに、私の曲は女であることにこだわりすぎている。
自分で意識していなかったけど、
多くの人は「女として生きていく…!!」と、
特に強く意識することなく生きている(ような気がするがどうなんでしょうか)。
なんとなく、自分の書きたい曲のテーマが「女の人生」であることが、
前世を知ることによってわかった気がした。
占いに行ったことそのものが人生を変えるわけではない。
だけど、占いに行ったことで確実に私の心は軽くなっていた。
占いには一種のカウンセリングのような効果があるような気がする。
「カウンセリングに行くまでもないが、なんとなく話を聞いてほしい」
という人には良い時間なのではないかと思う。
今後は騎士を心に飼い、女としての生活を謳歌し、ハッピーで自由な曲を描いていきたい。

関連ニュース