タケヤキ翔

タケヤキ翔

【タケヤキ翔 インタビュー】
人に接する時は大人で、
でも尖った部分も忘れない

YouTuberとして活動するタケヤキ翔がアニメ『組長娘と世話係』オープニングテーマ「未来のヒーローたちへ」でメジャーメーカーからの初リリースを果たした。疾走感あふれるバンドサウンドに乗せ、さわやかで真っ直ぐなヴォーカルが響き渡る同曲。また、カップリングには「1/30000日の人生[タケヤキ翔ver.]」も収録。誰もが胸をアツくするメッセージの詰まった2曲について語ってもらった。

霧島じゃないけど、
昔は“尖っていた寄り”

アニメ主題歌でメジャーメーカーから初めてのリリースということで、今のお気持ちは?

これまで“ラトゥラトゥ”という名義でのユニット活動も行なっていましたが、小さい頃から“メジャー=すごいこと”という単純なイメージがあって。それが大好きな漫画を原作にしたアニメのオープニングテーマということで率直に嬉しいです!

もともとアニメや漫画がお好きなんですか?

はい。アニメと漫画がすごく好きで、実は『組長娘と世話係』も読んでいたので、今回のお話をいただいた時は“えっ! これ、知ってる!”ってすごく驚いたし、実際に決まってめちゃめちゃ嬉しかったです。

タケヤキさんが考える『組長娘と世話係』の魅力ってどんなところですか?

強面の主人公・霧島 透が桜樹組の組長の娘・八重花ちゃんに接する時のギャップとか、二面性みたいなものが魅力じゃないですかね。人は見かけによらないじゃないけど、すごくハートフルなものを感じて、僕自身も毎週楽しく観させていただいています。

第4話にタケヤキさんもご本人役で出演されて、声優デビューも果たしてしまったわけで。

はい! まさか声優をやらせてもらえるなんて、すごく驚きました。お世辞かもしれないですけど、スタッフの方に褒めていただいたので、また機会があったらやってみたいですね(笑)。でも、YouTubeを撮る時に大きい声を出さないと画面の向こうに伝わらないということを実感していたので、普段から大きな声を出すことには慣れていたんです。画面の向こうに届けるという部分はアニメでも同じなので、YouTubeでの経験が活きたと思いました。

そんな『組長娘と世話係』のオープニングテーマである「未来のヒーローたちへ」は疾走感あふれる楽曲で、さわやかさと同時にアツいメッセージが伝わってきます。

最初は歌詞なしの状態でいただいたんですけど、すごくキャッチーだし、一発でバッと覚えてもらえるような魅力がある曲だと思いました。その後、歌詞入りのものを聴いた時は、もともと漫画を読ませていただいていたので、漫画の内容とリンクして、すごく胸に刺さってきましたね。

最初は歌とギターだけで始まりますが、そこも含めてどういう想いを込めて歌いましたか?

作家のANCHORさんに、オープニングテーマはアニメの放送が始まって最初に流れるものだから、そういう時の声はこういう声がいいとかいろいろディレクションをしていただいて、とても勉強になりました。特にその冒頭のところは滑舌も含めてなるべく聴きやすくなるように、癖のない歌い方を意識しました。地上波のテレビを通して、みんなのお茶の間に届かそうというイメージで。ラトゥラトゥとは少し違う、ヴォーカリストとして成長した歌になっていたら嬉しいです。

どういう人に届いてほしいですか?

歌詞のイメージとしては、小さい子供に向けたメッセージにも受け取れると思いました。僕自身は小さい子供がいてもおかくしくない年齢ですし、子供に接するようなやさしい気持ちというか…今まではロック調のサウンドで、がなって歌うことが多かったので、それとは違ったやさしい気持ちで歌い上げました。YouTubeの視聴者には十代も多いですし、そういう人たちの胸にも響いてくれたらと。

歌って難しかったところはありましたか?

わりとずっと高めのキーで、最高音もすごく高かったから少し苦戦しました。最初は高いところをファルセットで歌っていたんですけど、2番の大サビは迫力を出すために地声で頑張ったので、そこは苦戦しましたね。

歌詞はどう解釈しましたか? “いいな”と思った言葉とか、グッと響いた言葉とかあったら教えてください。

共感したのは《今になって気づいたんだ/それを⻘春と言うこと》というところです。その前の《放課後 路地裏 秘密基地》もそうですね。自分の子供時代を思い出すような言葉があって、胸にグッときました。当時は何も考えず見ていた景色でも、今ならすごく懐かしく感じるものなんだなって。

アニメではもともと暴力的だった霧島 透が、組長の娘である櫻樹八重花ちゃんの世話係になったことでやさしく変わっていきます。タケヤキさんにも自分を変えた出会いとかターニングポイントになった出来事はあります?

僕自身、霧島じゃないけど、昔は“尖っていた寄り”だったんですよ。YouTubeをもう10年くらいやっているんですが、最初の頃はすごく我が強くて、“同世代のYouTuberには絶対に負けないぞ!”という気持ちでしたね。それが事務所を移ったり、今のマネージャーと出会ったタイミングで、周りの人を思いやる気持ちを持つことが大事だと、なんとなく気づいたんです。“こういう言い方をしたら傷つく人がいるんだ”とか、前はそういうことを考えていなかったですから。なので、昔を知っている人から、“変わったね”ってめちゃくちゃ言われます。昔コラボしていたYouTuberさんと久しぶりに会った時も、“めちゃくちゃ丸くなったね”って(笑)。

“未来のヒーローたちへ”というタイトルに引っかけて、タケヤキさんにとってのヒーローを教えてください。

僕自身エンタメに携わる仕事をしているので、小さい頃から大好きなB'zさんやONE OK ROCKさん、そしてダウンタウンさんがヒーローですね。僕の中で“いつか会ってみたい人リスト”というがあるんですが、当然3組とも入っていますし。残念ながらまだどなたともお会いできていないですけど、YouTuberの同期・後輩が共演したりもしているので、“僕もいつか!”と改めて決意しながら観させてもらってます。

ヒーローがいることは目標にもなるし、活動の支えにもなりますね。

そうですね。その人を観て育っているので、何かしらインスピレーションを受けていると思いますし、今の自分を作ってくれているとも思います。将来的には僕自身がそういう存在になれたらと思っていたんですけど、最近すでにチラホラ出てきていて驚きます。中学生の時に僕のYouTubeチャンネルを観ていたというような子が、芸能界に入ったりYouTuberになったりしていて、仕事の現場で“観ていました”“好きです”と言ってくれるんです。それはめちゃくちゃ嬉しいですね。
タケヤキ翔
シングル「未来のヒーローたちへ」

OKMusic編集部

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