総勢500名ほどの応募者の中から唯一
合格した、七瀬恋彩の魅力に迫る　舞
台『大正浪漫探偵譚-エデンの歌姫-』
インタビュー

2023年7月5日（水）草月ホールにて開幕する、舞台『大正浪漫探偵譚-エデンの歌姫-』。本公演に出演する、七瀬恋彩のインタビューが届いたので紹介する。

本作は、劇作家 鈴木茉美原作の3年ぶりの描き下ろし推理劇。大正のシャーロック・ホームズ東堂解が人並みはずれた観察力と推理力で数々の難事件に挑む人気シリーズの最新作。3年ぶりとなる本作は、探偵業を始めたばかりの東堂解が過去最大の組織犯罪の解決に奔走する中で、様々な出来事を通して東堂解の成長を描きつつ、シリーズ過去最大のスケールと仕掛けで挑む。

主演の4代目東堂解は、竹中凌平。その他、三浦海里、三井淳平、小坂涼太郎 、大平峻也、足立英昭、松村泰一郎、高士幸也、澄華あまね、七瀬恋彩、栗田学武、河内大和、山口馬木也などの出演陣が激動の大正時代を彩る。

オーディションで総勢500名ほどの応募者の中から唯一の合格者に選ばれた七瀬恋彩。彼女は、なんとプロのブレイクダンサーとしても活躍しており、TikTokのフォロワーは約130万人。そんな異色の女優・七瀬恋彩の魅力に迫るインタビューを敢行した。

七瀬恋彩 　　　(c)ALLEN

ーーオーディションに合格した感想は？

正直受かっていないと思いました。何度かオーディションがあった後の最終審査。手応えがなかったので（笑）マネージャーさんから合格の連絡が来た時は「嘘でしょ？」と思い何度も聞き返しました。連絡を受けたその場で両親にも連絡しちゃいました（笑）。

ーー今作では、大正時代の殺し屋という役です。どんな印象を持ちましたか？（ここで初めて役名を聞かされる）

そうなんですか！！（笑）　どんな役どころか深くはまだわからないのですが、アクションシーンがある？というなら身体を使うのは得意なのでワクワクしています。
ダンスの時もそうですがやる前はすごく緊張するんですけど、始まったらワクワクが勝ってしまいます。審査員にも「私を見て！」って視線を送ったりします（笑）。
草月ホールは大きいので、その中で身体を動かすことができるのはすごく楽しみです。

　　　(c)ALLEN

ーーブレイクダンスと女優の両方をやろうと思ったきっかけは

小さい頃からブレイクダンスをやっていました。高校卒業のタイミングで今の事務所からスカウトされ、その頃から演技にも興味を持つようになりました。
そこでブレイクダンスと女優を両方している方ってなかなかいないなと思い、新たなジャンルを確立したいと思いました。

ーー七瀬さんはInstagramやTikTokなど精力的に活動されてますよね。

そうですね。やっぱりブレイクダンス自体皆さんに見てもらえる機会が少ないので、誰でも簡単に見られるSNSを通じて積極的に発信をしています。
流行りの曲にブレイクダンスを取り入れてみたり、いろんな方に見ていただけるように試行錯誤しています。自身の活動からブレイクダンスを知っていただく入口になればと。

七瀬恋彩 　　　(c)ALLEN

ーー今後の活動目標について教えてください。

ブレイキングを活かしたアクションもできる女優になりたいです。

ーー本作をどんな人に見てほしいですか？

この作品はシリーズ化していて長年愛されている作品だと思うので、作品を愛している方に観ていただきたいのはもちろんですが、これを機に新しく「ろまたん」シリーズを知って下さった方にも是非観ていただきたいです。

本作が舞台出演3作目となる七瀬恋彩、稽古場でも既にダンサーとしての多彩なアクションを魅せている。オーディション参加者500名から選ばれた七瀬恋彩にしかできないプロダンサーとしてのスキルを取り入れた演技を、劇場で堪能しよう。

七瀬恋彩 　　　(c)ALLEN

なお、本公演は7月12日（水）まで上演される。