佐藤千亜妃、「好きな人たちには幸せ
でいて欲しいから、音楽やライブを介
しながら一緒に歩いていけたら嬉しい
です」

シンガーソングライターとしてソロデビュー5周年を迎える佐藤千亜妃が、3rdアルバム 『BUTTERFLY EFFECT』を携えて『“BUTTERFLY EFFECT” Release Tour 「FLY FLY FLY」』を開催する。9月16日(土)恵比寿リキッドルーム、9月18日(月祝)梅田シャングリラにて開催する今ツアーを前に、アルバムに込めた想い、ライブに対する考えを訊いた。
――3rdアルバム『BUTTERFLY EFFECT』のコンセプトやポイントを教えてください。
この作品は「蝶の羽ばたきのような小さな変化が、大きな変化に繋がる」をテーマに制作していきました。今の自分を開拓しながら拡張していくような意識でサウンドデザインを構築し、言葉もメロディーも"今までの自分"と"これからの自分"のクロスポイントで紡いだようなクリエイティブになったなと思います。そして何よりも、単純に聴き心地のいいアルバムに仕上がったなと思います。お気に入りの自信作です。
――今作『BUTTERFLY EFFECT』は佐藤さんご自身にとって、どのような存在になりましたか?
並走してくれる共犯者。今後の予感に満ちた、自由でハングリーで虎視眈々とした姿勢の作品だなと思います。
――9月に東京・大阪で行なうアルバムリリースツアーの意気込みをお願いします。
有機的でありつつ丁寧に表現していけたらと思っています。音に揺れながら、このフェーズの集大成をみんなで分かち合いたいです。
――今回のツアーだけの特別な演出はありますか? また、見どころも教えてください。
演出に関しては本番のお楽しみなんですが、まだ言えないとっておきのサプライズもあるので、絶対に今回のライブに足を運んで欲しいです。レアな曲の披露もあります。
――今年、ソロデビュー5周年を迎える佐藤さんですが、これまでのライブやイベントの中で、特に思い出深い出来事を教えてください。また、佐藤さんにとってライブとはどのようなものでしょうか?
コロナ禍でツアーが中止になってしまったあとにやった、自身初の生配信ワンマンライブが記憶に残っています。手探りのなかで、色んな方の協力もあり、本当に素敵なライブ映像になったなと、達成感がありました。画面の向こうにいてくれるであろうファンの皆さんをイメージしながら歌うのは、不思議な感覚でしたが、その時の経験が今のリアルライブでも活きているなと感じます。コロナ禍では、ライブの尊さを痛感しましたし、成長できるきっかけを沢山得られたなと思います。
自分にとってのライブというものが、年々変化してきているのを感じます。昔は一方的に吐き出している感覚でしたが、今はよりお客さんと共有できる瞬間が増えたなと感じます。それは自分にとってとても嬉しいことで、音楽を通してコミュニケーションをしている感覚です。色んな感情を交差させながら、お互い、より良い人生を謳歌しよう、と肩を組み合うイメージです。
好きな人たちには幸せでいて欲しいから、音楽やライブを介しながら一緒に歩いていけたら嬉しいです。
――最後にSPICEの読者に一言お願いします。
バンドセットでお届けするワンマンライブ、またとない一夜にします。是非、音と歌に揺れに来てください!

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